6時に起床し、朝風呂で温まり、長者原を散歩。
さすがに朝の空気は冷たい・・木の遊歩道におりた霜が凍って、スケートリンク状態。
いつ見ても、何度見ても飽きないくじゅうの山並み。
前を行く怪しいねずみ男。
創業昭和3年の老舗の宿。
トイレが共同ということを除けば、何の不自由もない。
部屋のエアコンが作動しなくて、寒くて眠れなかったのでフロントにエキストラ毛布をお願いしたら
ガスヒーターを持ってきてくれた・・ということはあったけれど。おかげでものすごく温かく朝まで熟睡。
朝食もとっても美味しくてご飯をおかわり♪
寒の地獄温泉自体の開湯は江戸末期までさかのぼるという歴史のある温泉。
名前のごとく冷たい温泉(冷鉱泉)。”痛いほど冷たい”という噂の冷泉は水着着用で入る。
10月末まで入ることができるようだけれど、チャレンジするのは夏がいいよね・・
硫黄成分がかたまって、みるからに効きそうな感じ。
冷たい水を薪で温めているのもこの宿の魅力。
希望すれば薪割り体験もできるみたい。
素朴だけれどあたたかいおもてなしの心をあちこちで感じる宿だった。
エアコンが効かなかったことの謝罪ということで、お酒までいただき恐縮・・
結果的にはガスヒーターでぬくぬくだったので、まったく問題なかったのに。
すっかりこの宿が気に入ったので、くじゅう登山の際にまた利用したいと思った。
今回はGO TOトラベルを利用したので、地域クーポンなるものが発券されるという。
宿代が安い上に、お小遣い?? どういうことかよく分からないまま、地元の経済活性化になるのなら・・と、宿から近いクーポンが使えるお土産屋さんで、お酒と白キクラゲ、高野豆腐、郷土のお菓子などを買わせてもらった。
昨夜の利き酒セットの中で一番気に入った「八鹿(やつしか)」