人吉から戻った夜に、さっそく♪
ライムと炭酸水とロック氷を準備して、米焼酎のハイボール!
いや~、美味しい。
だんだんお酒の許容量が減っていたので、この歳になって飲めるお酒が増えたのは嬉しいな~。『女将桜』は人吉に行かないと買えないので、なくなったら他の米焼酎を試してみよう。
人吉で買った、こごみを天ぷらにして宴会の始まり。
半分以上水のハイボール1杯をちびちびペースだけれど、料理(←というか、ほとんどツマミ)をゆっくり味わいながら、旅の思い出話に花が咲く。
久しぶりにリクエストで作ってもらったカルボナーラ。
パンチェッタに、ペコリーノロマーノ&パルミジャーノレジャーノ。
黒胡椒をがつんときかせて、さすがえしぇ蔵の鉄板。
今回泊った人吉の宿、「あゆの里」は、1階のロビーをはじめ、あちこちに雛人形が飾られていた。
時代によってなのか、座り方や表情、髪型が違っていて面白い。
これは古い!
江戸時代中期(享保)のころに流行した座り雛だそう。
女の人の髪飾りがなくなっていて、落ち武者みたいで怖いー。
芸者のようなお雛様。
これも享保雛。
ラウンジに座るあの後ろ姿は!?
くまも~ん。
玄関の外にも雛人形。
途中から数えるのを諦めたけれど、本当に見ごたえたっぷり。
いいものを見せてもらえた♪
人吉の朝。今日もいい天気!
日本三大急流の一つ、球磨川沿いを散歩。
いつか上流でラフティングしたいな~。
昨夜のご飯が期待以上に美味しかったので、朝食も楽しみ♪
朝は大広間でバイキングスタイル。さすが大型ホテルなので、人が多いぶん、お惣菜の種類が多く、なくなってもすぐに補充される。まず、和食にするか洋食でいくか・・カレーまであって悩むところ。
七輪の上に小ぶりの鮎。釜揚げシラスまであるところがユニーク。
他にもセルフの野菜しゃぶしゃぶのコーナーもあった。
マキイにも売っている球磨の恵みヨーグルト。
カスピ海ヨーグルトのような弾力があり食べ応えあり。
お粥+和のおかずにしたけれど、フルーツ+シリアル入りのヨーグルトも食べたので、いつもより食べ過ぎたー。
チェックアウトをして人吉城址へ。
石垣が素晴らしい!
城の跡は芝生の広場になっているところは、金沢城と同じ。
それにしても石垣が立派だ。。
雰囲気のある石の階段。
お殿様も登ったのかな? 殿様は駕籠?
川下りしてる。気持ち良さそう・・でも、ラフティングがしたい。
名残りの桜も堪能。
青井阿蘇神社、古いなぁー。
結婚式に遭遇。
SLの時間に合わせて人吉駅へ移動。
入場券を買ってホームへ。
郷土玩具「きじ馬」を眺めながら、SLを待つ。
人吉駅に来た目的の二つ目はやまぐちの駅弁を買うこと。
駅前のロータリーにも店舗はあるけれど、週末は立ち売りの”菖蒲さん”から、直接買うことができる。
SLが到着する時間が近づく。
遠くから汽笛の音と、白い煙をはく黒い車体が見えてきた~
鉄ちゃんでなくとも興奮する瞬間。
今の時代は煙は黒くないのね。
みんな菖蒲さんとSLの写真撮影に大忙し。
鮎すしと、栗飯弁当を購入して、球磨川べりでいただいます♪
鮎がまるまる1匹。インパクトあるわー、この弁当。
身に切れ込みが入っているとはいえ、小骨が多く、なかなかに食べにくい。これだけ一人で食べると飽きちゃうかな・・でも人吉に来たらやはりおさえておくべき駅弁かな。栗弁当には甘く炊かれた栗が5個も入ってた。栗型の器もかわいいね。
永国寺で幽霊の掛け軸を見たり、思っていた以上に見どころのある人吉を満喫(←何のリサーチもしていなかったので。)今度は熊本からSLに乗ってまた訪れたい。その時はぜひラフティングを・・(まだ言ってる。)
バイバイ、くまもん。
ビルの上層階にある内湯・・なんだか新鮮。
いつも小さい宿で離れの部屋にある内湯が多いので。
ちゃんと上まで源泉をひいてきているそう。
浴衣や部屋着、選び放題。
食事は2階の個室でいただくスタイル。
国内の旅コーディネーターのえしぇ蔵が、「今回の旅はあんま期待せんでね」と言っていたので、本当に期待していなかったのだけれど(それがかえってよかったのかもしれないけれど)、この宿、かなり気に入った!
まず食事がいい。
ありきたりな旅館の食事(いわゆる、刺身に焼き魚に天ぷらに、鍋かお肉がついて・・)ではなく、1品1品にさりげない工夫が感じられ、多すぎず少なすぎない量もいい。もちろん地元の食材が豊富に使われている。
”季節野菜のアトリエ”というネーミングも素敵な前菜。
大豆でできたクレープ状の皮に野菜や味噌をのせて、巻いて食べる。
刺身も盛り方に工夫があって美味しくて楽しい。
シェフと料理長がいるので、和洋の料理がミックスされているけれど、ちぐはぐにならずに、いいバランスで出てくるのも最後まで飽きずにいただける理由。
きのこのパイ包スウプ。
人吉といえば鮎。
シーズンではないので冷凍ものだけれど、一番美味しいときの魚を鮮度を損なわないように冷凍しているそうで、身がほくほくで美味♪
シェフおすすめの一品は、サツマイモのマッシュを加えた海老のグリル。
上質の黒毛和牛のステーキをテーブルの鉄板で好みの加減で焼いていただいた後は、もうご飯は入らない・・と思っていたのに、とろろと麦ごはんがきたら、箸がすすんでしまう~。
デザートの抹茶のブラマンジェまで非常に美味しくて、期待以上(そしてお値段以上)のおもてなしに大満足。
サービスの焼酎のチケットを持って、ロビー横の焼酎バーへ。
日頃”バー”なんて無縁の私たち。ちょっとどきどき。しかも焼酎は苦手なのに・・
寡黙なバーテンダーのおじさんが、ぽつぽつと語ってくれる米焼酎の話に耳を傾けながら、一口飲んでみてびっくり!
これ、めちゃくちゃ美味しい♪
ライムを加えた、米焼酎のハイボール。この歳になって出会ってしまった魅惑のお酒。
以前からマッコリが好きで、マッコリなら1杯以上飲んでも酔わなかったので、米が体質に合うのだろうけれど、米焼酎もまったく悪酔いせず、ふらふらにもならなかった。倍に薄めているとはいえ、アルコール度はかなり高いにも関わらず。
いただいた女将桜は人吉温泉の旅館の女将たちで組織される「さくら会」が製造に携わったオリジナルの焼酎。
もともと焼酎も好きなえしぇ蔵が、好んで飲んでいた芋は私は甘すぎるのと風味が洋酒のようで苦手だった。だからなおさら、米焼酎がこんなにもすっきりとして美味しいというのが嬉しい驚きだった。バーテンダーさんの話では、焼酎のモヒートも美味しいとのこと。飲んでみたいな~。
白髪岳
いつのまにか我が家の恒例行事となった”春の南九州登山と温泉の旅”
今年のターゲットは熊本は人吉の白髪岳。
寒くも暑くもなく、晴れ過ぎでもない、まさに山歩きにぴったりの一日。
何かわからないけれど、群生していてきれいだなー。
どんな花が咲くのかな~。
登りも下りも、人はおろか犬ころ一匹にも会わなかった。
ゆるやかな坂と尾根を歩くこと1時間半ほどで山頂に到着。
高さのわりに楽だった・・それは登山口の標高がすでに高いということ(汗)
マキイのお弁当。
どうしたらこんなにひん曲がる?
行きに「きれいだなー」と見ていた草は、実は有毒だった(笑)
同じくらいの時間をかけて下山し、道の駅に寄ってから今夜のお宿、人吉温泉あゆの里にチェックイン。私たちにしては珍しい大型ホテル。能登の加賀屋に泊って以来。
まずは大浴場で汗を流そう!
韓国で買ってきた苺1㎏をジャムに加工中。
すごく甘かっただけに傷み始めるのも早く、福岡空港に着くころには、角がとれたような状態で、検閲に通るかちょっとどきどき。でも何も言われずに検閲済のシールをもらえて安堵した。せっかく持って帰って来たから、ここで没収は悲しいよね。
砂糖の1/3を加え、10分ほど強火で煮て火をとめる。
粗熱がとれたら表面にラップをはって一晩おく。
翌日ラップをはがすときれいに灰汁がとれる。
砂糖1/3を加え、5分煮て火をとめる。
最後に1/3とレモン汁を加えて5分。
合計で20分ほどしか煮ないので、粒がしっかり残るさらっとしたジャム。
数年前に雑誌でみてから、苺ジャムはこの方法ばかり。
今年は桜の開花が早くて、3月末にはすでに葉桜。
毎日、平和台のお堀の桜を見ているのでわざわざ花見にはいかなかった。
桜まつりの期間は、朝から夜まですごい人だったー。
今月2回目の発酵教室。
瓶の中の発酵食品。時どき、ぶくっと泡がたったりして、生きてるって感じ。
今回のスポットレッスンのテーマは「重ね煮」と「10分味噌」
10種類以上の野菜やきのこ類をひたすら刻む・・・
この作業は大変だけれど、一度作っておけば、いろいろな料理に展開できる。
10分味噌は、”大豆を浸水して茹でて潰す”という工程を、おからを使うことで省いてしまおう、だから10分でできる味噌、というわけ。
ぎゅーぎゅーに野菜が入った鍋を煮ている間に、食事タイム。
干し筍と南関揚げの入った炊き込みご飯、野草とつくしの和え物、梅干し入りの即席すまし。シンプルだけれど、しみじみと美味しい。一口を小さくして(一口サイズとは親指の先くらいの大きさ)、30回~できれば100回もぐもぐ噛んでから飲み込む。姿勢よくとは、胃をまっすぐにすること。
そうやってみんなでもぐもぐしていたら、30分経っても半分も食べられなくて、結局ご飯は半分でお腹がいっぱいになってしまった。本当はそのくらい食べればちょうどいいのかもしれない。
先生が作られた糠漬けと粕漬けも絶品。
さぞや由緒ある糠床と思いきや・・前日に仕込んだばかりと聞いてびっくり。
先生の発酵教室は、”体にいいから食べましょう”、から始まるのではなく、なんだか面白そうだし、こんな風に作っても美味しいよね、というアイデアにあふれている。自分の身体の声に正直に向き合い、頑張りすぎず、続けていけるヒントがたくさんもらえるので、同じテーマのレッスンでもそのたびに新たな学びがある。
この日ご一緒した方は、フルタイムで仕事をしながら、いつも家族のために一生懸命家事をしていて、朝は座って食べたことがないと言われていた。座って、ゆっくり噛んで食べる。その時間が彼女にとって、大きな癒しの時間になったようで、涙ぐまれていた。
できあがった重ね煮と10分味噌をお持ち帰り。
他にも濃縮出汁や、糠床やお漬物もいただいて、お土産たくさん♪
その後この重ね煮は、
味噌汁→ミネストローネ→鶏ももソテーの付け合わせ、と展開。
また、このWECKの瓶を持参して、スポットレッスンに参加したいな~
最終日はお昼の便だったので、早めにホテルをチェックアウトして、新しくできた第2ターミナルを見学することに。ソウル駅でチェックインを済ませると、スーツケースを預けられるのでラクラク~♪ 仁川空港の長い列に並ばなくていいし、出国手続きも別の扉から入れてもらえてスルー。これだけで1時間は得する。
第2ターミナルは終点駅。両ターミナルは、同じ敷地にあるかと思いきや・・15kmも離れていて、シャトルバスで16分かかる。大韓航空などは第2ターミナルなので、これから間違えないようにしなくては。
さすがにピカピカ!
釜山の老舗練りもの店、サムジンオムクがはいってる!
夜ごはんにコロッケやぐるぐるまきの練りものを購入。
CAさんたちも次々に来店。
フードコートで朝食。
この中にも名店がたくさんはいっているみたい。
旅の終わりに美味しい韓国料理が食べられるのは嬉しい♪
全州ビビンパップと、カルグクスを3人でシェア。
野菜がすごく美味しい!
さすがに朝から乾杯は・・
でも、約1名飲んでいる人が・・
旅の前にみていた「空港に行く道」は、久しぶりに感情移入できる好きなドラマだった。CA役のキムハヌルが長いエスカレーターを降りて、イサンユンと会うシーンは、第2ターミナルで撮影されたのかなぁ。
こんな感じのところだった。
オリンピックの名残り。
第1ターミナルに戻り、これ以上ショッピングする気力も体力も尽きて、搭乗時間まで休憩。予約時点では夕方便がとれなくて悔しい思いをしたけれど、明日の仕事を考えると昼便でよかったかも。昔ほどはむちゃできなくなったー。
暖かい柚子茶と韓国のお餅でほっこり。
やっぱりソウルは楽しかった。次は初冬ごろに行きたいな~
今回の旅はホテルが東大門だったので、その周辺ばかりで遊んでいた。
体力的にも時間的にも江南へは行けず・・
No BrandはEマートのプライベートブランドで、価格が安く品質がよいことで大人気だそう。シンプルさがおしゃれなところは、ユニクロみたい?
お菓子を数点買って帰ったら、これが期待以上に美味しくて、もっと買ってくればよかったー。次回はここでお土産も調達しよう。
お目当ての手袋屋を探して、平和市場を歩く歩く・・途中でフロアが違うことに気づき(汗)再び歩く歩く。なにせ全長600mあるから、行けども行けどもお店は続く。
やっとたどりついたー。やはり市場価格はかなりお安い。これならちょっと色で遊んでみてもいいかも。
さすがに夜はあまりお腹がすかなかったのと、Yさんの「チヂミが食べたい」の希望で、屋台で買ってホテルで食べることに。まぁ、いつものニ次会が夜ご飯に変わっただけのこと。
ニラがたっぷり入ったチヂミ。美味しそう~。しかし油の量が半端ない。
細長いキムパも買って。
はい、お約束の乾杯。
パッキング前で部屋は荷物でごったがえしてる。
パッキングを終え、このまま寝てしまうのももったいなくて、再び夜の町へ。
夜の東大門。改めて未来都市だー。
未知との遭遇の音楽が頭の中で流れてる。
宇宙船の中に吸い込まれていく~
再び百味堂。
ここのアイスと珈琲、本当に美味しい!
2日目もよく歩いて、よく食べて、よく遊んだ。
さぁ、2日目も元気に出発!
ホテルから歩いて中部市場へ。
試食して明太子を1㎏購入。韓国の明太子は味が素朴で好き。
いつも買っているお店のおばちゃん・・ん??若返った??
間違えたー!!こっちのハルモニだった。
もう明太子は買ってしまったから、えごまのキムチを購入。
5000W(約500円)で山のように入ってる。
ファンテ(干しタラ)、
ファンテ(干しタラ)、パレ(乾燥岩海苔)などを買っていると、あっという間に両手がふさがっていく。
ホテルに荷物を置き、ロッテ免税店へ。
相変わらず中国人多い~。
ランチは何にする~??
やっぱり、あのチキンを食べずに帰れないよね、ということで、タクシーで付岩洞へ。
かろうじて並ばずに入れたけれど、2時近くなのに地下も1階もほぼ満席。
山が近いので登山の格好の団体さんも多い。
私も始めてここのチキンを食べたのは、北漢山に登って、へろへろになって下山した後だった。あのときのビールとチキンの美味しさといったら・・今でも忘れられない。あのころは店名はチアーズだったけれど、数年前にケヨルサに変わった。
チメで乾杯(チキンのチと、メクチュ(ビール)のメ)
1羽20000W。
なんとなくチキンのサイズが小さくなったような・・ポテトの量も減ったかな。それでも3人で食べても余る量だから十分。
コルベンイムッチム(つぶ貝の和え物)のソーメン添え。大好物の韓国料理のひとつ♪ 梨やリンゴ、きゅうりがたっぷり入っていて、ソーメンと和えて食べると辛さが中和される。
あぁ、、やっぱりここのフライドチキンは絶品。
この後、かき氷を食べる予定だったので腹ごなしに付岩洞を散策。
城壁沿いに遊歩道が整備されている。
この度で唯一の観光?っぽい時間。
敵に向かって鉄砲や矢で攻撃するための穴。
天気もよくて気持ちの良い散策だった。
さ、お腹の準備もととのった(はやっ。)
かき氷専門店のプピン。外観からラブリ~♪
インスタで気になっていた、かぼちゃピンス。
目の前にすると改めて、おぉ~~ なんだこれ!?
写真を撮っているうちに溶けたのではなく、最初からこのビジュアル。
本当に美味しいのかな~?
半信半疑でひとくち。うわっ、まさにかぼちゃ。
ふわっふわの氷との相性は不思議にぴったり。
氷の中に少し甘めのかぼちゃソースが隠れている。
オーソドックスなパッピンスも絶品。
お願いすれば、”追いあんこ”も可能。
氷がふわふわで、一すくいごとにかさがどんどん減っていく。
かぼちゃピンスは黒コショウも合う。ますます不思議~
タンパッチュ(おしるこ)も、日本のさらさらタイプとは違い、ぽってりとして甘さ控えめで美味しい。
インテリアもかわいくて、”映え”スポットがたくさん。
付岩洞を満喫して、再びタクシーで東大門に戻る。
道がいつも以上に混んでいて、運転手さんによると今日だけで大きなデモが4箇所であっている影響だとか。セマウル号の抗議集会とか、前大統領への抗議とか、現政権への不満とか、みんな違う抗議運動らしい。ものすごい人数のデモが毎週土曜日に行われているらしい。デモの場所には、大人数の警官が配備されるので、本当にソウルの町は土曜日はすごいことになっている。
「デモをして何か解決するのですか?」と、アジョシに尋ねてみたら。。
「解決しないから、やっているんだよ」と。それはそうだ・・愚問でした(汗)
2日目の午後につづく・・