例年は年越し蕎麦は夜に自宅で食べていたけれど、今年はお昼にしようと野間の『彦』へ。
既に15人ほど並んでいる。
蕎麦なら回転は速いだろう。いつもはおじちゃんとおばちゃんが二人で切り盛りしているけれど、さすがに大晦日は人を雇っているだろうと列に並んだのだけれど、一向に人が減らない。
なんと大晦日も二人で頑張っている様子。
1時間ほど待って入店すると、ほとんどのテーブルは空いているけれど、人手が足りなくて回っていない様子。並んでいるときは回転の悪さにちょっと苛立ったけれど、お二人の姿を見たら何も言えなくなってしまった。疲れているだろうに笑顔を絶やさない明るいおばちゃん。前日から「おじちゃんは死に物狂いで蕎麦を打ちようよ」と。待っている間も持ち帰りのお客さんがひっきりなし。持ち帰りで200食、店内用に80食分の蕎麦を1人で手打ちするのは、どれだけ大変なことだろう。
今日はもり蕎麦がどんなご馳走よりも贅沢に思えた。
私たちの後10名ほどで蕎麦は終了。危なかったー。
麺もつゆも、蕎麦湯もすべてここが一番。本山葵とお塩で食べると、十割蕎麦の美味しさがより引き立つことも教えてもらった。
夜の刺身を買うためにバスで天神へ。
そしてちょっとおやつ休憩。
ここでも10分ほど並んで・・
初のイートイン。
とろとろクリーミィなチーズをしっかり支える固いタルトのハーモニー♪
そして夜。
昨年から対馬には鰤はもう送らなくていいよと言っているので、刺身を調達。
魚屋で鰤の値段を見るにつけ、20年近く毎年1匹送ってもらって、どれだけ贅沢していたか思い知る。
でも当時はさばくのも大変だし(←えしぇ蔵の仕事だったけれど)、刺身で大量に食べて、あらは鍋にして、切り身にして、1月いっぱいかかって食べていたので、ありがたみが薄れていた。
美味しい魚をあれこれ少しずつ、がちょうどいい。
テレビは何も見ず10時過ぎにはおやすみなさい・・
こうして2017年は暮れていった。