昨日の河畔の歌会でのことをちょこっとだけ。
昨日の歌会には、近頃お気に入りの永井陽子さんの一首「雨戸のむかうは海であつたといふやうな朝は一度もなくて古き家」(永井陽子『てまり唄』(砂子屋書房:1995年)の〈雨戸のむかう〉を頂いて、〈雨戸のむかう朝闇のなか影はあり 腕振り上ぐる鬼神の木像〉なる一首をつくり予め提出していたのでしたが、読んでいてわくわくするような発想の飛躍や捻りがなく平板でつまらない、〈朝闇〉は〈暁闇〉ではないか、などのお声とみに多し。。。
〈鬼神の木像〉は、実は、〈平安時代中期に邪気や御霊( ごりょう)を払うために平安京の大路小路に置いたとみられる木造鬼神像〉をイメージして詠んでみたもの。詠みようがあまりに拙くてどなたにもそれを理解して頂けなかったのが本当に残念でした。推敲したいです。。。
最新の画像[もっと見る]