嚔、洟の止まらないここ数日。春の花粉症シーズンを思い出してしまうほどの鼻のぐじゅぐじゅ。花粉症特効薬の粉末べにふうきを粉薬のように服用しています。お経前に服むと不思議とピタリとしばしの間鼻のぐじゅぐじゅが止むので重宝しています。ということでこの花粉症。困ったものです。
家のクリプトン球が切れてしまったので、仕事のあとの夕方、所用で日比谷と赤坂に出たついで、久しぶりに赤坂の家電量販店を覗くことにした。目的のものはすぐに買えた。そして、私の足はラジオ売り場へ。いろんなラジオが並んでいてそれぞれの説明書きを読みつつ製品にこそっと触れて空想するのは本当に楽しい。あっという間に時間は過ぎて、買わないのについつい長居をしてしまった。反省。。
幼心に「この曲、格好いいなあ」と強烈に思ったものでした。懐かしいです。冨田勲作曲『ジャングル大帝』エンディングテーマ(歌唱・弘田三枝子)https://www.youtube.com/watch?v=LdtNupGGy8Q&feature=youtube_gdata_player
モーリアックの『テレーズ・デスケールー』は遠藤周作氏による名高い訳。そう言えば、なにかのエッセイで遠藤氏は、悪を正面から描くことの想像を絶する難しさを述べつつ、現代に活躍している作家のなかでそれをできるのは恐らく高橋たか子氏ぐらいだろう、と書いておられたが、その高橋たか子氏もたしか今年だったか鬼籍に入られてしまった。
これからしばらく遠藤氏のモーリアックを久しぶりに読んでみたい。
これからしばらく遠藤氏のモーリアックを久しぶりに読んでみたい。
ブラームスの4つの交響曲の主音を並べるとモーツァルトの交響曲第41番ハ長調『ジュピター』第4楽章の冒頭のメロディになるとか、ブラームスが終生モーツァルトの交響曲第40番ト短調の自筆譜を愛蔵していたとか、ブラームスとモーツァルトに関わる逸話はまったく枚挙に暇がないのだが、それはそれで措いておく。今夕、ラジオでブロムシュテット指揮NHK交響楽団のブラームスの交響曲第2番、第3番を聴いた。総じてあっさりした演奏で好き嫌いの分かれそうな感じだったが、私はこういう演奏も好きだなと思った。とりわけ第2番第1楽章の冒頭のホルン、天上にのぼってゆく感じがよかったです。
今年はブラームス生誕180年。生きていたら180歳。今宵、ブラームスがオーケストラ作品として最初に手掛けてオーケストラのための作曲に大いに自信を得た作品と言われる『ハイドンの主題による変奏曲』を聴きながら、ブラームスが若き日に書いて後に破棄し残していない数々の初々しく魅力的な交響曲の響きを想像しています。