カームラサンの奥之院興廃記

好きな音楽のこと、惹かれる短歌のことなどを、気の向くままに綴っていきます。

解放

2007-09-30 20:55:36 | Weblog
 レポート三昧だった今日のことをめちゃくちゃな一首で表現してみると、次のようになるかもしれません。

茗荷谷(みょうがだに)のカフェに『親鸞集』を広げ鼻毛抜きつつミルクを啜る

 ホットミルクの温かさに思わずほっとしてしまう涼しい一日でした。

 かつて中上健次さんが一日中喫茶店に籠もって執筆をされたという話を聞いたことがあります。じっさい、雰囲気のよい喫茶店の居心地のよい椅子に座ってさほど広くないテーブルに原稿用紙を広げ升目を埋めていく作業は楽しいです。

 というわけで、おかげさまで、やっとレポート課題から解放されました。。
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日録メモから

2007-09-30 07:00:02 | Weblog
 メモです。。

 昨日は仕事が終わると、お土産の京都のイノダのココア缶を持ってご無沙汰中のO先生の研究室をお訪ねし、近況報告を兼ねた雑談。その後、先生の『漢文講読2(後期)』の第1回授業に潜らせて頂く。受講者は非常に多く、40名ほど。テキストはプリントで、本覚思想文献のひとつ、源信『自行略記』と、覚超『自行略記注』。初見でもすらすらと読みやすくて、あれ、漢文ってこんなに易しかったっけ??という印象。そもそも、去年のテキストよりも大分易しくなっているような感じを受ける。授業が終わると、自転車で築地のお寺へ。映画『日本の青空』上映会。芸術のための映画というよりも教育のための映画の肌触りが強いのは題材ゆえに当然か。日本人は是非見たほうがよい一本だと思う。夜9時30分頃終了。自転車で帰宅。猛烈に疲れる。
 今日は、専らレポート書きと、時間があったらブラームスの交響曲第1番をやるN響コンサートを覗きたいです。
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よしなしごと3

2007-09-29 03:55:39 | Weblog
 おかげさまで、昨夜は帰宅してすぐさま休む用意をしてバタンキューと倒れこんだので、なんとなく目覚めた今は、昨日あれほど不調だったのが嘘みたいです。今日は、大学の後期授業開始日。時間が合えば恩師のO先生の仏教漢文の授業に潜らせて頂きたいと考えてます。寝るのが勿体ないので、ラジオ深夜便を聴きながら、このまま起きていようかななんて思っています。
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よしなしごと2

2007-09-29 02:29:34 | Weblog
 短歌を始めてあらためて気付かされたことがあります。それは人間の浅はかな傲慢さと言えるものかもしれません。
 歌会で時々目にしてしまうのですが、自分の方が人生経験も歌歴も長いのだから、お前たちは黙って俺の意見に従えというような態度をとってしまう人がおられます。そういう方に限って、作られる歌は凡庸退屈でしかも批評もとんちんかんなことが多いので、困ったものだなとひそかに感じてしまうことが多いです。ほんとうは、謙虚な学びの中にこそ上達の道はあるはずなのですが、なかなかそのことに気付けないのは、傍から見ていてもお気の毒でなりません。
 自戒を込めて、つくづく人間は難しい生き物だと思います。
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よしなしごと

2007-09-29 01:42:44 | Weblog
 尾籠な話ですが、昨日は、どういうわけか学校の授業開始早々にお腹が激しくピーピーになり、休み時間のたびにトイレに駆け込まなくてはなりませんでした。休み時間がこんなにも待ち遠しいなんて久しくないことでした。波が襲ってくるたびに時計とにらめっこでした。しかも、授業はよりにもよって腹式呼吸やら腹筋やらをよく使う「勤式声明」で、お腹に過度の刺激を与えないように、周りに気付かれないように歌う(唱える)ことといったら、まったく冷や汗ものでした。とはいっても、授業の内容の方は、先日の得度習礼中の過酷な(?)特訓のおかげで、この上なく楽チンだったので楽しかったのですが。。。つくづく健康が大事と思いました。
 皆様におかれましても、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。
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映画「日本の青空」のこと

2007-09-28 14:13:21 | Weblog
明日(9月29日(土))、東京都中央区・本願寺築地別院 第一伝道会館 ブディストホールで映画「日本の青空」の上映会があります。

上映時間:
11:00~13:10
14:00~16:10
17:00~19:10
19:30~21:40

チケット代:1500円(当日)
      1200円(前売)

映画「日本の青空」
http://www.cinema-indies.co.jp/aozora/

沙也可(田丸麻紀)は「月刊アトラス」編集部の派遣社員。部数復活をかけた企画「特集・日本国憲法の原点を問う!」で、先輩達が白洲次郎(宍戸 開)、ベアテ・シロタ・ゴードン、など著名人の取材を検討する中、沙也可も企画を出すようチャンスを与えられる。そんな折、母(岩本多代)の助言により、沙也可は全く名も知らなかった在野の憲法学者・鈴木安蔵(高橋和也)の取材を進めることになる。安蔵の娘・子(水野久美)と潤子(左 時枝)への取材に成功した沙也可は二人の証言から、戦時下での在野の憲法学者としての安蔵の苦労と崇高さを知る。そして沙也可は_子から託された古びた安蔵本人の日記帳を手がかりに、安蔵を支えた聡明な妻・俊子(藤谷美紀)の存在や、日本国憲法誕生を巡るドラマの核心を明らかにしてゆく―。
戦後まもなくの日本では民主主義国家の形成に向けて知識人たちがいち早く行動を開始する。大日本帝国憲法にかわる、真に民主的な新憲法は民間人から生まれてしかるべきだという気運が彼らを取り巻いていた。安蔵はそんな時代の流れの中で高野岩三郎(加藤 剛)、森戸辰男(鹿島信哉)、室伏高信(真実一路)、岩淵辰雄(山下洵一郎)、杉森孝次郎(坂部文昭)らと民間の「憲法研究会」を結成する。メンバー唯一の憲法学者である安蔵を中心に、彼らは新しい時代に求められるべき憲法を探るため草案完成に向け論議を重ねて力を尽くす。
日本政府によって作成された憲法草案は大日本帝国憲法と基本的には代わり映えしないものでGHQ側にあっさりとはね返された。対して、「憲法研究会」が熟考を重ね、GHQに提出した草案は、真に民主的なものであると高く評価され、GHQ案に多大な影響を与えることに・・・・

<憲法草案要綱>  憲法研究会案

高野岩三郎、馬場恒吾、杉森孝次郎、森戸辰男、岩渕辰雄、室伏高信、鈴木安蔵

根本原則(統治権)
一、 日本国ノ統治権ハ日本国民ヨリ発ス
一、 皇ハ国政ヲ親ラセス国政ノ一切ノ最高責任者ハ内閣トス
一、 天皇ハ国民ノ委任ニヨリ専国家的儀礼ヲ司ル
一、 天皇ノ即位ハ議会ノ承認ヲ経ルモノトス
一、 摂政ヲ置クハ議会ノ議決ニヨル

国民権利義務
一、 国民ハ法律ノ前ニ平等ニシテ出生又ハ身分ニ基ク一切ノ差別ハ之ヲ廃止ス
一、 爵位勲章其ノ他ノ栄典ハ総テ廃止ス
一、 国民ノ言論学術芸術宗教ノ自由ヲ妨ケル如何ナル法令ヲモ発布スルヲ得ス
一、 国民ハ拷問ヲ加ヘラレルルコトナシ
一、 国民ハ国民請願国民発案及国民表決ノ権利ヲ有ス
一、 国民ハ労働ノ義務ヲ有ス
一、 国民ハ労働ニ従事シ其ノ労働ニ対シテ報酬ヲ受クルノ権利ヲ有ス
一、 国民ハ健康ニシテ文化的水準ノ生活ヲ営ム権利ヲ有ス
一、 国民ハ休息ノ権利ヲ有ス国家ハ最高八時間労働ノ実施勤労者ニ対スル有給休暇制療養所社交教養機関ノ完備ヲナスベシ
一、 国民ハ老年疾病其ノ他ノ事情ニヨリ労働不能ニ陥リタル場合生活ヲ保障サル権利ヲ有ス
一、 男女ハ公約並私的ニ完全ニ平等ノ権利ヲ享有ス
一、 民族人種ニヨル差別ヲ禁ス
一、 国民ハ民主主義並平和思想ニ基ク人格完成社会道徳確立諸民族トノ協同ニ努ムルノ義務ヲ有ス

議会
一、 議会ハ立法権ヲ掌握ス法律ヲ議決シ歳入及歳出予算ヲ承認シ行政ニ関スル順則ヲ定メ及其ノ承認ヲ得ルヲ要ス
一、 議会ハ二院ヨリ成ル
一、 第一院ハ全国一区ノ大選挙区制ニヨリ満二十歳以上ノ男女平等直接秘密選挙(比例代表ノ主義)ニヨリテ満二十歳以上ノ者ヨリ公選セラレタル議員ヲ以テ組織サレ其ノ権限ハ第二院ニ優先ス
一、 第二院ハ各種職業並其ノ中ノ階層ヨリ公選セラレタル満二十歳以上ノ議員ヲ以テ組織サル
一、 第一院ニ於テ二度可決サレタル一切ノ法律案ハ第二院ニ於テ否決スルヲ得ス
一、 議会ハ無休トス
   ソノ休会スル場合ハ常任委員会ソノ職責ヲ代行ス
一、 議会ノ会議ハ公開ス秘密会ヲ廃ス
一、 議会ハ議長並書記官長ヲ選出ス
一、 議会ハ憲法違反其ノ他重大ナル過失ノ廉ニヨリ大臣並官史ニ対スル公訴ヲ提起スルヲ得之カ審理ノ為ニ国事裁判所ヲ設ク
一、 議会ハ国民投票ニヨリテ解散ヲ可決サレタルトキハ直チニ解散スヘシ
一、 国民投票ニヨリ議会ノ決議ヲ無効ナラシムルニハ有権者ノ過半数カ投票ニ参加セル場合ナルヲ要ス

内閣
一、 総理大臣ハ両院議長ノ推薦ニヨリテ決ス
   各省大臣国務大臣ハ総理大臣任命ス
一、 内閣ハ外ニ対シ国ヲ代表ス
一、 内閣ハ議会ニ対シ連帯責任ヲ負フ其ノ職ニ在ルニハ議会ノ信任アルコトヲ要ス
一、 国民投票ニヨリテ不信任ヲ決議サレタルトキハ内閣ノ其ノ職ヲ去ルヘシ
一、 内閣ハ官史を任免ス
一、 内閣ハ国民ノ名ニ於テ恩赦権ヲ行フ
一、 内閣ハ法律ヲ執行スル為ニ命令ヲ発ス

司法
一、 司法権ハ国民ノ名ニヨリ裁判所構成法及陪審法ノ定ムル所ニヨリ裁判之ヲ行フ
一、 裁判官ハ独立ニシテ唯法律ニノミ服ス
一、 大審院ハ最高ノ司法機関ニシテ一切ノ下級司法機関ヲ監督ス
   大審院長ハ公選トス国事裁判所長ヲ兼ヌ
   大審院判事ハ第二院議長ノ推薦ニヨリ第二院ノ承認ヲ経テ就任ス
一、 行政裁判所長検事総長ハ公選トス
一、 検察官ハ行政機関ヨリ独立ス
一、 無罪ノ判決ヲ受ケタル者ニ対スル国家補償ハ遺憾ナキヲ期スヘシ

会計及財政
一、 国ノ歳出歳入ハ各会計年度毎ニ詳細明確ニ予算ニ規定シ会計年度ノ開始前ニ法律ヲ以テ之ヲ定ム
一、 事業会計ニ就テハ毎年事業計画書ヲ提出シ議会ノ承認ヲ経ヘシ
   特別会計ハ唯事業会計ニ就テノミ之ヲ設クルヲ得
一、 租税ヲ課シ税率ヲ変更スルハ一年毎ニ法律ヲ以テ之ヲ定ムヘシ
一、 国債其ノ他予算ニ定メタルモノヲ除ク外国庫ノ負担トナルヘキ契約ハ一年毎ニ議会ノ承認ヲ経ヘシ
一、 皇室費ハ一年毎ニ議会ノ承認ヲ経ヘシ
一、 予算ハ先ツ第一院ニ提出スヘシ其ノ承認ヲ経タル項目及金額ニ就テハ第二院之ヲ否決スルヲ得ス
一、 租税ノ賦課ハ公正ナルヘシ苟モ消費税ヲ偏重シテ国民ニ過重ノ負担ヲ負ハシムルヲ禁ス
一、 歳入歳出ノ決算ハ速ニ会計検査院ニ提出シ其ノ検査ヲ経タル後之ヲ次ノ会計年度ニ議会ニ提出シ政府ノ責任解除ヲ求ムヘシ
   会計検査院ノ組織及権限ハ法律ヲ以テ之ヲ定ム
   会計検査院長ハ公選トス

経済
一、 経済生活ハ国民各自ヲシテ人間ニ値スヘキ健全ナル生活ヲ為サシムルヲ目的トシ正義進歩平等ノ原則ニ適合スルヲ要ス
   各人ノ私有並経済上ノ自由ハ此ノ限界内ニ於テ保障サル
   所有権ハ同時ニ公共ノ福利ニ役立ツヘキ義務ヲ要ス
一、 土地ノ分配及利用ハ総テノ国民ニ健康ナル生活ヲ保障シ得ル如ク為サルヘシ
   寄生的土地所有並封建的小作料ハ禁止ス
一、 精神的労作著作者発明家芸術家ノ権利ハ保護セラルヘシ
一、 労働者其ノ他一切ノ勤労者ノ労働条件改善ノ為ノ結社並運動ノ自由ハ保障セラルヘシ
   之を制限又ハ妨害スル法令契約及処置ハ総テ禁止ス

補則
一、 憲法ハ立法ニヨリ改正ス但シ議員ノ三分ノ二以上ノ出席及出席議員ノ半数以上ノ同意アルヲ要ス
   国民請願ニ基キ国民投票ヲ以テ憲法ノ改正ヲ決スル場合ニ於テハ有権者ノ過半数ノ同意アルコトヲ要ス
一、 此ノ憲法ノ規定並精神ニ反スル一切ノ法令及制度ハ直チニ廃止ス
一、 皇室典範ハ議会ノ議ヲ経テ定ムルヲ要ス
一、 此ノ憲法公布後遅クモ十年以内ニ国民投票ニヨル新憲法ノ制定ヲナスヘシ

※この「憲法草案要綱」憲法研究会案は一九四五年十二月二十六日にGHQと日本政府に提出された。

*****

*チケット購入、お問合わせについては、、、
浄土真宗本願寺派(西本願寺)本願寺築地別院内
東京教区基幹運動推進委員会
所在地:〒104-8435
東京都中央区築地3-15-1
電話:03-3541-1666
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演奏会情報から

2007-09-28 12:37:42 | Weblog
 興味深い演奏会情報から、です。

EPOCHESTRA NIPPON 第1回リクエストコンサート
日時:2007年9月30日(日) 13時開演
場所:かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール(1階席のみ)
入場料:2,000円(税込み)全席自由

このコンサートは、生で聴いてみたい曲!
普段聴けないマニアックな曲、もう1度聴きたい曲などなど、とにかく聴きたい曲を募集して、その上位の曲を演奏します。
しかも何が選ばれ、何を演奏するかは当日発表ですが、「いくらなんでも何を演奏するかわかんないと…。」と思われる方に朗報!
ご安心ください!上位10曲程度ホームページにて随時公開します!
ただし順不同なので、どの曲が選ばれるかわかりません。
あなたのリクエスト曲が演奏されるか、楽しみにしていてください!

8月度リクエスト集計上位10曲(順不同)
ロッシーニ/ウィリアムテル序曲
ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」
エルガー/威風堂々
ベートーヴェン/交響曲第7番
ホルスト/組曲「惑星」
シベリウス/フィンランディア
チャイコフスキー/白鳥の湖
ブラームス/交響曲第1番
チャイコフスキー/くるみ割り人形
プロコフィエフ/ロメオとジュリエット

7月度リクエスト集計上位10曲(順不同)
ロッシーニ/ウィリアムテル序曲
ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」
エルガー/威風堂々
ベートーヴェン/交響曲第7番
ホルスト/組曲「惑星」
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番
チャイコフスキー/白鳥の湖
サン=サーンス/組曲「動物の謝肉祭」
チャイコフスキー/くるみ割り人形
プロコフィエフ/ロメオとジュリエット

6月度リクエスト集計上位10曲(順不同)
ロッシーニ/ウィリアムテル序曲
ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」
エルガー/威風堂々
ベートーヴェン/交響曲第7番
ホルスト/組曲「惑星」
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番
ガーシュイン/ラプソディ・イン・ブルー
サン=サーンス/組曲「動物の謝肉祭」
チャイコフスキー/くるみ割り人形
プロコフィエフ/ロメオとジュリエット

松井慶太(指揮)
EPOCHESTRA NIPPON(管弦楽)

http://www.epochestra.net/concert/


*****

かつしかシンフォニーヒルズ
〒124-0012 東京都葛飾区立石六丁目33番1号
TEL: 03-5670-2222
FAX: 03-5698-1546
京成青砥駅下車徒歩5分(又は京成立石駅下車徒歩7分)
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ブラームスの交響曲第1番

2007-09-28 11:30:17 | Weblog
 メモです。

画像:ブラームスの『交響曲第1番ハ短調』(自筆スコア)第4楽章の第一主題の弦楽セクション部分から。

画像の3小節目の2、3拍目に見えるスタッカートが興味深いです。

実際の印刷譜にはこのスタッカートは採用されなかったそうです。
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日記メモから

2007-09-27 05:52:51 | Weblog
 家に帰ると、日本作曲家協議会の事務局の方から留守電あり。江村哲二さんの『ヴァイオリン協奏曲第二番』のスコアはまだ届いていませんか? 先々週の末に郵便局に投函している記録がちゃんとあるのですが。。。とのこと。はい、まだ着いてません。。。いったい、どうなっているのやら。ミステリーである。
 ここのところ学校の課題のレポート書きにふうふう言っています。面白いものを書きたいのですが、なかなか難しいです。
 腕時計の電池が切れてしまい、今ビックカメラ有楽町店に入院中。よって腕時計なし生活二日目に突入。いいようなわるいような。でもやっぱり不便です。
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北九州市の清張旧居、保存へ

2007-09-25 13:47:32 | Weblog
 メモです。

《松本清張の居宅、ファンの会が購入し保存へ 北九州市》
(2007年09月25日08時35分朝日新聞記事)

画像:松本清張の旧居。終戦直後から作家デビューをはさみ、約8年間住んだ=北九州市小倉北区黒住町で

 作家の松本清張(1909~92)が終戦直後から約8年間住んだ北九州市小倉北区黒住町の家を、ファンでつくる「清張の会」(北九州市)が寄付を集めて購入し、保存することを決めた。デビュー作の「西郷札」や、芥川賞を受賞した「或る『小倉日記』伝」などが執筆された部屋は、ほぼ当時のままだ。09年は清張生誕100年。同会の上田喜久雄事務局長は「清張の仕事の原点のような旧居を、北九州が誇る文化財として一般公開し、PRしていきたい」と話している。
 この家は1935年ごろ、旧陸軍の兵器工場、小倉陸軍造兵廠(ぞうへいしょう)(当時の陸軍造兵廠小倉工廠)の社宅として建てられた。木造平屋建てで6畳、4畳半、3畳の部屋と台所がある。兵役から復員して朝日新聞西部本社勤務に戻った清張は45年末にこの家を借りて入居。52年に購入し、翌53年末まで家族8人で暮らした。
 終戦後の混乱のなか、疎開させていた家族を呼び寄せた。自伝小説「半生の記」には、会社の印刷部の男性から「あそこだったら貸してくれるかもしれないよ」と聞き、「山のほうに寄ったところで、不便この上ない土地だった」と思いながらも早速入居を決めたことや、佐賀でほうきを仕入れて売り、生活費の足しにした様子などが書かれている。
 作家活動のスタートを切ったのは、この旧居にいた時期だ。50年、仕事の合間に書いた短編「西郷札」が週刊朝日の懸賞小説に3等で入選。52年に発表した「或る『小倉日記』伝」で53年に芥川賞を受けた。
 清張は53年12月の東京本社転勤に伴い、この家を同じ新聞社に勤めていた女性に売った。その後、女性の娘の山本ツ子(ね)コさんが、「清張さんが住んでいた家だから大切にしなさい」という母の言葉を守り住み続けた。
 同会は02年、この家の存在を知った。改修されていたのは台所やトイレなど必要最低限の所だけで、外側の壁板はツ子コさん自ら塗ったコールタールに守られていた。
 ツ子コさんは今年5月に83歳で死去。長男の誠一さん(59)は「手狭になった時に増改築の話が度々出たが、母は最後まで手を入れたがらなかった」と振り返る。
 そして誠一さんら遺族は、「ツ子コさんの遺志を継ぎ、大切に保存したい」という同会の申し出を受け入れ、来年の一周忌をめどに売り渡すことにした。
 同会は今後、NPO法人格を取り、年明けから購入費用の募金活動を始める予定。同会の上田さんは「貧しく、苦労を続けた頃の清張の息づかいが感じられる貴重な家。全国のファンに無料で一般公開したい」と話している。

http://www.asahi.com/culture/update/0924/SEB200709240007.html

*****

清張の会
http://www14.plala.or.jp/seityounokai/
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