カームラサンの奥之院興廃記

好きな音楽のこと、惹かれる短歌のことなどを、気の向くままに綴っていきます。

山崎ナオコーラ氏のことば

2010-05-31 06:46:21 | Weblog
金がなく、病身で、孤独。
でも、俳句があった。
私には、この状況が不幸なのか幸福なのか、わからない。
私自身が今、作家をやりながら幸せを感じていないように、句を作っている本人はやはり、自分を不幸だと考えていたのかもしれない。
山崎ナオコーラ「不幸と俳句」(『國文學』平成20年12月臨時増刊号~特集俳句~、p135)



山崎氏の、尾崎放哉に関する文章からの引用です。
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紙破るる音

2010-05-30 22:42:00 | Weblog
今月の某歌会「お題・夕暮れを詠む」に次のような詠草を出しました。


牛乳は腰に手を当て飲み干すもの夕闇に紙破るる音す

夕闇に異界のとびらがひらく感覚と、視覚から聴覚への感覚の移行を一首にしてみようと詠んだものでしたが、頂いたコメントのなかには結構、某都知事が若い頃に書いた小説『太陽の季節』のなかの、障子紙を破る有名なシーンを思い出した、という意見が多かったのは想定外でした。この一首をつくる際、『太陽の季節』のことはまったく頭のなかにありませんでした。

読みというのは、本当に不思議です。
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ゆたとのろ

2010-05-30 00:10:45 | Weblog
昨日は、ゆたのはるさんのオールナイトニッポンの録音を聴きながら、家の掃除と古本屋への往復をこなしました。はるさんは沖縄のユタ。いま、ラヂオは漫画家しまおまほさんが登場。しまおさんの父方のおばあさんは奄美地方のノロの血筋。しまおさんもノロの能力をお持ちだそうです。
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短歌メモから

2010-05-28 18:48:12 | Weblog
死者の灯(ひ)は夜と朝のあはひ照らしをり 寝台車しづかに駅を過ぎたり
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知らなかったよ

2010-05-28 06:59:42 | Weblog
第37回(1970年)NHK全国学校音楽コンクール小学校の部課題曲『空がこんなに青いとは』(作詞岩谷時子氏、作曲野田暉行氏)をラヂオから久しぶりに聴いて、冒頭の「知らなかったよ」の入り方が、私の古い記憶と実際の演奏とで違うことに気付きました。


四分の四拍子。出だしが四分休符から始まるのが、ラヂオから流れた演奏。私の古い記憶では、出だしが八分休符なのです。入り方が変われば曲の印象はがらりと変わります。。。


どうして間違って覚えたのかよくわかりません。


それだけ耳が幼かったのかもしれません。不思議です。
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アルバムの効用

2010-05-28 00:20:49 | Weblog
アルバム=昔の写真帖。私のアルバムは実家にあります。実家にほとんど帰れていない昨今、昔の写真を見る機会は屯とありません。といいますか、いまの生活に忙しくて昔の自分に会う余裕のないのが実情です。今日は帰宅してからたまたま古い愛用財布の整理をしていて、昔の学生家庭教師登録証が出てきました。びっくりしました。我が若き日の写真。こんなに痩せていたのか、じぶん!!別人のようで、びっくりしてしまいました。


気付くのが遅すぎという話もありますが、いまのじぶんをどうにかしないといけません。切実な問題です。。


ときどき昔のじぶんに会うことは大切なことですね。
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フルート作品

2010-05-27 11:05:16 | Weblog
 NHKが1999年から放送したシリーズ番組《日本映像の20世紀》。その番組エンディングテーマは千住明氏の作曲。原曲はオーケストラ版ですが、フルートソロ&ピアノ用にアレンジできたら非常に素敵ではなかろうかと今朝ふと思いついて、頭の中でいろいろな編曲パターンを鳴らしてみましたら結構はまってしまい、朝から《音楽妄想》の森をうろうろ。

 フルート作品といえば、村松崇継氏作曲の『Earth』。フルーティスト高木綾子氏からの委嘱によって作られた非常に素晴らしい楽曲で、楽譜は『フルートソロ高木綾子ベストコレクション~愛の小径~』(ヤマハミュージックメディア・2005/2/25刊)に収められています。この楽譜集をあちらこちらに手を尽くして探しているのですが、目下「絶版品切中」とのこと。残念なことに、お目にかかれません。。。
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シンフォニア・ダ・レクイエム

2010-05-26 19:21:43 | Weblog
今晩の下野さん指揮N響のブリテン作曲『シンフォニア・ダ・レクイエム』、楽しみです。もちろん、ラヂオから聴く予定です。
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ホルスト

2010-05-25 06:54:33 | Weblog
今日は作曲家ホルストの命日(1934年5月25日歿)です。有名な組曲『惑星』は、天文学の惑星を音で描いたというよりも、占星術の惑星のイメージを音楽で描いた作品で、この組曲『惑星』のなかの《木星》が歌手平原綾香さんの楽曲『ジュピター』の原曲になっている話は有名です。ちなみに私のホルスト体験の最初は、中学一年の音楽の授業のときにこの『木星』を聴いたことでした。ホルストの作風は、ひとことでいえば、ヴォーン・ウィリアムズと同系の保守的な作風。イギリス民謡風の魅力的な旋律を華麗なオーケストレーションで鳴らしてみせるところに独特な持ち味が見られると言えるかもしれません。『スター・ウォーズ』の作曲家ジョン・ウィリアムズは、映画音楽を作曲するにあたって、コルンゴルドとホルストの作品をいろいろ研究し参考にしたそうです。今日は、そんなことを思い出しながら、ホルストを聴いてみたいです。
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さりげなく、天才的

2010-05-24 01:36:24 | Weblog
いま、ラヂオからフレデリック・ショパンのピアノ協奏曲第二番ヘ短調が流れています。これはショパンが19歳のときの作品。ちなみにエドゥアルド・グリーグの有名なピアノ協奏曲イ短調はグリーグ26歳のときの作品。若い年齢にもかかわらず大家然とした素晴らしい作品を作り上げたことは、彼らがまさしく天才であったことの証左。凄いことです。
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