カームラサンの奥之院興廃記

好きな音楽のこと、惹かれる短歌のことなどを、気の向くままに綴っていきます。

カンツォーネ。

2024-05-14 08:03:45 | Weblog
今朝は、理不尽に冷遇されて甚だ居心地の悪い席でそれでも一所懸命に作業をこなしている夢を見た。コロナ禍になって以降のここ何年か、母と電話でたくさん話をしてきた。母は母自身の幼少期からを振り返って多くの理不尽で心傷つけられて来た親や周囲の人たちとの記憶を掘り起こして語ってくれ、私はそこから私自身が理不尽に感じて来た様々な自分の記憶と重ね合わせて、私自身が不思議に思って来た生きづらさのいろんな謎が解けてきた。結局、自己肯定感の欠落している母も私も小さな頃から周囲の環境によってあまりにも理不尽なことをされ過ぎてきたために、自分を居心地の悪い場所に敢えて据えて不出来と思い込まされてきた駄目な自分を罰することを自然とするような不幸な心性を身に着けてしまったのかもしれぬ。そういうことに漸く気付けたことは、正直、今更感もないわけではないが、ここでの気付きを幸いと受け止めて感謝し、前に進んでゆかねばならぬ。今朝は、胸奥でヴァイオリンとオーケストラのカンツォーネが流れた。今日中に兎にも角にも、懸案の短歌十首を絞り出して清書し投函せねばならない。
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