ひょうきちの疑問

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2020年のアメリカ大統領選以後はムチャクチャ

米国に始末されたオサマ・ビンラディンは80年代から計画されていた“お敵さま”だった

2011-05-03 13:07:34 | 国際・外交(日米関係)
新ベンチャー革命201153日 No.357
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/24293966.html
 
米国に始末されたオサマ・ビンラディンは80年代から計画されていた“お敵さま”だった
 
1.オサマ・ビンラディン一家が米国という国家によって惨殺される
 
 201152日、9.11事件の扇動者と言われるオサマ・ビンラディン(UBL)がパキスタン(親・戦争屋国家)にて米軍特殊部隊の隠密作戦で殺害され、水葬にされた(アラブ人を侮辱する意図あり)というニュースが世界を駆け巡りました。
米国戦争屋のロボット・悪徳ペンタゴン読売新聞は号外を出したほどの大騒ぎでした。
 
なお、上記、米国戦争屋およびそのロボット・悪徳ペンタゴン日本人の定義は、本ブログのNo.225の注記をご覧ください。
 
 日本の悪徳マスコミはそろって、9.11事件の首謀者をUBLと決めつけ、それを前提に報道していましたが、
よくもまあウソの上にウソを積み上げたニュースをぬけぬけと垂れ流すものだとあきれてしまいました。
 
 9.11事件をちょっとでも興味を持って分析した人はUBL9.11事件首謀者なんかでは到底なく、米戦争屋から犯人役にされた大事な大事な“お敵さま”だったことはすぐわかります。
だから、UBLが実際には死んでいても、生きていることにして、ここ10年間もの長い間、大事に大事に温存されてきた(米戦争屋の重要な切り札だった)のです。
 
 しかしながら、いくらUBLが憎き(大事な)“お敵さま”だったとしても、米国という国家には、彼の家族まで皆殺しにする権利はありません。
家族まで殺したのは明らかに国家犯罪です、日本の悪徳マスコミの報道姿勢がいかに狂っているか、われわれ国民は気付くべきです。
 
 また意図的なのか、UBLの惨殺画像がネットに流布していますが、これは明らかに合成写真です。
 
 ちなみに、9.11事件に関する筆者の個人的見解はすでに公表済みです(注1)
 
2.オサマ・ビンラディンの登場は80年代に練られた米国シナリオどおりだった
 
 ところで、筆者の専門はMOT(技術経営)ですが、その方法論体系の多くを筆者の所属したSRIインターナショナル(元・スタンフォード研究所)の研究成果に依存しています。
そのSRIの元・研究員であったピーター・シュワルツの開発したシナリオ・プラニングもそのひとつです。
 
 同氏は現在、米戦争屋CIAの上部機関・NIC(米国国家情報評議会)の作成する米国の世界戦略シナリオの開発に従事しています(注2)
 
 そのピーター・シュワルツが1991年に発表した著作“The Art of the Long View”(注3)の中に、1980年代後半時点から起算して20年以内に、扇動主義とカルトが出現すると予言されています。
 
 当時のNICの米国家戦略シナリオは彼がつくっていますから、UBLという扇動主義者の登場は80年代末までに米戦争屋によってすでに計画されていたのです。
 
3.9.11事件は米戦争屋の世界戦略シナリオの範囲内
 
 80年代末といえば、86年ソ連チェルノブイリ原発事故直後であり、ソ連崩壊はすでに米戦争屋の視野に入っていました。
米戦争屋の仮想敵国・ソ連の崩壊後の次なる“お敵さま”を、UBLをシンボルとする“テロリスト”に仕立てることは、米戦争屋の世界戦略だったのです。
 
 イスラム原理主義者をテロリスト呼ばわりして、ポスト・ソ連の新規“お敵さま”に仕立てることによって、中東(イラク・アフガン・イラン)で戦争を起こし、中東石油利権、アフガンの麻薬利権を独占し、
さらに占領したアフガン経由にて旧ソ連の石油・天然ガス利権を奪取するというのが、米戦争屋の世界戦略だったのです。
 
 それを後押ししたのが、イスラエル過激派(シオニスト・ネオコン)であり、
彼らは米戦争屋の軍事力(米軍は米戦争屋の私有軍隊であり、年50兆円規模の巨額維持費を米国民と日本国民に負担させている)を利用して、
イスラエルの中東支配を目論んでいました。
 
 この米戦争屋とイスラエル過激派の中東での合同作戦を実行するのに、米国民をだます必要が生じて、実行されたのが9.11事件であったのです。
 
4.9.11事件は80年代末から計画されていた
 
 米戦争屋とイスラエル過激派による上記の合同作戦は、80年代末のパパ・ブッシュ時代までに計画されており、
9.11事件でのWTC偽装テロ作戦は932月に一回、予行演習が行われています(注4)
なお、WTCビル群は、米戦争屋ボス・デビッドRFの事実上の私有物です。
 
 95年に起きたオクラホマ連邦政府ビル爆破も、近隣のアラブ人地区に潜むテロリストのせいだと故意に結び付ける恣意的捜査をやって、米国民への反アラブ洗脳工作が行われています。
 
 米戦争屋は、90年湾岸戦争勝利の後、パパ・ブッシュ政権を引き続き二期目もやらせて、上記の世界戦略を実行に移す予定でしたが、米国民の厭戦ムードが高まり、民主党政権が誕生してしまって、シナリオが狂ったのです。
 
 米戦争屋ボス・デビッドRFは、民主党有利の情勢にて、デビッドの後釜を狙う宿敵・ジェイRF(デビッドの甥)が大統領選に出馬するのを邪魔するため、
弟のウィンスロップRFの隠し子・ビル・クリントンを応援した経緯があります(注5)
 
 デビッドRFに担がれたビル・クリントンはアンチ戦争屋でなかったため、邪魔も少なく、無事、二期続きました。
しびれをきらせたシオニスト・ネオコンは2000年、不正選挙でブッシュを強引に当選させ、早速、遅延していた作戦を再開し、9.11事件実行につながったのです。
そして、UBLは米国民の敵のシンボルとして利用され始めたのです。
この作戦はまんまと成功し、米戦争屋およびイスラエル過激派(シオニスト・ネオコン)はアフガン侵攻、イラク戦争へと突進して行きました。
 
5.なぜ、オバマはオサマ・ビンラディン暗殺を発表したのか
 
 本ブログでは、一貫して、オバマはアンチ戦争屋とみなしています。
今回のオバマの行動(公式にはオバマの指示でUBL殺害が行われたことになる)は、戦争屋の意図に沿ったもののように見えます、なぜでしょうか。
 
 さて、本ブログでは、オバマのアフガン戦略を過去に取り上げています(注6、注7)
 
 この分析から、今回のオバマの判断は以下と思われます、
すなわち“2009年、大統領就任早々、米戦争屋に屈して、米軍のアフガン増派を認め、支持率を落としたが、約束通り、20117月にはアフガン撤兵を断行したい。
そのために、米国のお敵さま・UBLを無力化したという大義名分にて、米軍撤退の花道を飾る”ということでしょう。
すでに、国防総省長官、CIA長官、アフガン担当の米軍総司令官の人事異動も発表されています。
 
 このウラには、米戦争屋の傀儡・カルザイ大統領への懐柔策があります。米戦争屋は日本政府を脅して、カルザイに50億ドル(4000億円)プレゼントしたのです(注7)
これは鳩山政権下、岡田外務大臣および外務省の対米点稼ぎの結果でした。
彼らは日本ではなく、米国を向いて政治をやっています。
 
 そして、オバマ政権および米戦争屋はアフガンを子飼いのカルザイに仕切らせ、20117月の米軍撤退を容易にしているのです。
われわれ国民の血税が、日本の国益にまったく無関係な局面で流用されていることをしっかり認識すべきです。
 
 以上の分析より、今回のUBL無力化パフォーマンスは極めて政治的な軍事作戦であり、真実は闇の中です。
ホンモノのUBLはとっくにあの世なのかもしれません。
ちなみに、2007年、パキスタンの元・首相ブット氏がアルカイダ(たぶん偽アルカイダ)に暗殺されましたが、
当時、UBLが死亡していることをばらしたからと言われています。
 
 これらのことを、アラブ諸国首脳もよく知っています。
ところが、米戦争屋CIAネオコンとイスラエル過激派はUBL惨殺にからめて、故意にアラブ人を侮辱し、報復テロを起こさせるよう挑発・誘導しています。
これで、彼らの自作自演のヤラセテロ(偽アルカイダテロ)を必要に応じて起こせるようにしています。
 
 イランなどはおそらく、このような米戦争屋とイスラエルの手口を熟知していますから、簡単には挑発に乗らないでしょう。

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