新報道2001 前原ヨイショと小沢ネガティブ・キャンペーン

今朝のフジテレビの新報道2001。
思った通り前原誠司の独断場。
司会者の振り方が極端に前原に偏っている。公平ではない。他の候補者の２～３倍は前原誠司がしゃべっていた。
またそれを司会者が認めている。いや認めているどころかそうなるように仕向けていた。
いかにフジテレビが前原を応援したがっているかが、露骨に現れた。

それに対して小沢一郎の支持を受けた海江田万里に対しては、
『党員資格停止処分を受けた小沢一郎から支持を受けたことをどう思うか』
とネガティブな質問。

小沢一郎が党員資格停止処分を受けた経緯についてはとてもここでは語りきれない。
それほど複雑で、国民によく分からない経緯で巧妙に小沢叩きが行われてきた。
そのことを逆手に取るようにして海江田万里の口を封じイメージ低下を狙っている。
『一言では語り尽くせない』
だからテレビという限られた時間の中では説明できないのだ。
小沢一郎の政治資金規正法違反が冤罪であることはいままでの経緯を知っている者にとっては自明のことである。
問題にされるべきは検察審査会という不合理で非合法的な組織である。
しかし小沢一郎の無実は近々判決が出るはずだ。
そもそもこの件に関しては『推定無罪の原則』が全くないがしろにされている。

それに対して、前原誠司のメール問題、中国漁船衝突事件の対応、外国人からの献金問題、つっこみどころ満載なのに、不問にされたままだ。

昨日からすでに小沢一郎に対するネガティブ・キャンペーンは始まっていたが、今日も朝っぱらからネガティブ・キャンペーンは全開である。

鹿野道彦などは隅っこの方に追いやられ、あまりの公平性を欠く司会進行に怒っていた。
それに対して司会者は、
『司会者に対して異議ありですか』
と応じ、そのあとも前原ヨイショは変わらなかった。

日本のマスコミはダメだな。マスコミはナニサマだ。