ひょうきちの疑問

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「40歳定年」打ち出した"犯人" 古川元久は辞職もの

2012-07-13 23:07:06 | 民主党、維新の会

日々坦々資料ブログ より
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-6341.html


「40歳定年」打ち出した"犯人"
(日刊ゲンダイ2012/7/12)

国家戦略会議のフロンティア分科会が公表した長期ビジョンに「40歳定年」の文言が盛り込まれ、話題になっている。

フロンティア分科会は昨年12月に発足。
日本が目指す将来像の中長期ビジョンを策定するのが目的で、6日にビジョンが公開された。

中身はざっとこんな感じだ。
まず、日本は「坂を転げ落ちる」延長線上にあり、
グローバル化に乗り遅れた結果、2050年には新興国との競争に敗れて基幹産業が空洞化。
人口減少も加わり、〈中核的国益の維持も危うい〉。
それを避けるには、〈安全保障はもとより、経済や環境などに関する国際的なルール・制度づくりに進んで関与する〉と強調する。
そして、企業の競争力を低下させる一因として、定年の引き上げを例に挙げ、新陳代謝を促す手段で〈最速では40歳定年制を認める〉というのだ。
企業が終身雇用を保障する時代ではないということなのだろうが、あまりに横暴だ。


人事コンサルタントの菅野宏三氏がこう言う。

「実現は難しいでしょう。
年金などの社会保障負担は増すばかりだし、例えば住宅ローンは30年が一般的。
40歳定年になれば、将来像を描けない。
目的が雇用流動化としても、再就職が簡単に進むワケがありません。
こういう現実離れした提案をする政治家は、現場の実態を知らない人です」


◆担当大臣はドケチで有名

なるほど。国家戦略担当は古川元久大臣だ。元大蔵官僚だから、民間の現場は何も知らない。



「古川大臣は仙谷元官房長官の子飼いで、融通が全く利きません。
それに超がつくケチ。
選挙の時、秘書が地元に入って運動を手伝うのですが、指示された宿泊先は、親類のアパートの空き部屋。
そこに2人1組などでギュウギュウ詰め込まれるのです。
ふつうはホテルぐらい用意しますよ。
食事で焼き肉店に行ったら、1人1品しか頼めなかったという話もある。
そうそう、野党時代は、いつも飲食店の割引クーポンを持ち歩いていましたっけ」
(民主党関係者)


ばかげた提案が出てくるワケだ。

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【私のコメント】

一度、『40歳定年制を認めた』後は、徐々にそれは強制される。
定年を迎えた後は、不安定な労働環境に投げ込まれる。
企業は働き盛りの人間を安く使えるわけだ。

40歳定年とは、働ける人間の首を切る権利を企業に与えることだ。
それは勤労権を保障する憲法に違反する。
人間には働く権利がある。
その権利を保障する責任を政府は担っているはずだ。
それを政府自ら放棄して一体どうするのだ。

40~50代は、一家の柱として一番お金を稼がねばならないときだ。
そんな時に首を切られたら、家庭は立ちゆかない。
こんなことを提言して、何が国家戦略会議だ。

フランス革命の時、王妃のマリーアントワネットが、
『国民が食べるご飯がなくて困っている』と聞いて、
『それならケーキを食べればいいじゃない』と答えたというが、
この提言はそれと似ていないか。
それほどレベルが低いのだ。バカバカしすぎて、笑う気にもなれない。

40代といえば子育て真っ最中である。
そして40代後半からは、子どもの教育費用にさらにお金がかかる。

そういうときに首を切る権利を企業に与えれば、一握りのエリートしか生き残れないだろう。

こんなバカなことをよく考えたものだと思う。
雇用が安定していることは、すべての生活の基礎にある。
それがなければ人は結婚もできないし、子どもも産めない。
産んでも子育てができない。

企業が栄えて、子どもが育たない国は、いずれ企業も滅んでいく。
つくづくバカな発想だと思う。

民主党は終わった。
小沢グループが出ていったあとの民主党にはろくなヤツが残っていない。
こんな奴らに政権を任せていれば、とんでもないことになる。

『国民の生活が第一』という理念とまったく真逆のことをやっている。

税金を使ってこんなバカなことを提言するぐらいなら、国家戦略会議は、即刻廃止するべきだ。
古川元久も大臣だけではなく国会議員も辞めるべきだ。
こんな人間がごろごろいる民主党は、百害あって一理なし、次の選挙では落選させるべきだ。

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