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ひょうきちの疑問

新聞・テレビ報道はおかしい

小泉の亡霊、いまだ徘徊

2012-09-01 16:58:53 | 情報統制

ヤフーニュース より
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120901-00000507-san-pol


「本命」不在で小泉進次郎氏が自民総裁選の“キーマン”に!?

産経新聞 9月1日(土)10時12分配信

 野田佳彦首相(55)に対する問責決議が可決され、今国会は事実上閉幕した。
民主、自民両党では次期衆院選の「顔」を選ぶ党首選の火ぶたが切られたが、
現状では「敗軍の将」を選ぶ民主党代表選(10日告示、21日投開票)より、衆院選後の「最有力首相候補」を決める自民党総裁選(14日告示、26日投開票)が俄然注目される。
総裁選は乱戦、混戦模様だが、その行方の大きなカギを握るのは党きってのホープ、小泉進次郎衆院議員(31)=党青年局長=だろう。


【フォト】 政治家の武器 橋下市長と小泉進次郎議員の言葉

 ■「本命」不在

 谷垣禎一総裁(67)の9月末の任期切れに伴う今回の自民党総裁選は、国会議員票(200票)と党員票(300票)の計500票の争奪戦となる。
平成19年夏の前回衆院選の惨敗を受け、党員票の比重が相対的に増しているのが最大の特徴だ。


 谷垣氏は会期末までに解散・総選挙に追い込めず、再選に赤信号がともっているが“強行突破”に挑むことを決断し、「再登板」を期す安倍晋三元首相(57)が出馬の意向を固めている。
石破茂前政調会長(55)、町村信孝元官房長官(67)、林芳正政調会長代理(51)、河野太郎衆院議員(49)らが出馬に意欲を示している。
また、党執行部で谷垣氏を支えてきた石原伸晃幹事長(55)も「万が一」に備えて参戦する準備を進めているとされる。


 次期衆院選で自民党は比較第一党となって政権を奪還する公算が強まっており、「ポスト谷垣」(谷垣氏も含む)には首相ポストが視界に入ってくる。
それだけに町村、安倍両氏のように同じ派閥(町村派)の政治家が激突するという過去の総裁選ではなかった局面も想定されるなど「仁義なき戦い」が繰り広げられそうだ。


 永田町では早くも「○○氏がリードしている」「いや、△△氏が勝つ」などという下馬評が流れ始めている。
しかし、公示まで2週間、投開票まで1カ月弱ある。
加えて、谷垣氏の前任歴代3総裁(首相)である安倍、福田康夫(76)、麻生太郎(71)各氏が総裁選で勝利したときのような「本命」といえるだけの抜き出た存在もない。
ふとしたことで局面や流れが変わる総裁選になる様相を呈している。


 ■“隠れた主役”

 わけても「あの男」の動向から目を離せない。

 「最終的に候補者がどういう顔ぶれになるのか流動的だが、いずれにしても無派閥の小泉進次郎氏が誰を支持するかが焦点になる」

 自民党関係者がそう語るように、今や党の「スター的存在」たる進次郎氏が総裁選の“隠れた主役”になる可能性は限りなく大きいとみていいだろう。

 1年生議員ながら父親、小泉純一郎元首相(70)譲りの歯切れのいい発言に、もの怖じせず「理」を通そうとする姿勢、そして、精悍(せいかん)なルックス…。
いささか表現は悪いが「天才子役」で終わらない“本物”の雰囲気を漂わせ、スター不在の自民党にあって進次郎氏の存在感は際立っている。


 そんな進次郎氏が総裁選で特定候補の支持を打ち出せば、その候補にとってはこの上ない援軍になる。
今回の総裁選は党員票の重みが大きくなっているからなおさらだ。


 振り返れば、13年の自民党総裁選で小泉純一郎氏は「自民党をぶっ壊す」と叫ぶ一方、懸河の弁で主婦層を中心に大衆に人気のあった田中眞紀子元外相(68)=現民主党=の協力を仰ぎ、当初予想を覆して勝利した。
「小泉ブーム」という社会現象まで巻き起こった。


 むろん、進次郎氏と当時の真紀子氏とは政治家としてのタイプも性格も全く違う。
しかし、その発信力や集客力は、支援を仰ぐ総裁候補には格好の“幇間(ほうかん)”として極めて大きな武器になる。


 ■進次郎氏は安倍氏支持か

 進次郎氏自身は現段階では総裁選への対応について態度表明していない。
果たして、どう動くのだろうか。


 ささやくのは自民党関係者だ。
「進次郎氏が安倍元首相の支持に回ることは規定路線だ。ここ1年以上、地方組織の票固めなど『安倍再登板』へのレールを水面下で敷いてきた菅(すが)義偉元総務相(63)=党組織運動本部長=と行動を共にすることは間違いない」


 伏線はあった。
進次郎氏は8月1日、党青年局の有志とともに自民党本部4階の総裁室に勇ましく乗り込み「自民党は決起すべきだ」とまくし立てた。
迎えた谷垣総裁、大島理森副総裁(65)らに対し、社会保障と税の一体改革をめぐる民主、自民、公明の「3党合意」を速やかに破棄し、党一丸となって野田政権を衆院解散・総選挙に追い込むべきだと訴えたのだった。


 「党組織運動本部長の菅氏が配下の青年局長の進次郎氏と連携して動いた。真の狙いは、進次郎氏の“反乱”を突破口に都道府県連から『反谷垣』の狼煙(のろし)を上げさせることだった。もともと菅氏と進次郎氏はともに神奈川県選出で気脈が通じている」

 菅氏に近い自民党中堅議員が舞台裏をそう打ち明ける。

 案の定、8月6日には47都道府県連のうち36カ所から「3党合意破棄」の申し入れがされた。
つまり約8割の地方組織が「反谷垣」の姿勢を明確にしたのだった。


 「進次郎氏は父親に『でしゃばるな』『目立つことをするな』『潰されるな』と口酸っぱく言われ続けてきた。本来なら先頭に立って谷垣執行部に反旗を翻すような行動をするわけないが、菅氏が純一郎氏のお墨付きを得て進次郎氏を動かした」(前出の自民党中堅議員)

 進次郎氏が谷垣氏に「3党合意破棄」を直談判した時点で、すでに「谷垣降ろし」に向けた「安倍ー菅ー進次郎」のラインはできていたというわけだ。

 ■大阪維新の会が父親に接近?

 橋下徹大阪市長(43)率いる「大阪維新の会」といわば“相思相愛”の関係にある安倍氏はこのところ、メディアへの露出を格段に増やすなど再登板への鼻息は荒い。
次期衆院選に向け「台風の目」とされる大阪維新の会の台頭に自民党内でも警戒感が強まる中、大阪維新との会との連携を総裁選の「売り」に支持を仰ぐ戦略のようだ。


 大阪維新の会関係者によれば、9月中旬以降に開催を予定している結党大会に、小泉純一郎氏をゲスト講演者として招待する構想も持ち上がっているという。

 それを小泉氏が受けるかどうかは不明だが、維新の会のブレーンには小泉内閣で経済財政担当相などを務めた竹中平蔵慶大教授ら「小泉人脈」も入っている。
総裁選で安倍氏支持に回るであろう進次郎氏には維新の会に対して特別なアレルギーはないようだ。


 ■「サプライズ候補」参戦の可能性も…

 しかし、安倍氏をめぐっては5年前に「お腹が痛い」といって政権を放り出した過去から「そもそも再び表舞台に立つ資格があるのか」という声は党内外で根強い。
つまり他の総裁候補と比べ、スタートラインからマイナスとなる特殊要因を抱えているのだ。


 このため、安倍氏に限れば、たとえ進次郎氏から支持されようが、政界の「風雲児」となった橋下氏からラブコールを送られようが、総裁選に絶対に勝てる保証はないのではないか。

 ある政界関係者は「こうした選挙で候補者は後出しジャンケンで勝利を狙う傾向が強いが、安倍氏は先手必勝とばかりに動いている。タイミングとして急ぎ過ぎている」と指摘した上で、声を潜める。

 「実は安倍氏は総裁選の公示直前に『まだ、みそぎが終わっていない』として出馬を辞退し、代わりに気脈が通じた、閣僚経験者のある保守系議員をサプライズで担ぐ選択肢もあるようだ。安倍氏が出馬を見送れば進次郎氏はスライドでその議員を支持し、安倍氏はその議員と大阪維新の会の接着剤となって『その次』で再登板を狙うことになる」

 この政界関係者によれば、安倍氏は8月29日夜にも都内でその議員とこっそり会談し、総裁選への対応を協議したという。

 その「サプライズ候補」になりうる議員の実名はあえて伏せるが、総裁選に向けての水面下での安倍、小泉進次郎氏との連携を、それぞれ頭文字をとって「AKK連合」と言うらしい。
ただ真偽は定かでなく、あくまで「ここだけの話」であることを断っておきたい。(政治部編集委員)

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【私のコメント】

橋下徹と言い、小泉進次郎と言い、マスコミはとんでもない人間ばかりを持ち上げるものだ。

今の日本にとって必要なのはこんな過激な発言が売りの政治家ではないはずだ。
世界のなかで戦争の火種がくすぶり、日本も戦争をふっかけられそうなこういう状況の時に必要なのは、アメリカだけではなくその他の国とのさまざまなパイプを持ち、それを自在に操れる政治家のはずである。
そして政治の裏も表も知った上で、さまざまな政治家との交渉を重ねられる政治家である。
そのためにはかなりの経験が必要なはずである。

小泉進次郎などは本来なら世襲議員批判を受けるべきだが、父親の小泉純一郎が前言を翻して、自分の跡継ぎとして次男の小泉進次郎を指名してからというもの、世襲議員批判はマスコミからピタリと止んだ。

このこと1つとっても、小泉政治とマスコミのつながりは明らかである。

そして今、マスコミは橋下徹と小泉進次郎に脚光を集めようと画策している。


2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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こんな奴等が目立つから政治は益々酷くなる (安打製造屋)
2012-09-01 19:40:42
政治とは何かを全く理解すず、他人に検眼不遜な罵詈雑言を浴びせ、自分を売り込む事しか頭にない橋下や小泉が政界のキーマンになること事態が、日本の政治を貶めている要因と他の政治家は胆に銘じて欲しい。
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Warning ! 思想なき政治家選びは熱中するほど国益の大損失を招く。 (堀岡篤志)
2012-09-02 09:52:19
 日本は近年、何度も同じことを繰り返しては国難規模の問題を悪化させている。いい加減に冷静になるべきだ。熱さ喉もとを過ぎれば簡単に忘れる性懲りもない国民性ならば仕方がないが、顔ぶれによって名前を並べてみて政治に期待したり、懸念を抱きながら政治家や国家権力の体制を予想して選んだりするのが間違いの根源である。

 何故、その政治家が大きく影響される思想背景に注目しないのか。国民のためにと困難な政治信条を掲げて努力する政治家を支援する姿勢を示すべきだろう。結局は、政治家が飯を食う口実を助長させることにしかならない。出来レースなどと政治家が口にするくらいだから、最初から思想抜きでは政治家の良し悪しは決められないことを意味しているのではないのか。だからこそ、スキャンダル報道でしか政治をコントロールできていないのだろう。競馬の予想じゃあるまいし、根本の原因にマスコミがどんどん二流化、低俗化している問題が併存しているのだ。

 支持政党を持たない国民が超多い現実や、誰が政治をやっても変わらないなどと言う若者もかなり多い背景の本質を見抜かなければならないだろう。周期的に政治家を顔ぶれにより選ぶだけでは何も伝わらなくなってきている。街角インタビューのショートコメントなどは庶民の社交辞令になっているみたいな感じは否めない。そもそも政治家に対しての政治を担う能力を問うものではなく、正にその場しのぎの答えで人気度やブーム作りで政治家を料理にかけるような無意味さは、実際の結果としても国民に跳ね返るのは時間の問題として愚政の繰り返しが予想できるものである。

 その第一に、自民党の腰砕けな現実は、政権交代時の代表選びに起因している。河野を選出できなかった自民党が政党崩壊の危機を招いたのである。事実上の崩壊の原因は野党として健全な政権批判が全くできなかったことであり、最も重大なことは日韓関係を日本が悪化させてしまったことである。野党ではなく政権に責任があると第三局みたいなことを自民党が主張することは日本の国政レベルでは許されない大失敗ということだ。

与党当時の国際関係の手順にこそ党議拘束がかかっていたのである。子供じゃあるまいし、総理の専権事項とか、採決にだけ党議拘束をかけるみたいな政権運営こそ未熟な運営と批判されるべきだ。事実上の党議拘束には理解能力がなく、次々と過去の政権運営の誤りなどと言い張り、過去の政府談話を否定してみたり、見直すなどと姑息な発言が増えてきたのは無責任政治を行った証拠事実が連続して露呈しているにほかならない。

日韓関係の流れを分断した自民党政治の罪は現政権の無能ぶりと結果責任において同罪と言えよう。公明党に逃げられた自民党は節操がない政党の幻の体を露呈しているのである。

 次に国民の政治参加について、国民もまた政治家に政治を託す責任上、若い政治家を育てなければならないだろう。国民も政治家以上に勉強する必要がある。

政治学というのではなく、現実の生活において直面する法律関係など全くの人任せ、知らないでは一年生議員とすら政治の話が成立しないだろう。結局は顔と名前を支援していることになり、政治の中身は僅かしか話すことができず、政治家は政治の実力を待たないうちから要職に就くことを優先するようになっていく。仮に政権運営するような者も未熟な政治を国民が見てる前で平然と行うようになっている現実は、国も国民をも崖っぷち状態に簡単に追い込むことを証明してるようなものである。

 所詮は誰が政治を執ろうとも米軍にペコペコして国民に威張る政治しかできそうもない政治家は不必要である。何故ならばアメリカ国民と、国際社会と、隣国に対してさえ、真の握手ができないからだ。この後におよんで軍事色で日米関係を象徴させる時代ではないことを訴える若い政治家にこそ国民は勇気と声援を送るべきだろう。

 

 

 
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