ひょうきちの疑問

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小沢氏控訴を『市民感覚』という岸井成格の大ウソ

2012-05-14 08:38:55 | 小沢一郎

昨日2012.5.13のTBS『サンデーモーニング』で岸井成格はこう発言した。

『小沢氏が控訴されたことは常識的なことだ。市民感覚を重視すれば当然だ。』

岸井成格は検察審査会の強制起訴を『市民感覚』と言っているのだろうが、
検察審査会は秘密のベールに覆われており、日本の行政機構の中で最も非民主的な組織である。
中身がわからないことを『市民感覚』という言葉でごまかしている。

この小沢裁判に市民感覚が重視されたことはない。
実際にこの裁判を練り上げているのは、検察当局と最高裁事務総局である。
市民から目の届かない最も奥まったところにある組織がこの裁判を作り上げている。
この組織が耳を傾けているのは、市民からの声ではない。
得体の知れない、政治権力からの圧力である。

検察審査会というのは『市民感覚』という言葉を導き出すために利用されているに過ぎない。
岸井はこの裁判のウソをごまかすために、『市民感覚』という言葉を使っているが、市民は誰もこの裁判にかかわっていない。
強制起訴を出した検察審査会の審査員は、『幽霊』である可能性が強い。
非公開であることを良いことに、最高裁事務総局が審査員不在のまま『架空議決』をした疑いが濃い。

それを分かっていながら、そのことに一切触れず、逆に『市民感覚からして当然だ』という岸井成格の言説は大衆をだますものである。
『白々しくウソを言うこと』、これが今のテレビコメンテーターに求められていることだ。
岸井成格はたんなるコメンテーターではない。
毎日新聞主筆である。
彼の一存で毎日新聞の記事はどのようにも作られる。

そのような人物がテレビで堂々とウソを言う。
だまされる人が可哀想だ。
国民には真実を聞く権利がある。

岸井の報道は聞けば聞くほど真実から遠ざかるだけだ。


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