ひょうきちの疑問

新聞・テレビ報道はおかしい。
2020年のアメリカ大統領選以後はムチャクチャ

日経が報道したくないGDP7~9月期、1.9%減

2014-12-09 08:09:11 | マスコミ操作

今日の日経新聞一面には、『NISA上限120万円に』の文字が踊っている。
しかし昨日の出来事で、経済紙が真っ先に取り上げるべきことは、『GDP7~9月期、1.9%減』ではなかろうか。先日の速報段階では1.6%減であったから、それよりもさらに0.3%悪化したことになる。
しかしこの記事は、3面掲載どまりである。しかも大見出しは『景気、持ち直し探る』となっている。これでは何のことか分からない。
しかも総選挙中の報道である。
安倍晋三が、景気条項を取り払って消費税引き上げを確定しようとしていることにはまったく触れない。
日経新聞が耳半分でしか読めないのはこういうところにある。

ついでにいえば、日経新聞は株価が上がるときは『さらに上値を試す』と書くが、今日のように金価格が上昇したときには『売りが膨らむ』と書く。
日経にとっては、企業収益と関係のない金価格よりも、企業業績と直結する株価の上昇が都合がいいわけだ。
しかしそんな恣意的な報道をしていては、適正な相場の価格構成を阻害するだろう。
これが日本を代表する経済紙の実態である。