ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

学校建設 その3

2014年01月07日 | 情報公開
昨年3月、委員会で第九中学校に入れる机等を巡り以下のやりとりをしました。
新設校ですが、入船中学校が分離されるので、分離に見合う数の机等は入船中から持ってきて使用するようです。

以下は委員会の議事録です。 ↓

◆委員(広瀬明子君) 飛び飛びになって申しわけないんですけれども、第1回定例会議案研究会資料で私たち議員に配られたもので、済みません、また仮称第9中学校運営経費、35ページ、戻って申しわけないんですけれども、事業費2,500万円。高洲地区に平成26年度開校予定の仮称第9中学校の生徒用机・椅子等の学校管理事務用品の整備を行うということで、事業費として2,500万円予算を組んでいるようですけれども、そこに、「開校時における生徒数や学級数などの推計に基づく学校規模に合わせ、他校から調達できるものは使用し、不足が見込まれる分について必要な経費を計上した」と。要するに2,500万円というのは、使えるものはどこかの学校から集めて使うから、本来、新しい建物に入れる全てのものではないんだということだと思うんですけれども、今まで新設校をつくるときに、こういうことはあったんですか、特に生徒用机とか椅子。

◎教育総務部次長(角田義弘君) 東野小学校の建設の際も、使えるものは使うということで、調達している状況がございます。

◆委員(広瀬明子君) これは、もしこういうことをしないで、全部を新品でそろえたら幾ら、だけれども、今回予算2,500万円というのを出してきているのは、使えるものを入れて削っていると思うんです。本来であれば、そういうことをしないで全部新品でそろえるという予定でいったとしたら、幾らの予算計上になったんでしょうか。

◎教育総務部次長(角田義弘君) 誠に申しわけございません、その辺はシミュレーションしておりません。

◆委員(広瀬明子君) 2,500万円の内訳を、どういうものなのか教えてください。

◎教育総務部次長(角田義弘君) 大きなものでご説明申し上げますと、開校用の消耗品としまして、学習机、これが300セット、椅子のほうは消耗が激しいので500セットを購入する予定です。あと、体育館用のパイプ椅子というようなものを消耗品として買う予定でございます。これが合計で1,846万3,725円。備品ということで、これは各教室用にそれぞれ用途に応じて、例えば普通教室ですと配膳台とかテレビ台とか、特別教室ですと作業台等を調達する予定でございまして、これが640万2,900円でございます。

◆委員(広瀬明子君) 今の購入するものの一覧を、多分市側はつくったと思うんです。ということは、とにかくこの学校に入れるのに机が幾つ必要、椅子は幾つ必要、パイプ椅子幾つ必要、テレビ台幾つ必要と、全部一覧をつくって、いろんな市内の学校から調達できるものの数を入れていって、足りない分だけの数と、普通考えますよね。そういう意味では、他校から持ってくるものは数を持っていなければ、今の数字というのは出るはずがないですけれども。ここは生徒数何人の規模を考えている学校ですか。

◎教育総務部次長(角田義弘君) 開校時のクラス・生徒数の見込みにつきましては、平成24年の10月1日に推計してございまして、3学年で488名、16クラスというふうに推計しております。

◆委員(広瀬明子君) 単純計算しますと、机は188足りないということですよね。今の説明ですと、机300セット、椅子500セット購入というお話しでしたから、生徒の数488名と見た場合、500名と見てもいいんですけれども、約200ぐらいは足りないというか、ほかから調達してくるということですよね。だから、こういう計算を当然していなくちゃ、この予算というのは組めないはずなんです。それを聞いたんです。それでは具体的にどこの学校のを持ってくる、これ市内で余っているわけでしょ、どこの学校にそんなに余っているんですか。

◎教育総務部次長(角田義弘君) どこから持ってくるかということですけれども、入船中学校が分離されて生徒数が減りますので、そちらのほうを基本に調達していくということを考えておりますけれども、担当のほうが全学校を回りまして、使える机・椅子等を目視した上で予算積算しているところでございます。

◆委員(広瀬明子君) 今、緊縮財政という状況で、別にこれは非難されるようなあれではないから、私はいいことだと思うんですけれども、ただ、今ご説明がありましたいろんな備品等を購入するときに、これは当然入札になるわけですよね。

◎教育総務部次長(角田義弘君) 入札の手続が必要なものは入札にしていきますし、消耗品対応で対応できるものは消耗品として対応していくという状況になろうかと思います。

◆委員(広瀬明子君) 例えば、机300セットはどこかから調達できると。あとプラス200ぐらい最低限必要だと思うんですけれども、それは同じメーカーのもので当然そろえるわけですよね。そこまでは限定しないで、大きさとか材質が似通っておればいいというおつもりなのか。

◎教育総務部次長(角田義弘君) 現在のところ、そこまで具体的には考えてございませんけれども、同一仕様である程度似ているようなものがあれば、製品の指定をせずに入札を行うことということも考慮していきたいというふうに思います。

◆委員(広瀬明子君) ある程度、やはりばっちり考えておかないと、例えばこの事業費2,500万円の積算根拠というのが、入札でやる場合と、どうしても特定のどこかのメーカーのものでなければならない、そろえるという意味で、そうすると、1社随契になる場合もあるわけです。そうすると、当然、若干価格は高くなる。この予算の根拠をつくるのに、何をもとに2,500万円というのを出してきた、本当にアバウトだったということですか。

◎教育総務部次長(角田義弘君) これは、製品カタログ等で定価を確認するとともに、業者のほうにも確認しまして、ある程度それを参考にして定価を定めた上で台数を掛けているという状況でございますので、アバウトな計算をしているわけではございません。

◆委員(広瀬明子君) そうであるならば、入札にするのか、1社随契なのか、もうこの段階でわかっていなくちゃいけないと思うんですけれども、それについては結構です。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 特定秘密保護法 | トップ | 学校建設 その4 »
最新の画像もっと見る

情報公開」カテゴリの最新記事