今日、倉庫部屋を整理していたところ、固形石鹸が一つでてきました。
藤色の包み紙にアルファベットでAHAVA、そしてその下にヘブライ語と思われる文字がある、“イスラエル産”の石鹸。
これはもう大昔に実家で貰ってきたものに混じっていたものですが、ミルクコーヒー色で何か怪しげなので使わずにいて、古くなったので香り用としてラックの隅のカゴにほおりこんでおいて、忘れていたものです。(いかに倉庫部屋が乱雑か・・・)
「しかしまあ、なんでイスラエルの石鹸などを、イスラエルはおろか外国と縁がない母が持っていたのだろう」と不思議に思って石鹸の名前をネットで調べてみると、この製品が日本のダイトクレア社が代理販売していたことがわかりました。
(しかし、日本で販売されていたとしても、舶来品を母が買うとも思えず、きっと誰かから貰ったのでしょう。)
そしてこのAHAVA製品が、先月の末に日本での販売を中止されたのも同時にわかりました。
パレスチナの平和を考える会のウェブサイトより:
“約1年半にわたるキャンペーンの結果、2012年1月31日、AHAVAは日本から撤退しました。キャンペーンへのご協力、ありがとうございました。”
http://palestine-forum.org/ahava/index.html
このお知らせがでたのが3日前。石鹸発見はタイムリーでした。
(このAHAVAブランドの人気がどの程度だったのかわからないものの、撤退はキャンペーンが功を奏したというより、「単に売れいきが悪くて撤退」なのではないかと私は思ってしまいます。
キャンペーンがあったからイスラエル製品をボイコットするのではなく、最初から信念を持って買わない人も少なくないでしょう。)