Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

NHKで“妊婦に打つ三種混合Tdapワクチン”を地味に宣伝

2017年04月05日 | 福祉・医療

NHKのニュースで、百日咳に罹った赤ちゃんを写し、百日咳の予防接種の重要性を訴えていましたが、案の定最後の方で、 

「欧米では妊婦さんに打つワクチンもあります」 

とTdapの宣伝紹介も。 

Tdapは新しいワクチンですが、このワクチンをブラジルの小頭症と結びつける人達もいます。 

ジカ熱、小頭症そしてTdapワクチン
http://www.geocities.co.jp/bancodesrt/special/zika2016.html
 

私は、この小頭症とTdapの関係について、 

グラクソ・スミスクラインのTdap(2014年終わりから接種)と『小頭症』の因果関係調査は?
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/9fe58a0904d1977c33065458a7b7574d 

「Tdapは一部で問題視されているワクチンであるようですが、既にアメリカ、イギリス、フランスでも妊婦に接種(強制ではない)していてもこれほど爆発的に小頭症がでているわけではないので、私は今回のブラジルの原因がTdapである可能性は低いと思っています。(でも、調査はすべきだと思います。)」 

と書きました。 

ということで、Tdapと小頭症の関係には懐疑的ですが(ただし、「Tdapプラス栄養失調」から「TdapプラスGMモスキートもしくはピリプロキシフェン殺虫剤」というものまで、、プラスαではありえなくないかも、って思います。)、子宮頸がんがんワクチン接種後に異常をきたした少女たちがグラクソスミスクライン(および輸入ワクチン推進派達)にどんなふうに扱われたのかを知っているので、私はNHKがTdapを紹介したことに嫌悪感を持ちました。

皆さん、今後妊婦へのTdapワクチンを国が推奨するようになっても、よーく考えてから受けるか受けないかを決めましょう。
(本当にそうなったとしたら、産婦人科によっては、ほぼ強制的に妊婦にワクチン接種をさせるようなところもでてくるかもしれません。子供を産む病院を選ぶ前に病院に確認をした方がよいと思います。)

※次回に続く

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子供の行動に悩むお母様へ-奥村隆氏「息子と僕のアスペルガー物語」

2017年04月05日 | 福祉・医療

我が家の息子は、小さい頃から立ったまま何かを見ているときに、足を動かしていたり(多分、高校生くらいまでやっていた)、どこかに飛んで行って迷子になること(これは悪ふざけの部分もありました)が多かったです。 

この話はおそらく一度書いていると思いますが、もう一度- 

幼稚園に入園して間もなくのこと、息子を連れて駅の近くまで自転車で用事を済ませに来たとき、自転車を止めている間に走り出して、向かいのおもちゃ屋さんに飛んで行ってしまいました。 

大荷物も自転車に乗せていたし、自転車を止めた目の前のお店であったので油断して息子に「ここで待っているから、すぐ戻ってきなさい!」と声をかけただけにしてしまいましたが、息子は5分以上戻ってきませんでした。それで荷物を籠から出してお店に迎えに行くと、息子の姿はありませんでした。 

そんなに大きなお店ではないのに、お店の人もわからないという-付近を探しても息子は見つからず、青くなって派出所に迷子の届け出。 

警官の一人が、「息子さん、親を見つけられない時には泣きますか?」と訊いたので、「いいえ、泣きません」と答えると、警官はため息をついて、
「泣かない子だと、周囲も迷子と気が付かないから、見つけ出すのに時間がかかるかもしれません」
と言いました。 

結果、本署からも応援隊が来て警察官が息子探し。

そして砂を噛んでいるような感じで待っていた私の元に息子が見つかった連絡が入ってきたのは、それから20分後。 

息子が見つかったのは、自転車置いた場所の商店街ではなくて、そこから100メートル以上離れているであろう駅ビルでした。 

警察官の方と息子の話を総合すると、息子はおもちゃ屋さんから自転車のところにいると私がいなかったので(おそらく、私がおもちゃ屋さんに行ったのと入れ違いになった)、私が「駅ビルに行く用事がある」というのを聴いていたのを思い出し、「お母さんは駅ビルにいるだろう」と駅ビルの移動、ということだったらしいです。 

駅ビルに1人でいた息子を見つけた“おばちゃんたち”が「ママはどこ?」と息子に訊き、息子が「お母さんがいない」と答えると、その方たちが駅ビルのサービスカウンターまで連れて行ってくれたとのこと。 

サービスカウンターでは迷子の館内放送。しかし、駅ビルにいない私は当然それを聴くこともありませんでした。 

そしてサービスカウンターのお姉さんに、息子は自宅の電話番号を告げ(私は息子が自宅の電話番号を知っているとは思いませんでした。)、お姉さんに自宅に電話をしてもらいましたが、我が家は核家族であり、夫は会社。当然家は留守。 

警察官に連れられて戻ってきた息子は、青い顔をしていたものの、私と再会できて安心して泣くということもなく、「サービスセンターのお姉さんがこれくれた」と小さな声で、おもちゃを貰ったことを私に報告しました。 

この事件に懲りたのか、迷子になることは減りましたが、息子の発想や、することには、時々「普通の子供とは違う」と違和感を持つことがありました。 

たとえば、 

幼稚園では毎年1つ子供の絵をプリントする陶器を作ってくれましたが、プリント元となる絵は紙を横にして描かなければならないのに、息子だけ縦描き(大体紙は細長いのだから縦描くという発想はふつうはしない)にしてしまいました。 

先生が新しい紙を息子に渡して、「もう一度書こうね」と言ったら、大変シンプルなウルトラマンの絵を落書き程度に描いて終わらせてしまう-先生は、「〇ちゃんへそ曲げちゃったようで・・本当に最初の描いた絵はたくさん描いてすてきだったんですよ・・・。」と、先生は無念そうに話してくれました。 

ウルトラマンと言えば、幼稚園入園前でしたが、ママ友に誘われてお絵かき教室の体験に行ったとき、生きているウサギがその日の課題。体験幼児も一緒になってウサギを描いていましたが、息子1人、ウサギを前にしてウルトラマンの絵を描いてしまいました。 

そのほか、小学校1年の時は、学校で自分の色鉛筆を机から落としてしまったとき、周りのお友達が拾い集めてくれているのに、本人は椅子に座ったままだったとか(後で先生にこの話を聴いて、息子に何でそんなことをしたかと訊いたら、「皆がしてくれているから自分はしなくてよいと思った」)、ソロバン塾で初めて賞状をもらったとき、これを長い辺側をクルクル丸めてビニールに入れて帰ってきたり(息子は、「皆がどう巻いていたのか知らない。賞状を入れるビニールの幅が長かったから、それに合わせた。」)。 

中学の頃も、志望校(公立)をお友達と同じところに決め、そのお友達が直前に私立に変更したら、親に相談なく先生に変更を申請。
これは、担任の先生が「お母様は、〇君が志望校を変えたのご存じですか?」と電話をかけてきて発覚。先生は、「親が知らないで志望校の変更を申請してきたケースは初めてです!」と驚いていました。 

こういう困った点もあれば、まだ片言の頃から自動車の種類や電機メーカーのロゴを判別したり(1歳2か月前後には、例えば外を日産のマーチが走っていると指さしてそう言い、HITACHIのロゴを見て、「ヒタチ」と言う。)、誰が教えたわけでもないのに、小学校低学年のころには相撲や野球を見てスコアを記録したりしていたり、計算が早い(やがて「好きでもない」という数学がずばぬけてよかったとか。)といった、親としてはうれしい面も。 

しかし、だから余計、「息子には若干アスペルガーの気があるのかもしれない(友人は多いですし、私以外にはいつも素直で穏やかに接しています。人とのその付き合い方をみると「受動型アスペルガー」に一番近いかも)」と思ってきました。 

大きくなるにつれてこの傾向は気にならなくなりましたが、会話をしていると、今でも時々でてきます。 

昨日友人だか何かと食事をしてきた息子に会話として何げなく、
「今日は何を食べてきたの?」
と訊くと、

「いろいろ」
「いろいろって何よ?」
「枝豆とか」
「なんだ、居酒屋に飲みにいったの。別に「何を食べてきたの」っていうのは、『メニュー』を訊いているわけではないんだけどね」

というような会話に。 

アスペルガーとかADHD、これは軽度も含めれば10人に一人と言われていますし、子供の頃に限っては、特に男の子の親で自分の子供を「アスペルガーではないか?」「ADHDではないか?」と思う親も多いのではないかと思います。 

でも、私を含めて「それは子供の個性」と思って、大半は息子を病院に連れて行って調べることはないでしょうし、逆に認めたがらない人の方が多そうです。 

でも、ちょうど最近見つけたこのシリーズを読んでいて、あまりに理解不能なことをすることがある息子を、「わざと怒らせようとしているのでは?」「なんで普通の子と同じことをしてくれないのだ」と思って叱り(いや、感情に任せて怒る)、悩むことが多かった私は、「実はもっと真剣にアスペルガーなりの勉強をして、対処すればよかったのかな」と思ったりしました。 

ご自分のお子さんだけでなく、自分自身が「他の人と違う」と悩んでいる人にも、これはお薦めです。 

奥村隆「息子と僕のアスペルガー物語」【第1回】時間に細かすぎる親子
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33846

(2回目以降は本文ラストのページからどうぞ。
会員登録なしでも9回目くらいまで読めます。) 

※奥村氏ご本人と息子さんがアスペルガーだと書いて有り、たまたまお二人とも今もなお母親の胎内にいたときの記憶があるそうです。
息子は今は覚えていないと思いますが、2歳の頃、「お腹の中で泳いでいたんだよ」と言いました。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする