アフガン・イラク・北朝鮮と日本

黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

「ワーキングプア解放新聞」遂に発刊!

2010年08月15日 15時05分02秒 | 職場人権レポートVol.1
  

 読者の方へ。長らくブログ更新が滞り申し訳ありませんでした。この間、職場新聞の編集に携わっていました。ブログ更新が出来なかった理由の一つも、実はそれがあったからです。
 職場新聞といっても大したものではありません。今までも、既に勤め先職場の同僚の何人かには、コピーの形で個人的に配布していたものです。それを改めて、「ワーキングプア解放新聞・縮刷版」と銘打ち、拙ブログの「職場人権レポート」カテゴリーの中から適当に選んだ記事を載せて、早ければ明日にでも職場配布する事にしました。
 職場新聞とは言っても、実際に配布するのは僅か4部だけです。自費・自力でコピー・製本にまで漕ぎ着けるには、これが限界でした。「次回はいつ発行するか?」以前に「発行する(出来る)かどうか」も、現時点では全く白紙です。

 最初は、そこまでやろうとは思っていませんでした。既にコピーの形で何人かには配布していたし、それをまた纏めて40ページにもなる印刷物の形で一遍にもらっても、恐らく誰も読まないであろう事は、直ぐに想像がつきました。しかし、読んでいる人は結構読んでいるのも事実です。政治的な箇所は飛ばしても、身近な話題については。この前も、その読者の一人が、映画「スーパーサイズ・ミー」(下記7月26日付記事参照)の内容について、改めて私に聞いてきました。
 また、職場読者の中には、パソコンを持っていなくて、紙ベースでなければ読めない人もいる。そういう人でも今まで取材に協力してくれたりしました。そういう方へのお礼と報告も兼ねて、全員が情報を共有出来るように、そして自分にとっても一つのくぎりとして、改めて職場新聞として配布する事にしました。

 尚、上記職場新聞に収めているのは以下の記事です。

・8月5日付「まだまだ続く職場人権レポート」
・8月1日付「で、奴隷根性で実際救われたのか?」
・7月30日付「ブログ読者拡大中」
・7月26日付「誰がN君の事を笑えるか」
・7月23日付「中国労働者の決起に続け!」
・7月16日付「そっちがその気なら」
・7月15日付「「我々の中に搾取されてない奴がいるなんて許せない!」」
・7月11日付「搾取ダイエット」
・7月7日付「人を減らしておきながら写真撮りなんかに現を抜かすな」
・7月4日付「資本家と労働者は基本的立場が違う」
・6月17日付「人よりトイレのスリッパの方が大事なのか」
・5月2日付「私の職場人権レポートが人気を呼ぶ?!」
・4月8日付「反撃準備完了」
・4月5日付「奴隷は何故、奴隷なのか?」
・4月1日付「呂月庭容疑者の気持ちが良く分かる」
・3月27日付「正しくなくても切れざるを得ない時もある」

※記事のタイトルを変更しました。(8月15日23時55分)
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3 コメント

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こういう現場での地道な (三浦小太郎)
2010-08-17 09:11:07
内容についてはコメントいたしませんが、こういう現場での地道な努力はいいことだと思います。参考までに、私から今後紹介する番組紹介なども載せてみたらいかがですか、時間に間に合わないときは、見れればその感想でもいいし。

たとえばこういう番組の紹介とか簡単なコメントとか載せてみてもいいのではと
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20100714

高世さんからベン組紹介のメール来たら転送しますね、どう活用するかはお任せします。

後私が共感しているのはここ
町でうっているのを観たら買うようにしてます
http://www.bigissue.jp/
返信する
Re:こういう現場での地道な (プレカリアート)
2010-08-17 18:49:00
 いや、お恥ずかしい。あれは単に、職場の話題に絞った記事のコピーを、適当にまとめてみただけです。カッコつけて「新聞」と名乗っていますが、第三者からすれば自己満足以外の何者でもない。それに、配布部数も同じ職場の同僚に数部だけですし。マスコミと同じ様に看做されても困りますw。
 やり方も今思えば稚拙でした。大体、40ページにもなるコピー記事の束を、いきなり渡されても、誰が読む気になりますか。当の私ですら怪しいものです。幾ら職場の労働条件を取り上げたものだとしても。同じ発行するなら、各記事のエッセンスを集めて一枚のビラにしたものを、号外形式で撒いた方が良かったかも。その方が、遥かに少ない時間と金で、もっと大々的に配布出来た筈。
 ただ、それでも「何もしないよりかはマシだろう」「職場で話題になるだけでも良い」とは思っています。若し職場でバイト労組結成の暁には(その可能性は殆ど皆無ですが)、マジで組合機関紙の名前も「ワーキングプア解放新聞」にしようと思っています。その段階になれば、コラム欄も作って、そんな話も載せようかと思いますが、今はとてもそんな。

 この「新聞」で私が職場の同僚に言わんとする事は、以前にも書きましたが、「いい加減、奴隷根性から抜け出せよ!」という事に尽きます。
 今日もごく些細な事から、職場の同僚同士でちょっとした小競り合いが近くでありましたが、それもこれも人手不足や過重労働が原因でしょう。それを何故、上司や会社に言わずに、八つ当たりや愚痴の繰り返しで終わらせるのか。
 人手が足りずに山のようにたまった商品を見て、「しんどい、嫌だ、鬱陶しい」だけで終わらずに、「俺らがみんな本気で立ち上がれば勝てるかも、会社は解雇したくても出来ない筈だ、素人だけでは仕事は回らないのだから」という発想の転換が、何故出来ないのか。別にストライキ云々という話を抜きにしても。

 その話を配布後に数人のバイトにしてみましたが、賛同してくれたのは一人だけでした。そうなる理由もほぼ察しはついています。「言っても負けるから」「俺ら所詮は下請けだから」・・・おそらくそんな所でしょう。
 何の為に労働法規があり労働組合があるのか、全然分かっていない。確かに「下請けで不利な条件に置かれている」というはその通りですが、それでも帳票の書式一枚改善提案も出来ないなんて筈がない。それもこれも、奴隷根性・負け犬根性に囚われて、自ら萎縮しまっているからでしょうが。最初からそんな体たらくでは、通るものも絶対に通りませんて。

 最後に少しエキサイトしてしまいましたが、あくまで、そんなレベルの「新聞」なので、多分、今の段階では、とても三浦さんの期待には添えないと思いますw。なるべく早く添えるようにはしたいとは思っていますが。
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すごいじゃないですか (GO@あるみさん)
2010-08-17 22:21:24
いやぁ~すごい「進歩」ではないですか。機関紙でオルグするのは、基本中の基本です(^^)
かくいう私も、毎週撒けるビラは10枚程度、でもそれなりに考えて書こうとしています。

映画「蟹工船」の決起に向かうシーン(けっして派手ではない)が、思い起こされます。
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