Death & Live

いわゆる日記とは違うようで。死に様や心の疲労について、つれづれなるままに書き綴るだけ。

映画 『太陽』

2006-08-31 08:46:37 | 映画 「あ段」
『太陽』  2005年
原題 : The SUN   (Solntse)
監督 : Aleksandr Sokurov

日本人が描けない題材をよくぞ描いてくれたものだ。
日本人が作っていたら、家に火をつけられそうだ。

それも、日本人的には描きにくい視点から、
慎重に、丁寧に描かれている。

彼が人間であるという当たり前の真実。
イッセー尾形は名優だね。

桃井かおりも最後の最後、ワンシーンだけの芝居なのに、
あの存在感はすごい。

けっこう笑ったなぁ。
久々におもしろい映画を観た。


彼はロウソクの灯を消すのが好きみたいだった。
だったら最初から点けなければいいのに。
「私が命じたワケではない」
そう言うのかね。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ぜひ見たいです。 (独楽知)
2006-09-03 10:24:43
zooquieさんへ



zooquieさんの映画紹介、いつも興味深く読ませていただいています。



この映画はぜひ、見たいです。

全国公開が始まったようですが、静岡にかかるのはいつかなあ?

待ちきれなくて、名古屋へ行こうかなとか考えています。



これからも参考にさせていただきますので、たくさんの映画を紹介してください。
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独楽知さんへ (zooquie)
2006-09-03 13:41:21
涙が溢れるような、ありがたいコメント、感謝感激です。



自分は変わり者なので、

いわゆる映画評みたいな感想じゃないんですよね。



人と視点が違うらしく、

後で読み返して、自分でも "ワケわからん" とか思ったりします(笑)



この作品に関しては、批判する人も中にはいますが、

本当は日本人だって作りたかった題材の映画を、

カユイところに手が届くって感じで作ってくれたから、

映画の出来がどうこうというより、

みんな観たくてしょうがないって感じなのではないかと。



笑えるんですよ、所々で。

そこがいいんですよ。

天皇を笑える映画なんて、

日本人には、なかなかというか絶対作れそうに無いですから。





こんな映画紹介を参考にして頂けるなんて、

身に余る光栄でございます。

これからも変わり者らしく(?笑)書き続ける所存でございます。



どーぞよろしくです
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