ウガンダでは、87年にキリスト教原理主義の反政府勢力「神の抵抗軍」(LRA)が蜂起して以来、内戦が続いてきた。
スーダン、コンゴ(旧ザイール)、ルワンダなど、紛争国に囲まれていたせいで、国際社会から関心が集まらず、「アフリカの忘れられた危機」と呼ばれていた。
04年には、難民キャンプで200人以上が虐殺される事件が起き、少年兵を確保するための誘拐も続いた。
暴行や殺害を避けようと、約200万人のウガンダ国民が避難民となった。
しかも、こういった攻撃は、犠牲者たちよりずっと若い少年兵によって行われていた。
少年兵たちは、仲間や兄弟に対してさえ残虐行為を行うことを強いられ、逃亡を試みた子どもは殺される。
そんな少年兵たちの心の傷は想像できるレベルのものではないのだろう。
何を思い、どんな日々を過ごしていたのだろうか.....
もともとは政治組織ではなく、新興宗教カルト集団だったはずのLRAは、スーダン政府から支援を受け、資金やら武器を持ち反政府勢力になった。
要するにスーダン南部の反政府組織をウガンダ政府が支援したことへの対抗措置のお陰で急成長してしまったワケだ。
スーダンの内戦が終結すると共に支援も止まり、あっと言う間に弱体化。
そして、先月26日、そのLRAとウガンダ政府が、停戦合意に署名した。
まだ詰めの交渉が続いているようではある。
が、なんとか終結に向かって欲しいものだ。
誰にも忘れられないうちに.....
少年達の心が真っ暗闇にならないうちに.....
スーダン、コンゴ(旧ザイール)、ルワンダなど、紛争国に囲まれていたせいで、国際社会から関心が集まらず、「アフリカの忘れられた危機」と呼ばれていた。
04年には、難民キャンプで200人以上が虐殺される事件が起き、少年兵を確保するための誘拐も続いた。
暴行や殺害を避けようと、約200万人のウガンダ国民が避難民となった。
しかも、こういった攻撃は、犠牲者たちよりずっと若い少年兵によって行われていた。
少年兵たちは、仲間や兄弟に対してさえ残虐行為を行うことを強いられ、逃亡を試みた子どもは殺される。
そんな少年兵たちの心の傷は想像できるレベルのものではないのだろう。
何を思い、どんな日々を過ごしていたのだろうか.....
もともとは政治組織ではなく、新興宗教カルト集団だったはずのLRAは、スーダン政府から支援を受け、資金やら武器を持ち反政府勢力になった。
要するにスーダン南部の反政府組織をウガンダ政府が支援したことへの対抗措置のお陰で急成長してしまったワケだ。
スーダンの内戦が終結すると共に支援も止まり、あっと言う間に弱体化。
そして、先月26日、そのLRAとウガンダ政府が、停戦合意に署名した。
まだ詰めの交渉が続いているようではある。
が、なんとか終結に向かって欲しいものだ。
誰にも忘れられないうちに.....
少年達の心が真っ暗闇にならないうちに.....