Death & Live

いわゆる日記とは違うようで。死に様や心の疲労について、つれづれなるままに書き綴るだけ。

破壊されたワルシャワ

2006-09-05 08:04:05 | 戦争・紛争・内戦・テロ・虐殺

一昨年の新聞に、1944年8月のワルシャワ蜂起のあと、ヒトラーのドイツ軍に徹底的に破壊されたワルシャワの写真が載っていた。

記事からの転載.....
第2次大戦が始まる前に130万7000人いたワルシャワの住民は、蜂起までの5年間のドイツ軍占領中に92万人にまで減っていた。占領軍によるレジスタンス兵士の射殺や、ユダヤ人らを「絶滅収容所」へ移送したことなどの結果だ。
さらに、8月1日に始まって63日間続いた蜂起で15万人の住民が死亡した。
蜂起を鎮圧するためにドイツ軍は砲撃や火炎放射器を使ったため、ワルシャワの建造物の85%、工業施設の95%が破壊された。機械や設備、貴金属、布、家具といった個人の所有物はことごとくドイツへと持ち去られた。


写真.....

尖塔が立つ聖アウグスティヌス教会のシルエットを残して一面のがれきの野となったゲンシャ通り


ワルシャワ爆破後、果物を売る露天商


壁が砲弾だらけとなった建物ががれきの山の間に立つ、ワルシャワ蜂起者広場からスベントクシスカ通りにかけての光景


破壊が何かを解決しているのだろうか。
昔も今も。