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Death & Live

いわゆる日記とは違うようで。死に様や心の疲労について、つれづれなるままに書き綴るだけ。

出会い

2007-10-29 20:13:24 | 言葉・本
 私は日本語の「出会い」という言葉が好きです。出会いというのは「出て行って会う」――つまり、狭い自分の殻から抜け出て、相手の人格に触れるということです。
アルフォンス・デーケン
1932年ドイツ生まれ。「生と死を考える会」会長

傲慢の罪

2007-10-15 22:08:25 | 言葉・本
私たちが他人のために尽くす喜びを
味わうとすれば、
まず、その行為を許容してくれる相手に
感謝しなければならないと思います。
Alfons Deeken (「生と死を考える会」会長)

千段万段の心

2007-09-25 20:58:55 | 言葉・本
 生涯の心の働は、千段にも万段にも区別して、千状万態の変化を見るべし。
 古今の学者、この理を知らずして、人物を評するに当り、その口吻として、某は幼にして大志ありといい、某は三歳のときにこの奇言を発したりといい、某は五歳のときにこの奇行ありといい、甚しきは生前の吉祥を記し、または夢を説て人の言行録の一部を為すものあるに至れり。惑えるもまた甚しというべし。
今後数千百年にして、世界人民の智徳大いに進み、太平安楽の極度に至ることあらば、今の西洋諸国の有様を見て、びん然たる野蛮の歎を為すこともあるべし。これに由てこれを観れば、文明には限りなきものにて、今の西洋諸国を以って満足すべきにあらざるなり。
『文明論之概略』
著 : 福沢諭吉

太平安楽の夢

2007-09-22 21:43:37 | 言葉・本
 
 西洋諸国を文明というといえども、正しく今の世界にありてこの名を下だすべきのみ。細にこれを論ずれば足らざるもの甚だ多し。戦争は世界無上の禍なれども、西洋諸国、常に戦争を事とせり。
(中略)
今後数千百年にして、世界人民の智徳大いに進み、太平安楽の極度に至ることあらば、今の西洋諸国の有様を見て、びん然たる野蛮の歎を為すこともあるべし。これに由てこれを観れば、文明には限りなきものにて、今の西洋諸国を以って満足すべきにあらざるなり。
『文明論之概略』
著 : 福沢諭吉
諭吉先生!
世の中、太平安楽どころか、
人間は今だに戦争をしてますよ...<涙

心をこめる

2007-09-10 22:01:48 | 言葉・本
たいせつなのは、
どれだけたくさんのことをしたかではなく、
どれだけ心をこめたかです。
マザー・テレサ
9月5日が命日でしたね。
彼女が天に召されてから20年も経つのです。

薪と灰と生と死と

2007-09-08 08:35:52 | 言葉・本
 薪は燃えて灰となるのが科学的な事実であります。人間の生きる果てにまっているのは死という「事実」であるが、人間が生きるというときにはこの冷厳な「事実」を越えてしまうことができる。薪が燃えて灰となるというかんがえ方はまちがいです。薪は薪、灰は灰、二つのものは無関係、薪はどこまでも薪、生はどこまでいっても生、死のかげは差さない。こういう非科学的なかんがえ方が、生きていく世界の「事実」として成立する可能性が常にあるということはみとめてもいいと思います。
野呂重雄
これからの小説への提言 ~事実への回帰
わかるような、わからんような。
とは言え、「非科学的なかんがえ方」 はみとめていいと、
自分も思う。

マタイによる福音書

2007-09-04 20:46:23 | 言葉・本
聖書から...
疲れた者、重荷を背負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。
マタイによる福音書 11章28節
新約聖書 新共同訳
こんなこと言われたら、涙が止まらないよ。

ユーモアのセンス

2007-08-23 20:38:08 | 言葉・本
小さき人であり続けなさい。自分を過大評価しないよう。自分が取るに足らぬ存在だということを忘れないように。どんな地位にあろうと、どんな才能をもっていようと、大したことではありません。肝心なのはただ一つ、神様があなたをどう評価なさるかということだけです。自分自身を、自分の失敗を、自分の無力さを笑えるユーモアのセンスを忘れてはいけません。
バジル・ヒューム
元々小っさい人間だし、
取るに足らないどころか、不要だと思ってるし、
才能なんてないし。
なのに、自分の無力さを笑えるセンスなんて.....
ム、ム、ム、ムツカシすぎる.....<絶句!

ベートーヴェン

2007-08-06 06:38:46 | 言葉・本
「芸術によって世界を抱擁し、異なる民族を結びつけたい」
「自分のためのではなく、他者のための人間になる」
Ludwig van Beethoven
結構いいヤツなんじゃないのぉ~、ベートーヴェンって。