新しい環境の厳しさを日々痛感していた。プレッシャーを常に感じていた。日々の精神的エネルギーの消費量もかなりなものだった。
そんな時、周りの人が気を使ってくれたりすると、それはそれで正直涙が出るほどうれしいのだが、つまらないところで "気遣い" な性格が出てしまい、「やさしさにはやさしさを返さなくては」 と義務感を感じてしまう。
変わり者なんだから、そんな自分を分かってもらえるよう工夫すればいいのに、変わり者なりに人に合わせようとする。別に周りの人に無理に合わせることもないのだろうが、"やさしさ" をもらった以上、どこかで合わせなくてはいけないと感じている自分がいて、疲労が増す。疲れるのが分かっているのに、「やさしさにはやさしさを返す」ことに義務を感じてしまってるからね、一所懸命合わせてみる。どーしよーもないんだ。
それはそれで時にはいい方向に進むこともあるが、返ってプレッシャーになることの方が多い。自分などは普段から凸凹デコボコな精神状態だから、周りの人のやさしさが、自分の求めていないものだったりすると、そのやさしさがプレッシャー以外の何モノでも無くなってしまう。
「やさしさにやさしさを返す」 ことにエネルギーを要して、結局プレッシャーの悪循環に陥る。
そんなエネルギーを使ったあとは、帰宅→脱力→孤独...となる。
特に大勢の人と会って、沢山のやさしさをもらった後は寂しさもつのるワケだが、そんな時こそ疲労困憊で人と接触するエネルギーなんて残っていない。返って誰とも会いたくなくなる。でも孤独感はつのる。 ...いったい何なんだ!まったくもってどーしよーもない性格だ。
きっと自分は "気を使ってるフリをする我がままな奴" なんだ。 生まれ持った性格として諦めるしかないのかね(笑)
諦める前に、まず改める努力をするべきか.....
