猫人雑記

「あたしのにゃにゃにゃにゃんな毎日」
マレーシアからの帰国子女3匹+1匹+人間たちの徒然

今年も徒然... 2007Year もよろしくです

2007-01-04 | 猫との暮らしの中で...
「白くまピース7歳」 を観た。
久しぶりに見ごたえのある番組だった。
日本の番組はNHKしか観られず、そのNHKも、衛生放送は再放送ばっかりで面白くなかったんだけれど。

母くまに出産直後から飼育放棄され、生まれたその日から人工飼育で育てられた白くまピースの7年間の歩み。
ぬいぐるみのような仔ぐま時代を経て、今に至るまでのあれこれ。
見所たくさんあった中のひとつであたしが思ったことを。

ピースの母となった飼育係の人が、ピースと暮し始めて初の連休の最中に、ピースがてんかんの発作を起こした。
母である飼育係の人が、
「自分がいなかった(見えなかった)ことでのストレスが引き金になったのかもしれない」
と。

てんかんについては遺伝性のものもあり、簡単には判断はできない。
ストレスによるだろう脱毛が治りきらずにいるジジのこともあり、色んなことを思った。
先日、知人ににゃんズのご飯を託して一晩留守にした。
朝出かけて、翌日の夕方帰宅。
しばらくして気がついたのだけれど、ジジの脱毛が広がっていた。
思い当たることといえば、その1泊のお留守番。

ジジに聞いてみないとわからないけれど、3頭いるとはいえ、やっぱり不安だったのかもしれない。
「すぐ帰ってくるからね!」 って言い聞かせても無理だものね。

ストレス?がこんな風に表れてしまうのはジジだけ。

その仔その仔に合わせた育て方、暮し方というのがあるのだと思う。
それを試行錯誤しながらの猫との生活。
大人の猫になってもそれはずっと続くと思う。
そんなことをあれこれ思った。
考えて、考えて、そして又考えて。
命とつきあっていくって、そういうことかな~ って。
これがベストとかこんな飼い方がいいとかの知識の上に、自分とその仔との暮らしを見つけていく。
人間が歩み寄る。
それが出来たらいいな~ って思う。

ジジのおハゲとはずっと付き合っていかなければならないかもしれない。
日本に帰国したら治るかもしれない。
それはわからない。
おハゲなジジもジジだから。
ん?
なんだかとんちんかん


動物と暮していると、人間だけの時とは違うことがたくさんあると思う。
これから飼うのであれば、こんな時はどうする?などと想像してみて~。
我が家の猫たちは、日本で留守番する時は、近所の友人が誰かしら家ごと留守中を預かってくれていたの。
いつも我が家に来ていた知人たちだったからあたしも安心だったし、
よそに預けられるよりもずっと良かったと思うの。
でも、ここに来た当初はそうはいかず、1度だけ動物病院に預けたことがあって、
今でこそ、かかりつけの病院ではあるけれど、その時はそうではなくて。

病院にいる間は3頭一緒のケージにしてもらったのだけれど、
それでもやっぱり不安だったのだと思う。
ご飯も食べず、水も飲まず、おしっこもしなかったらしい。
迎えに行った時、あたしの顔をみるなり、リリはあたしの胸に飛び込んできて。
普段こんなこと絶対しないのにね
その時のジジの顔は今でも忘れられない。
固まったままの状態で、半分だけ顔を向けて、じーっとあたしを見たっけ。


外出が多いだろう家族が動物を飼う場合は、その時のことをも考えてみて~
普段からよそに預けられることに慣らせておけば、ストレスも最小限に出来ると思うの。

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白くまの人口飼育は難しくて、日本国内での人口飼育の記録は100日と数日。
ピースは、その記録をぬりかえたとはいえ、
飼育係の人は、今現在も朝顔を見るまでは不安だと話していました...


ピース、長生きしておくれ~


みんなみんな元気でいてね~  2007年、初徒然なり