くにづくり日記まーく2

小説サイトじゅうや帝国の日記です♪

第49話 長き旅の終わり

2012-09-24 23:51:12 | ガンダムAGE
こんばんは。
今日は2週間ぶりに北斗の拳をやっていました。
今回はレイが女風呂に潜入する話。単行本で言うと4巻。
今日はなんかキャラクターが妙に表情豊かだったような気がする。
原作では唐突に現れたマミヤの弟も、アニメだと結構ちょくちょく出てきますね。
今回はあまり書くことがない。

というわけで日記ですが。
今日はガンダムAGEの最終回を見ましたです。
終わってしまった………。
一週間の楽しみが……本気で寂しいんだが。
問題だらけのガンダムだったけど、ある意味こんなに楽しんだガンダムはなかったかも知れん。

最終話 「これでいいのだ」の巻。

今回は、デビルガンダムが暴走して各国のMSが力を合わせて戦うという話。
公式サイト見て初めて知ったけど、ゼラギンス君じゃなくてゼラ・ギンス君なのね。。。

ゼラ「あーよく寝た。で、戦況は?」
兵士「我が軍は壊滅状態です! ゼハート様もとっくに死にました!」
ゼラ「え……」

しかしゼラ・ギンス君、かわいそうだったなぁ。
出撃したと思ったら、なんか敵ばっかりだし!
ヘンなものに取り込まれるし。あげくに味方にまで攻撃されるし。
最後生きてたからよかったけど。あれで死んだらどうしようかと思った。

銀髪もフラムとか犠牲にしてディグマゼノン砲撃つ前に、とりあえずゼラ・ギンス君をガンダムと戦わせてみればよかったのにな。
ゼラ・ギンス君どんだけ当てにされてないんだ。

そんなガンダムAGE
冒頭。
すっかり弱っているイゼルカントサマ。
銀髪の死んだところもすっかり目撃したようで、だいぶへこんでいます。

イゼルカントサマ「地球か……何もかもなつかしい」

今回ようやくたくさん出番をもらったカブキの人も、銀髪が死んだことにびっくり。
ヴェイガンギアを出すことを決める。
そしてゼラ・ギンス君がヴェイガンギアで出撃。

ゼラ「ヴェイガンギア、出る」

意外と渋い声。捕獲したシドにでも乗るのかと思ったら、まだMS残ってたんですね。
ヴェイガンギアのデザインも、一体誰が開発したんだってくらい他のMSとセンスがかけ離れてますが。
きっとグルドリンと同じ人が開発したんだろう。
これってプラモデル出るのかな? シドとの合体ギミックがなんかものすごくツボなんだが。

ヴェイガンギアって名前も、なんかいいな。
ヴェイガンの名前を冠してるあたり、ジオングに通じるところがある。
オマージュなのかも知れませんが。足はある。

それでシドの目がきゅぴーんと光ったところで、歌。
最後だし、シドの部分の黒塗りもなくなるのかとちょっと期待してたんですが、最後まで黒いままだったな。残念……。

本編。
ガンダムレギルスの残骸を眺めながら、俺は前に進む! と決意するアセム。
そのアセムの海賊船は、すっかり艦長達に乗っ取られている。

艦長「緊急事態ですので、好きにやらせていただきます」

顔色一つ変えず、海賊の副官を圧倒する艦長の気迫。
フリットの手も離れて、最後の最後でやっとキオ編登場時に夢見たキリッとした艦長になったー!!
しかしもう最終回。遅い……。

相変わらず首切りを続けるキオの前には、イゼルカントサマの幻が現れる。幻はまだ元気です。

キオ「人が人を選んで、理想郷を築くなんて!」
イサマ「人が人であるためだ」
キオ「今だって人は人です!」
イサマ「ぐむむ」

キオに論破されてしまうイゼルカントサマ。しょうが無いので力尽く。
ゼラ・ギンス君ヴェイガンギアで登場。
グルドリンばりの圧倒的強さで、キオとフリットに迫る。

一方、カブキの人はもう一度ディグマゼノン砲を撃とうと画策。
副官らしき人がそう何度も撃てるもんじゃないと言っても「そんなことは分かっているぅ!」とキレる。
カブキも熱い男だな。そして無茶を押し通す大胆さも持ち合わせている。
最終回に至ってキャラが立ちまくりです。

ゼラギンス君に苦戦するキオとフリットの元に、アセムも駆けつけてくる。

フリット「アセム、キオつけろ!」

これまでに感じたことのないほどのXラウンダーと、フリットもびびってる。

アセム「そのようだな(みんな同じに見える)」

ようやく息の合ったトリプルガンダム。
「ちっ」とゼラ・ギンス君も苦戦気味。いきなり限界を見せないでくれ。。。
ジラードみたいにファンネル乗っ取れファンネルを。
Xラウンダー的には、明らかにジラードの方が迫力あったなぁ。。。

そんな戦闘中、シドがいきなりやって来てヴェイガンギアにとりつかれる。

ミサトさん「シドが食ってる!」

ヴェイガンギアを乗っ取ったシドは、ラ・グラミスのディグマゼノン砲の方に飛んでいき、暴走。
ゼラギンス君、災難にもほどがあるな。この人何にも悪いことしてないのに。
あとシドは何が目的でここに来たんだろうな。
ヴェイガンギアもEXA-DBの産物だろうから、たまたまシドとシンクロするようにできてるMSで、帰巣本能的なものでも働いたのかもしれん。ものすごいこじつけですが。

ともかく暴走のせいでディグマゼノン砲が異常発熱。このままでは、セカンドムーンを巻き込んで爆発する恐れあり。
だからセカンドムーンをこんなところに持ってくんなとあれほど……。

一方フリットとAGE1。
戦闘中にチョバムアーマーを脱いでどこかに行ってしまったと思ったら、いきなりプラズマダイバーミサイルを担いでやってくる。
ほんとにあったんだなあれ。

フリット「何が起こったんだか分からんが。この気に乗じて一気に片を付ける!」

何が起こったんだか分からないって……(笑)
ある意味ゼラギンス君以上に暴走しているフリット。セカンドムーンの間近で仁王立ち。

フリット「待ちに待ったときが来たのだ! 死んでいった英霊達が無駄死にでなかったことの証のため! 星の屑成zy(ry」

引き金を持つ手に力を込めたところで、CM。
今回CMはいるのが妙に早い。
それでPSPのゲームのCM。

キオ「とおちゃん、じいちゃん、あいつを倒そう! 力を合わせればきっとできるよ!」

なんかキオがやたら好戦的なんですが。やり方によってはこんな展開にもなるんか。
じゃあ「やめようよー」を連呼するフリットとかもできるのだろうか。夢は広がるな……。

CM明け。
キオがフリットの前に立ちはだかって、アセムと二人がかりでフリットを説得。

キオ「これがじいちゃんがなろうとした救世主なの!」
フリット「私は守れなかった者達のためにやって来たのだ!」
キオ「ちがう、絶体に違う! その人達だって、こんなこと臨んでない!」

そしてユリンの幻を見るフリット。

ユリン「許してあげて……みんなを、そしてあなた自身を」

クルーデックさん「フリット、長い旅だったな」
ウルフさん「もう、いいんじゃねぇか」

正直もっと早くお前らが夢枕に立っていれば……何十年見守ってたんだよ、という気もするけど。なんかとても感動したのでいいです。
しかしほんとにユリン久し振りだな。
初回からいきなりXラウンダーの力に目覚めてたり、デシル少年に目を付けられてたり、結局おまえ何者だったんだという気もするけど。

エミリー「悪霊退散! 悪霊退散!」

ともかくユリンのおかげで改心したフリット。
ころっと思想を転向させて、ヴェイガンを救出することを決める。
プラズマダイバーミサイルを持ったまま、全軍に演説。

フリット「地球連邦軍と、ヴェイガンすべての戦士に告ぐ。多くの命を救うため、君たちの協力を要請する!」

狼煙とばかりにプラズマダイバーミサイルを上に向かってに発射!
熱い……こういう心が一つになるって展開はいいな。
フリットの見事な転向ぶりなんて気にならないくらい、なんかこのあたりにはよかったなぁ。
なんか魔人ブウ戦終盤のミスターサタンを思い出してしまった。
敵を殲滅するために用意した武器が、敵を救うための狼煙になるあたりも、上手いと思った。

キオ「じいちゃんはなれたんだね。みんなを救える、本当の救世主に」

ようやく救世主になったフリット。
もうどう考えてもこの物語はフリットが夢を叶えるための「フリット一代記」でした。

しかしおそらくそれなりの数いたであろう、フリット支持派(ヴェイガン殲滅派)は、はしご外されてどうするんだろうという気もしますが。
きっとフリットが責任を持って粛清。

そこにやってくるシドとゼラ・ギンス君。

ウッドビット君「行くぞキオ! どっせーい!」

ダイタルバズーカをキオに送り込むウッドビット君。
AGEビルダーはディーバと共に消滅したのにいつこんなもん作ったんだかは謎ですが、最後に活躍が見られてうれしいよ。
でもこのバズーカ、まったく役に立たなかったな。結局一発も当てられずに捨てられていた。一体何のために出したんだか。
あの狭い通路で追いかけてるときに撃てば当て放題だった気がしますが、なぜか撃たんし!
ウッドビット君報われないなぁ。。。

暴れ回るシドとゼラ・ギンス君。カブキ男も観念して、フリット達にやっつけてくれるように要請する。

カブキ「パイロットは、戦うために作り出された強化クローン人間」
フリット(なんつーもんつくってんだこいつら……)

そしてキオとゼラ・ギンス君の最終決戦

ゼラ「ガンダムとすべての連邦軍のMSを殲滅!」

しかしそうこうしているうちに、連邦のみならず味方にまで撃たれてちょっとびびるゼラ・ギンス君。
目を覚ましてがんばって戦っていたら、いつの間にか味方からも目の敵にされてたでござる。

最後は、キオがバーストーモードで特攻。シドを破壊して、ゼラ・ギンス君は救出。
一瞬殺したのかと思ってびびった。

フリット「あれがキオ・アスノ……私の孫だ!」
アセム(俺の息子だ……)

ウェンディ「キオ、お疲れ様」
ハロ「お疲れ、キオ! お疲れ、キオ!」

ウェンディの存在も影うすかったけど、ハロはもっと薄かったな……。
完全に存在忘れてた。AGEシステムの端末なんて設定はもはや歴史に埋もれている。

そして最後、イゼルカントサマ。

イゼルカントサマ「キオ、地球はおまえに託そう。そして見せてくれ、人が人でいられる未来を……」

イゼルカントサマ死す……。
争いの張本人なのに、いい人風味で死んでいった。
しかし日記がベッドの上に放置してあるディーン達の家の哀愁がすごいな。もう誰も帰ってこないし。
ディーンはアーリントン墓地的な戦没者の墓に入るだろうけど、ルーは無縁仏だろうか。キオあたりがなんとかするかな。
そしてナレーション。

「この後人類は、AGEシステムとEXA-DBの情報を集約し、マーズレイを無効化するイバースシステムを開発した。それによって火星圏は、安全に住める場所に代わり、人類はついに全人口を居住できる土地を手に入れたのだ。ラ・グラミスの戦いから、実に37年後のことであった。」

37年をナレーションで済ましやがった……!
見事に一世代ぶん余ったなぁ。だから100年なんて無茶だったんだと。

しかしAGEシステムもEXA-DBの技術も、平和利用できたんだな。
思いっきり壊そうとしてたアセムは何を思うのか。あの時壊すの成功してたら、火星はいつまでも不毛の地だった。

なんかこうしてみると、すべての元凶は「銀の杯条約」のような気がしてきた。
これで兵器を廃止してEXA-DBを作って、それをイゼルカントサマが発見したのが戦争の切っ掛けだったわけだし。
廃止なんかせずに素直に兵器の技術を平和利用に使っていれば、もっと早くマーズレイをどうにかできてただろうし、当然この戦争も起こらなかった……。
平和を生み出すために結んだ条約が、結果的に100年に渡る戦争を生み出すことになったわけですな。皮肉なことに。
そこまで意識してこの話が作られてたんだろうか。

そしてED。
最終回なのにまったく顔を見せなかったエミリーやロマリーの姿を見た後、エピローグ。

「地球首都ブルーシアに作られたガンダム記念館の前には、ひとりの男の銅像が設置された――その日は長い戦いが始まった日。天使の落日からちょうど百年後。AG201年の暑い日だった」

そしてフリットが銅像になったところで、締め。
銅像まであの私服かい。なんかゲリラ戦で名をはせた人みたいだ。

しかし戦闘の終結から30年以上も経ってようやく銅像出来上がったところを見ると、相当もめたんだろうな(笑)
フリット在任中に粛清された人の遺族は相当数いるだろうし。
フリットの突然の心変わりで行き場を無くしたヴェイガン殲滅派だってかなりの数いたはず。
そういったフリットに恨みを抱いてる人達を沈めるのに、30年以上かかったんだろう。
たぶん100周年にあわせてむりやり設置したからまだ完全には鎮圧できて無くて、いまでも銅像の周りには警備兵がたくさんいて、銅像に卵とかぶつけようとする連中に睨みをきかせているはず。

そんな無粋な推測はともかく。
終わった……。
銅像ってところが妙にアナクロだけど、なんだかんだで余韻のあるいい終わり方だったとは思う。
なんかしんみりしてしまった。

EDみたいにキオとウェンディの子供ができたところで締めになるんじゃないかと思ってたけど、全然違ったなぁ。
子供どころか、一堂に会した肖像画にウェンディの姿がいなかったことから察するに、結婚すらしてないんじゃないか。
キオはずっとルーの墓守として一生を過ごしたんだなきっと。
あと結局ユノアも独身のままだったんかな。マックス中尉あたりと結婚すればいいのに(なぜ)

そして次回。
……なんて勢いで書こうとしてしまったけど。最終回なんだよな。
一年短かったなぁ。
ツッコミどころ満載な一話目に驚いて、大丈夫だろうかと心配になりつつ感想書いてたのがつい最近のできごとのようです。。。

そういえば一話目でフリットが話してた「UEの侵略には法則性がある」みたいな話って結局なんだったんだろうな。
当時はUEの存在は未知だったから勝手に納得してたけど、実際相手は普通の人間だったからな。
冬場は戦争休んでたりしたんだろうか……中世かと。

他にもこういう「なんだったんだ」ってところがたくさん残ってるんだろうなぁ。すぐには思い付かないけど。
色々詰め込みすぎだったから、せめて2世代にすればまともになったんじゃないかという気もしなくもありませんが。
たぶん2世代になったところでツッコミどころの量はかわんなんかっただろうな……。
ディーバのクルーとか、描くつもりのないキャラについてはどんなに時間あっても描かれることはなかったと思うし。
新キャラ出して殺しての自転車操業的展開の量が増えるだけで、ひとりひとりの掘り下げは今と大して変わらなかったんじゃないかと思う。
ゴセイジャーみたいに、一年丸々あったのに主要人物が一切掘り下げられなかった作品もあるし。
説明不足や掘り下げ不足は作ってる人の作風の問題で、尺が足りるとか足りないとかそういう次元の話ではないような気がする……。うん。

ともかく文句ばっかり言ってきましたが、一年非常に楽しめた。
なんだかありがとうございました!!!!!!

さて来週からどうするか……。マギって一年やるのかな。
面白そうではあるんですが、どうも原作付きって見る気がしないんだよな。。。原作完結してないし。
ほかに楽しく感想書けそうなアニメなんかないもんか。。。


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4 コメント

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Unknown (にゃるら)
2012-09-25 00:28:35
一年間お疲れ様でした。
自分もブツクサ文句いいつつ、結局一話も欠かすことなく完走してしまいました(笑)
ホントあらゆる意味でしょうもない作品なんですけどなんのかんので楽しんでしまったのは確かなんですよね~ 観返すことはもうないとは思いますが(笑)

最終回を迎えたことでネットのあちこちで批判的な総括や叩きが行われていますが、彼らも内心楽しんでるんじゃないかという気もします。これほど叩きがい、ツッコミがいのある作品もそうないですし。
記録(売り上げ)に残らなくても記憶に残るアニメには充分なったかと思います。
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Unknown (じゅうや)
2012-09-25 21:18:54
無駄に長い感想を読んでくれてありがとうございました!
私もしっかり一年見てしまいました。
日記に感想書いてなかったら途中でくじけてしまったかも知れないので、こういうとき日記書いててよかったと思います(笑)
世間の評価はさんざんですけど、叩きつつも見たくなってしまうような変な魅力がありましたよね。

DVDとかも売れてないみたいですし、さすがに続編はないと思いますが、これからどういう展開をするのか生暖かい目で見守っていきたいと思います。
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ありがとうエイジ☆ (ちんじゅう)
2012-09-26 13:24:49
文句つけながらも結局一年間見てしまった(笑)
あわせて、いつもこちらのブログ楽しく読ませてもらっていました…
ゴーバスターズの記事も♪

楽しい一年間をありがとうございました☆
ゴーバスターズは引き続き読ませてもらいます☆


来年以降、宇宙戦艦ヤマトがテレビ放送するみたいです。
深夜枠ですが…
先にBlu-rayとか全部出してから放送というのは新しい試みですね!
一、二巻は見ちゃいましたけど、元を知ってても色々違うので結構楽しめてます(笑)

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はじめまして (じゅうや)
2012-09-26 22:12:39
ブログ読んで下さってありがとうございます!
無駄に長くてたまに読んでる人いるのか不安になことがあるので、とてもうれしいです!
AGEやっぱり見てしまいますよね。文句の付けがいがあるというか(笑)

>>来年以降、宇宙戦艦ヤマトがテレビ放送するみたいです。

おぉ、宇宙戦艦ヤマトやるですか!
先に売ってからテレビって斬新ですね。何が目的なんだろう(笑)
でもテレビでやってくれるのはうれしいですね~。
はじまったら是非とも見てみたいですね。
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