くにづくり日記まーく2

小説サイトじゅうや帝国の日記です♪

ドラ……デビルクエスト!

2012-12-12 23:22:06 | 映画
こんばんは。
休止していたファミリーマートのプレミアムチキンが18日に復活するらしいです。
存在知った時にはすでに休止していたので、食べようと試みることすらできなかった代物なのですが。
ちょっと食べてみたいけど、またすぐに休止してしまうのだろうか。そろそろクリスマスだし。
落ち着いたら買って見ようと思う。
そういえばファミマと言えば、夏頃にやってた初音のミクさんのキャンペーンでネギ塩味のペヤングが売ってたらしく、すこぶる食べてみたかったのですが。
結局あれは食べられずにキャンペーン終わってしまったんだよな。。。
一度買いに行ったけど売ってなくて、いずれ買おうと思っているうちにキャンペーン自体が終わってしまった。
またやってくれ。。。

というわけで日記なのですが。
先週は映画見られなかったけど、今週は見たのです。
デビルクエストという映画!
魔法使いの弟子に続く、ニコラス・ケイジ髪ふさシリーズ第2弾!! 私の中で。
新作でも話題作でもない映画の感想を今さら書いて需要あるのだろうかと、映画の感想を書くたびに思う。
ダークナイトライジングとか書けよと我ながら思うけど。新作って高いんだもんなぁ……(!?)

一応断っておくと、ネタバレしまくります。でないと書くことがない。
しかしドラクエのパチもんみたいなタイトルはどうにかならなかったのかのぅ。微妙にネタバレしてるし。
原題は「Season of the Witch」
「魔女の季節」って、趣深くてなかなかかっこいいと思うんだけどな。
確かにいまいちパンチに欠けるので、改題したくなる気持ちも分からなくはないけども。

そんな魔女の季節。
14世紀のヨーロッパ。ちょうど十字軍が行われてる頃、ペストが大流行して、それが魔女の仕業だということで魔女狩りが猛威を振るっている。
十字軍帰りのニコラス・ケイジとその仲間達が、魔女と疑われたヒロインの人を裁判するためにどっかの修道院に護送するという話。
一応史実ともシンクロしていて、あの時代に猛威を振るったペストの真相が明らかになったりならなかったり。
で、その護送の途中でいろんなことが起こって、ニコラス刑事が「教会は本当に正しいのだろうか、あの少女は本当に魔女なのだろうか」とか色々悩むのです。
ヒロインの人が敵か味方か分からなかったり、いろんな障害が襲いかかってきて仲間が次々死んでいったり、なかなか王道な展開が繰り広げられていくので、それほど目新しいものはなかったものの、結構楽しめたです。

特にヒロインの人がよかった。
言葉巧みにニコラス一行の人達を惑わせたり、すごい怪力出したりと謎の行動しまくりで、見ていて楽しかった。
いかにも企んでるような微笑みも印象的だったし。
正直この人が何者なのかが気になって、かなり話に引きつけられてしまった。

……のですが。
このヒロインの人、なんかもういかにも最初っから妖しいので、疑われてるけど実際は黒幕は別にいるって展開になるもんだと思っていたのですが。
結局この人が魔女というか悪魔に乗り移られていて、ペストが猛威を振るっていたのもその悪魔が原因だったという、どストレートな展開だった。
ある意味裏の裏をかかれて、ちょっとビックリしてしまった。
サスペンス劇場で殺人現場で凶器持ってた悪そうな人が、そのまま犯人だったみたいな。
魔女かと思ったらそれより高位の悪魔だったという、微妙に裏をかく展開はあるのですが。正直どっちでもいいし……(笑)

それとこのことに関連してちょっと気になってしまったのですが。
この物語って、序盤は教会が魔女狩りやって無実の女性を処刑しまくるような、非道な存在として描かれてるんですね。
でも、↑のようにヒロインが本当に悪魔に乗り移られていたと判明してからは、悪魔を退治するために戦う勇敢な存在だったかのような描かれ方に変わるんです。
今まで悪人と思ってたヤツが、実は正義のために戦っていた、というある意味では熱い展開ではあるのですが……。

無実の女性を理不尽に殺しまくってたってことには変わりはないわけで、そういうのを正当化してしまうような展開はどうなんだろうなぁと。
そもそも「魔女裁判受けてる人達の中に、本当に魔女(というか悪魔)がいました」ってのをやっちゃうと、それじゃ魔女狩りって正しかったんじゃん! ってことにもなりかねないし。
実際に悪魔がいる世界だし、強引な手段を使ってでも悪魔を探し出さないとペストで大変な事になるので、この世界での魔女狩りは正しかったのかもしれないけど。なんかやっぱり釈然としないというか。。。
教会の人達も葛藤してるとか、そういった描写も欲しかった。

まあでもこういう細かい所を気にしなければ楽しい映画だったと思う。
なにより90分ちょっとで終わるコンパクトさが魅力!
世間じゃ微妙な評価のようだけど。あんまり深く考えちゃいけない。