荒巻豊志の整理されないおもちゃ箱

日本一下手なドラマーです。仕事の話をすることはこのブログではめったにありません。

私立恵比寿中学 年忘れ学芸会

2013-12-11 15:30:04 | ライブ
埼玉スーパーアリーナにて。

仕事が終わってからのんびり現地にむかう。ここにくるのは2011年にAKBの「桜の木になろう」全国握手会以来だと思う。

会場近くにはかなりの客が集まっている。老若男女がバランスよくAKBやももクロの現場に似た感じを持った。ただ耳をそばだてていると、「メチャハイが・・・、まいにゃが・・・」と地下の現場に顔を出していないと知らない名前も飛び込んできて、ファン層が広いことをうかがわせる。

開場してもいっこうに入れる気配がないから少しローソンでのんびり。5分前に行けばいいやということにしてたが、5分前でもかなりの客が入場できていない。結局開演は10~15分遅れたと思う。

席に着くと隣のヲタさんと軽く挨拶。

ステージはみっつ。メイン、センター、サブ。

俺は200レベルだったもののサブステージにかなり近く、センターステージもメインステージもほぼ正面から見える感じで、当然ながら傾斜もあるし視認性は良好。

感覚では15000人くらいかな、と思っていたが、コンサート中にメンバーから10000人と聞かされた。公称1万ということは現実は1万を切っているのかもしれないが、そんなふうには全く見えず1万が謙遜に思えた。
でもメインステージでもモニターに頼らずみることもできたので、もしかすると、「狭く」使っていたのかもしれない。
途中で5曲ほどサブステージで披露するところがあったが、表情もみることがてき、いい席だった。

開演するやいなや、モニターでメンバーが紹介される。レーザー光線も飛び交う。大会場コンサートのよさってこういう仕掛けなんだよね。
それにしても綺麗なサイリウム。横浜アリーナにももクロを見に行ったときもこのサイリウムの波に圧倒されたが、今回はそれ以上だった。それにみていて気持ちがいい。どうにもサイリウムといったら、何本ももったり、扇型のとんでも迷惑なもの、工事現場の誘導灯、こんな光景は俺の視界には飛び込んでこなかった。

客のノリは半地蔵状態のものが俺の周りには多かった。隣の気合の入った姿のエビ中ヲタさんもライブ中はいたって普通。ももクロともしゃちほことも違う雰囲気だった。俺の後ろにいた4人組はサイリウムも持たず、だからといって私語をするような厄介じゃなし。オペラオーさんが少し物足りないとコメントに書いてくれたが俺もそれは同感だった。比較対象が限られているが、ももクロスのときなんかは地響きのような歓声があったが、エビ中ではそういうわけでもない。

オペラオーさんには、それが物足りなかったようだか、俺のような一見さんには居心地は悪くない。なにせ曲は知っていてもメンバーの名前と顔が一致するのが3人しかいないレベルの人間にとってはこれくらいがちょうどいい。

ZEPPのようなオールスタンディングではマサイをやるやつもいると耳にしたが、こういう大会場ではそれもなし。これが「地下」から「地上」に上がっていくということなのだろう。

歌唱のほうは音程をかなり外すところがみられたが、それは別に問題なし。というよりそれも織り込み済みでみな楽しんでいるものと思われる。それがキングオブ学芸会と呼ばれるところなのでもあろう。


大会場には大会場なりの楽しみ方がある。その楽しみ方がわからない俺には年に一度くらいこういうのをみてもいいなといった感じ。しゃちほこもこれくらいに伸びるかどうかは年末のコンサート次第。ももクロの勢いは止まっても、スタダは来年にかけてもまだまだ伸び代はありそう。