荒巻豊志の整理されないおもちゃ箱

日本一下手なドラマーです。仕事の話をすることはこのブログではめったにありません。

対バン バニラビーンズ カジヒデキ

2013-05-01 18:42:22 | ライブ
新宿LOFTにて。
今日はウィークデーなため19時開始。
現地に到着すると、それなりに人が並んでいる。ファンクラブ会員から優先入場。俺は一般だけど、番号が若いのでなんとか前列に潜り込む。

バニラビーンズははじめてみるが、オケで歌うのならばCDを聴いていた方がいいわけで、目的はドラム演奏。
バニラビーンズのバックで叩いているのは髭白健。アルバム「バニラビーンズⅢ」を聴いたときになんてカッコいい演奏だと思ったし、先生に聞かせてみても「このドラマーはうまい!」と褒めていたので楽しみにしてた。
対バン相手のカジヒデキは今度バニラビーンズに楽曲を提供する。いわゆるシブヤ系に位置づけられるアーティストで、シブヤ系とかそんなカテゴリーはどうでもよく、自分が好きならばなんだってよい。

バニラビーンズは一応アイドル枠にくくられているし、実際に会場には他現場でみたことがある顔もみかけた。開演までの間立ち話を聞いていると「しず風が・・・さんみゅ~が・・・BiSが・・・」とやっぱりアイドル関係の話をしている人が多い。ただピンチケは皆無。ヲサーンばっっっっっかり。女性もかなりいるが、これはカジヒデキのファンと思われる。

バニラビーンズも確か結成されて5年くらいはたっていたと思う。まなみ
のりさやポッシボーなんかと同じでキャリアは長い。年齢的にもアイドルとは言えなくなると、バンド系アーティストと対バンというかたちでの活動がこれからは増えてくると思われるし、実際に夏までに各地で行われるフェスティバルにもこれらのユニットは出演が決まっていっている。こうした動きはももクロも同様で、これからは「純アイドル」とも呼ぶくくりを作らないといけないであろうほど、アイドルの捉え方が拡散する方向に向かっていっている。


最初はカジヒデキから。俺よりも背が高いくらいか?。年齢はあと一週間で46歳になるらしい。95年にはじめてスウェーデンに行ってからは、日本とスウェーデンをいったりきているらしい。
曲はCDで聴いたものばかりだけど、やっぱり生演奏だと違った感じで楽しかった。
といいながらドラムばっかりみてたわけだが。
ちなみに、ドラマーは演奏がはじまるとすぐに

「このドラマー、どこかでみたことある???」



「!!!」


「YouTubeで有名な覆面ドラマーじゃんか!」



「もしかして、この人が髭白健?」



メンバー紹介で名前を知ったが、髭白健ではなかった。

バニラビーンズとの交代時間にネットリサーチ。

Twitterをやってる。

フォロアーは500人くらい。YouTubeで10万以上の再生回数なのに。

正体を知っている人はいるだろうし、別にいばる必要はないんで、この話はここでおしまい。ドラムに興味がない人には意味がないし。


さて、いよいよバニラビーンズ。何時の間にか最前にいるんだけど・・・。

それにしても最前なのにバニラビーンズの二人と目が合った試しなど一度もない。

そりゃ、あたりまえだ。ずっと髭白健のドラムばかりみてるんだから。
シンバルワークがうまい。ハイハットの叩き方を何通りも持っている。クラッシュシンバルもライドシンバルのように扱っていた。とても面白い。

バニラビーンズはMCが上手だということはどこかで小耳に挟んでいたが、確かにグダグダのようで、ちゃんと練られているようで飽きさせず、あっという間の一時間だった。

アンコールではカジヒデキも一緒に新曲のお話しをしたり、一緒に歌ったり。
それにしてもヲタのマナーの民度の高いこと。とても気持ちいい。ピンチケのいない現場は最高だな。


物販は興味なし。さっさと撤収。歌舞伎町は夜のお仕事の人たちばかりでウザい。これがなければもっとよかったのだが。

ということで練習したくなったんで1時間だけでもやるか。