荒巻豊志の整理されないおもちゃ箱

日本一下手なドラマーです。仕事の話をすることはこのブログではめったにありません。

「オキドキ」感想

2011-11-12 00:18:21 | AKB楽曲
インストゥルメンタルを含め10回程度聴いた感想。

イントロ~エンディングまで聴くことができれば作曲/編曲を当てることもできる確率はあがったのに、と言い訳しておく。やはり、公式ホームページのサビの部分だけや一部分だけでは苦しい。「オキドキ」なんて最初から聴いていればYUMAが作曲しているのでは?と思う可能性は50%はあったはず。

「オキドキ」はSKE48らしい元気な楽曲だがいったいオキドキってどういう意味?。ググレよということなのかもしれんが、別に調べようとする気にもならん。
さて、感想だが、インストゥルメンタルで聴いた方が好きだ。歌が入っているとなんだかやぼったい。一度聴いたときにはあまり好きではなかったが、何回か聴いてるとそこまで嫌いではない。だが、やはりそれはインストゥルメンタルを聴くからであって、ボーカルが入っているとあまり好きでない。「ヘイヘイ」とか「ヒューヒュー」とか「フーフー」といったバックコーラス(ガヤといったほうがいいかもしれない)がうざく感じる。これは「Everyday、カチューシャ」のときにも思ったが秋元はいたるところに言葉を乗せてくることが最近多くなったように感じる。言葉を詰め込み過ぎで疲れるという感じだ。
評価はC

「バズーカ砲発射!」
これは最高だね。スネアをトン、トンと叩いて軽快に曲がはじまる。ゴーストノートを多用することでスピード感を増している。J-pop特有のA~B~サビがめまぐるしく変わる展開が緩急をつけながらうまくつながっていて「お見事」の一言。評価はもちろんA

「初恋の踏切」
Bメロの胸キュンメロディーだけでもうやられてしまった。評価はA

「微笑みのポジティブシンキング」
これはいいたいことがある。まず、インストゥルメンタルで最初に聴いた時、とても大好きになった。生田真心のアレンジもさながらミックスダウンが絶妙。ギター、ベース、ドラム、シンセの音の出し方がとてもよくできていると思った。Aメロでは二本のギターが左右のスピーカーからリードとバッキングで流れる。Bメロではベースをしっかりと聴かせ、B~サビのところでは生田お得意の「ピュルルル~」というシークェンサー。「ラムネの飲み方」の1曲目の「兆し」も大好きだがそれ以上に好きになるかもと思った。
ところがボーカル入りを聴いてがっかり。俺は歌詞はほとんどどうでもいいのだが、歌詞の内容ではなくて、歌メロへの詞の乗せ方があまりにもひどく思えた。やっつけ仕事のように思える。冒頭からサビメロではじまる。続けてAメロに入るところで「ポジティブシンキング」の歌詞が入っているのだが、これが余計だ。ここは素直にギターを聴かせる間奏にしておけばいいものを。これが入っているだけでもう曲の評価ががたんと下がってしまう。なぜ、こんな余計な詞をつけたのか理解に苦しむ。「微笑みのポジティブシンキング」という表題の言葉を歌詞にどうしても入れたかったのだろうか?。先にも言ったが、最近の秋元は言葉をつめこみすぎの気がする。
サビからAメロに入るところは転調しながら音階が下がっていく。そこに「ポージティーブーシンキーングー」と歌わせるのだが、音階が下がっていくところに「ポジティブシンキング」と歌われても全然ポジティブじゃないんだよな。しかも発音的にポージティーブーシンキーングーって何語だよ、と思えるほど歌い方が下手だ。ちなみに2回目のサビメロからAメロに移る時はこの「ポージティブーシーンキーングー」の詞は入っていない。3回目のサビからCメロに移るところでは入っている。明らかに「ポジティブシンキングの語を歌詞の中に入れたかったものと思われる。入れる必要があるとは俺には思えないのだが・・・。しかもこの部分のギターのバッキングがカッコいいのに余計なボーカルをいれるんじゃない。
音の高低差がそれなりにあるために、こういう曲はボーカルがしっかりしていればいいのだが、残念なことにSKEのメンバーにそれを求めるのは酷だ。せっかくマーチ風に軽快に前進していく楽曲なのに、なんかぎくしゃくする感覚が否めない。インストゥルメンタルでの評価が最高だっただけに落胆の度合いが強い。すごく残念。それでも評価はA。

「歌おうよ、僕たちの校歌」
とても奇麗なストリングスとアコースティックギターがとても心地よい。編曲は野中だが、確か野中はドラマーだったはず。ドラムパートは作曲のMIKOTOなのか野中なのかはわからないが、演奏していてとても楽しそうな曲だ。「愛の数」も野中の編曲だが、先生も叩いていて「気持ちいいなぁ、と思えるいいアレンジですね」といていたし、この曲も演奏してみると評価は上がるかもしれない。今のところ評価はB。