グループZAZA

「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

大阪ネット通信(20年6月16日号)

2020-06-15 22:39:00 | 大阪ネット

大阪ネット通信(2016日号)

                 「日の丸・君が代」強制反対・大阪ネット


子どもの安全より「君が代」斉唱最優先をゴリ押しの府教委糾弾!

  6月11日、大阪ネット「コロナウィルスへの感染防止のため入学式での『君が代』斉唱中止の緊急要請書」について、府教委と約1時間に渡って交渉「多人数が集まっての斉唱飛沫感染の危険性があるからこそ、大阪市教委や都教委も含めて全国的にも斉唱(演奏等)はしないとの指示の中で、なぜ斉唱を強制するのか?」「可能な限り、より安全な対策をするのが教育行政の立場でないか」等の追及がされた。


  しかし府教委は、「国や府の対策本部(5/21)では、6月15日からは感染対策をしたうえで、学校行事も通常で可としている」との一点張りで、その科学的根拠を説明できず。また生徒・保護者の中で感染への不安から出席できない場合は、欠席扱いとなるのか」との問いにも、「校長の判断により出席停止等の扱いも可」としながらも、「欠席とすることもある」との対応は変えなかったたとえ欠席扱いしなかったとしても、「君が代」斉唱があるがために、出席できなかったという不利益を受けることになる。また教職員についても同様の場合で式場内に入らなければ、処分の可能性も


  時間切れで終わったが、やはり入学式生徒の新たな学校生活を祝い、今後への安心・希望を抱いてスタートする行事としての意義より、あくまで「君が代」斉唱・国家意識を植え付ける場として位置づけられていることを再確認させられるものであった。今後も府教委による強制反対の取組みを継続して行きたい。(以下の集会でもご報告)


6/28(日)14時~大阪ネット集会「コロナ危機と卒入学式」

今年の大阪での卒業式・入学式の状況

②根津さん講演「『日の丸・君が代』の刷り込みをやめさせるまで私たちは」20年3月高裁逆転勝訴に至るまで)

現場からの報告 ④今後の闘いにむけて

〔エル・大会議室〕一人おきの着席・マスクの着用のご協力をよろしく

  根津さんは、94年の最初の処分以来、2009年に至るまで「日の丸・君が代」や教育内容にかかわっての重なる減給・停職等の処分を受ける中でも、生徒・保護者や市民とともに教員としての良心・信念を貫いて闘ってこられました16年最高裁での07年停職処分取消しに続いて、今年の控訴審判決では09年停職処分取消しの逆転勝訴を勝ち取られました。この間の総括的お話をたっぷりお聞きし、大阪での今後の闘いにも活かしたいと思います。皆様のご参加をよろしくお願いいたします。

/20(土)「改憲」と「戦争」に導く教科書NO!教科書問題を考える枚方の集い

午後6時~枚方サンプラザ5階第3室〔京阪枚方京都寄り改札右手の隣接建物

6/22(月)反森友デモ(18時~大阪城公園)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“維新の申し子”ーー吉村洋文大阪府知事

2020-06-12 16:05:00 | 大阪の教育
吉村洋文大阪府知事は、テレビで見る限りとても真面目かつ努力家に見える。コロナ対策にも熱心に取り組んでいるように見える。だが、師匠と言ってよい橋下徹氏譲りのツイッター政治で大阪府教育庁頭越しの発信は何度も学校現場を混乱させて来たことは、実はあまり知られていない。

また、大阪府知事がマスメディアに露出するのは必ずしも悪いことではないかもしれない。しかしあまりにも度を超えていないか。これでは、メディア政治家と揶揄された師匠橋下徹氏を超える勢いである。メディアは作られる・メディアは構成されているーーこれはメディアリテラシーにおける基本中の基本であるが、残念ながら露出の多さに比例してして人気は高まって行くようである。実態を知らずメディアが作った吉村洋文像はどうやら一人歩きを始めたらしい。中には、そのイメージから総理になってほしいという声も起こるほどである。

しかし、全国の皆さん、吉村さんが、というよりは、維新の会がいったい何をして来たか、よく見てほしい。まず最初に言っておかなければならないが、吉村洋文知事の言動は寸分違わず師匠橋下徹元市長と同じである。つまり吉村洋文イコール日本維新の会であり、大阪維新の会である。

今回デモリサラジオに特別ゲストとしてお招きいただき、維新の教育施策の問題点を話させていただいた。維新政治下において最大の問題点は、対話がないこと、である。維新施策は尽く対話を阻害するようにできている。教員人事評価といい、チャレンジテスト制度をはじめとする教育施策において現場すなわち学校の校長はじめ教職員と教育行政との間に対話が成り立っていない。ここ10年ほどの大阪府・市の教育行政のあり方を見て来たが、ついに教育は政治の僕になってしまったかと思うほどである。教育施策を決定するにおいて現場の声など聞かずに政治が判断する。教育行政はその政治に忖度するのがすっかり習い性になってしまったかのようである。民意すなわち選挙で選ばれた首長が決めて当然と彼らはいうが、何も市民は全権委任をしたわけではない。ところが維新の教育施策ときたら、市民不在の独り決めと言ってよい。
さて、全国的にも人気が高まっている吉村大阪府知事であるが、その実体はいかなるものか?吉村知事に理想とすべき政治目標はあるのか?どうやらそんなものはなく、ただただ師匠の橋下徹氏の意のままに動いているように見えるのだが。つい最近も師匠に忖度したのか、このコロナ禍で予算はいくらあっても足りないであろうに、橋下市長時代に肝煎りで作らせた御堂筋イルミネーションはどんなにお金がかかろうがやるという。
夢はないが野心はあるーー政治家としておそらく彼の理想とすべきものなどないだろう、あるのは師匠橋下徹氏に認められたい野心のみだ。では、橋下さんの野心は何だろう?私は日本に道州制を布陣した後の大統領ではないかと見ている。そのためには吉村さんという忠臣は是が非でも必要なのだろう。

2008年、橋下徹さんが大阪府知事に就任して以来、格差と競争を激化させ、大阪の学校にどれだけ活気がなくなってしまったことか。それを受け継いだ吉村現知事、一見世間受けしそうな施策は持ってくるものの、現場との意思疎通は一切なし。盛んに府立高校にオンライン授業の発破をかけているが、これで教育格差はますます広がることだろう。
いったい全体、このままでいいのか⁈ デモリサラジオにお招きいただき、思う存分大阪人から見た吉村さんについて語って来た。ご覧いただければ嬉しい。
https://youtu.be/_mAx3Qergk4

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黒川検事長を逮捕・起訴しろ!懲戒免職にせよ!

2020-06-02 08:52:00 | 当該から

 先日のZAZA会議で、元黒川検事長の処分があまりにも軽すぎることが話題になりました。私たちグループZAZAの面々は、卒業式や入学式で1分足らずの「君が代」斉唱時に座っていたというだけで懲戒処分を受けているのですから、その私たちから考えれば、どうしても納得できない処分です。


ZAZAの一員の元高槻市の小学校教員山田肇さんがブログに書かれたものを掲載します。


ーーーーーーーーー


黒川検事長を逮捕・起訴しろ!懲戒免職にせよ!


安倍政権は1月31日、2月7日に退官予定だった黒川弘務・東京高検検事長の定年延長を閣議決定した。これは明らかに63歳での定年を規定した検察庁法に違反するものだった。違法・脱法をやってまで「官邸の守護神」と言われる黒川氏を次の検事総長に任命しようとしての布石だった。


しかし、黒川氏は賭け麻雀が発覚し辞任に追い込まれた。


まさに「天網恢々(てんもうかいかい)(そ)にして漏らさず」


悪いことをすれば必ず天罰が下る!


公文書改ざんを強いられ、赤木俊夫さん(近畿財務局職員、当時54才)は自死に追いこまれたというのに、公文書改ざんを強いた佐川・元理財局長ら全員を不起訴にした黒幕の黒川氏を検事総長にして検察を牛耳ろうとした安倍政権の企みもこれで破綻した。


黒川検事長は5月21日に辞職願を提出した。


森雅子法相は「黒川氏を訓告処分にしたことをあきらかにした」という。


しかし、根本的におかしい。


5月22日付朝日新聞の1面「訓告」の説明に、「人事院の指針では、賭博をした職員を懲戒処分にする場合、減給か戒告が標準例とされる」と書いている。


なんで、「訓告」なのか?百万回言おう。これは根本的におかしい。


『週刊文春』の見出しは「黒川検事長は接待賭けマージャン常習犯」だ。そして、その記事によれば、賭け麻雀をしていたのは5月1日と13日だけでなく、7~8年前からずっとやっていたという。


そして、問題は「常習犯」であるかどうかだけでなく、賭け麻雀そのものが「犯罪」だ。刑法の賭博罪に当たる。「刑法第185条で『賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料に処する』と規定されて」いる。「判例では賭けるものが金銭であれば、いくら少額でも違法行為」だという。(これも『週刊文春』の記事から)


さらに、麻雀から帰る時のハイヤー代は、産経新聞の「記者側がいつも会社のチケットなどで支払って」いたことも問題だ。これは「賄賂」であり「収賄」に当たる。これも犯罪だ。


これら二つの犯罪から考えれば、「訓告」で済む話ではないのは歴然としている。


私は2012年の卒業式で「君が代」を立って歌えという職務命令を出されたが、教え子を戦場に送らないという良心と子どもたちに「何が正しいか自分で考えて」と言ってきた教師としての良心から、間違った命令には従えないと座った。そしたら、戒告処分を受け、合格していた再任用まで取り消され、クビにされた。「君が代」不起立は犯罪でも何でもない。子どもたちに責任ある教師として歴史の真実に立てば、何で侵略戦争を進めた天皇をたたえる「君が代」など歌えようかという良心からのやむにやまれぬ行為、それが「君が代」で座ることだった。


ところが、黒川検事長はどうだ!検察官として法を守る良心のかけらすらない。法に則ってと言って他者を起訴しておきながら、自らは公然と法を犯して恥じない。それが、何で「訓告」で済むのだ!


当然、懲戒免職だ!


即刻逮捕し賭博罪と収賄罪で取り調べ、起訴して裁判にかけろ!

 

 

「Blog  ブラックボードに義」より転載

 http://yama55132.livedoor.blog/

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする