渡部秀清さんから、橋下政治の悪あがきぶりを分析するメールが届きました。確かに。しかし、手負いの落武者は破れかぶれの戦いに興じるやもしれません。私たちは、批判を緩めるわけにはいきません。
以下に、渡部通信を紹介します。
堺市長選(9月29日)で惨敗した橋下・維新の会の瓦解が進みつつある。
本日(10月13日) の『朝日新聞』に、
「支持率1% 維新あえぐ」という記事が出た。民主の6%、共産の4%を下回り、地元の近畿地方でさえ3%という有様だった。(朝日が10月5~6日に行った世論調査より)
たったの1%。
要するに「維新の会」の中身のなさ、いい加減さがどんどん明らかになり、
人々から見放されつつあるということである。
この間の彼らの話題を見るとまるで話にならない。
・公募区長・校長の不祥事とあきれるばかりの橋下の対応
(最近では、淀川区長の自公民会派批判に「これくらいあってもよい」
・セクハラ校長の「007のような行動」の顛末書)
・台風の際自宅からツイッターでの堺市長選運動
・大阪市議会議長(維新の会)の不信任
・今頃になっての「都構想推進本部」(本部長・橋下)設置
・大阪都構想のいい加減さの自己暴露
・大阪都構想に専念すると言いながら「二大政党」ぶち上げ
などなど、きりがない。
そこで、橋下・維新の会の点数を上げるためか、大阪市教育委員会は10月8日、2013年度の全国学力テストについて、大阪市の分析結果を10月末に公表し、学校別の分析結果も公表する方針を決めた。さらに大阪市は、2014年度より学校選択制を導入する予定だという。しかし、橋下の教育政策の多くは、すでに東京都杉並区でやられ失敗したことなのである。
現在「日本維新の会」の山田宏衆議院議員は、杉並区長時代以下のようなことをやった。
・民間人校長の採用(和田中にリクルート社から藤原和博とその後継者)
・夜スペ(学校に民間塾を入れた)
・学校希望選択制
・つくる会系教科書採択
それらのいくつかを、当時マスコミや評論家は持ち上げたが、実際には学校現場や地域社会からは不評で、今では基本的にすべて否定されるに至っている。(学校希望選択制だけスポーツに限り認められる)そして、教育委員会も「まともになった」と言われている。
「学力テストの全校公表」とか「学校選択制」が、いかに子どもたちと地域社会に悪影響を及ぼすか(簡単に言えば地域社会の崩壊につながる)その結果はすでに明らかになっているのである。橋下・維新の会は、今悪あがきをしているのである。
しかし、橋下自ら大言壮語した「大戦(おおいくさ)」で、彼らは惨敗を喫したのである。
「水に落ちた犬を撃て」という言葉がある。 今、橋下・維新の会は落ち武者になりつつある。すでに東国原衆議院議員は落ち武者となり、戦列から離れ日向国に逃げ出そうとしている。
私たちは、彼らをさらに追い詰め、容赦なく粉砕しなければならないだろう。(この点では、橋下にあれだけひどいことを言われながら、共産党が大阪市議会議長不信任案に賛成しなかったのは、まずかったのではないだろうか。橋下を喜ばせている。)
以下に、渡部通信を紹介します。
堺市長選(9月29日)で惨敗した橋下・維新の会の瓦解が進みつつある。
本日(10月13日) の『朝日新聞』に、
「支持率1% 維新あえぐ」という記事が出た。民主の6%、共産の4%を下回り、地元の近畿地方でさえ3%という有様だった。(朝日が10月5~6日に行った世論調査より)
たったの1%。
要するに「維新の会」の中身のなさ、いい加減さがどんどん明らかになり、
人々から見放されつつあるということである。
この間の彼らの話題を見るとまるで話にならない。
・公募区長・校長の不祥事とあきれるばかりの橋下の対応
(最近では、淀川区長の自公民会派批判に「これくらいあってもよい」
・セクハラ校長の「007のような行動」の顛末書)
・台風の際自宅からツイッターでの堺市長選運動
・大阪市議会議長(維新の会)の不信任
・今頃になっての「都構想推進本部」(本部長・橋下)設置
・大阪都構想のいい加減さの自己暴露
・大阪都構想に専念すると言いながら「二大政党」ぶち上げ
などなど、きりがない。
そこで、橋下・維新の会の点数を上げるためか、大阪市教育委員会は10月8日、2013年度の全国学力テストについて、大阪市の分析結果を10月末に公表し、学校別の分析結果も公表する方針を決めた。さらに大阪市は、2014年度より学校選択制を導入する予定だという。しかし、橋下の教育政策の多くは、すでに東京都杉並区でやられ失敗したことなのである。
現在「日本維新の会」の山田宏衆議院議員は、杉並区長時代以下のようなことをやった。
・民間人校長の採用(和田中にリクルート社から藤原和博とその後継者)
・夜スペ(学校に民間塾を入れた)
・学校希望選択制
・つくる会系教科書採択
それらのいくつかを、当時マスコミや評論家は持ち上げたが、実際には学校現場や地域社会からは不評で、今では基本的にすべて否定されるに至っている。(学校希望選択制だけスポーツに限り認められる)そして、教育委員会も「まともになった」と言われている。
「学力テストの全校公表」とか「学校選択制」が、いかに子どもたちと地域社会に悪影響を及ぼすか(簡単に言えば地域社会の崩壊につながる)その結果はすでに明らかになっているのである。橋下・維新の会は、今悪あがきをしているのである。
しかし、橋下自ら大言壮語した「大戦(おおいくさ)」で、彼らは惨敗を喫したのである。
「水に落ちた犬を撃て」という言葉がある。 今、橋下・維新の会は落ち武者になりつつある。すでに東国原衆議院議員は落ち武者となり、戦列から離れ日向国に逃げ出そうとしている。
私たちは、彼らをさらに追い詰め、容赦なく粉砕しなければならないだろう。(この点では、橋下にあれだけひどいことを言われながら、共産党が大阪市議会議長不信任案に賛成しなかったのは、まずかったのではないだろうか。橋下を喜ばせている。)