どう考えてもおかしくありませんか?民主主義国家において、しかも日本国憲法19条において、個々人の思想・良心の自由は保障されているにもかかわらず、国歌「君が代」斉唱時に立たない・歌わないということで、処分され、職まで奪わるのは。いったい狙いは何なのでしょうか。
教育基本条例下の辻谷処分を撤回させるネットワーク
Tネット第2回総会・学習会
★7月14日午後6時から8時半
★エルおおさか709
君が代強制条例のもと、大阪では命令と処分の嵐が吹き起こっています。そして、君が代起立強制の次は、君が代を歌うこと、すなわち斉唱までもが強制されようとしています。君が代斉唱時立たなかったというだけで辻谷博子さんは、昨年は戒告処分、今年は減給処分、そのうえ、再任用までも拒否されました。ここに、君が代強制の本質が表れています。命令に従うことが絶対視され、「不起立」の教員は徹底的に教育現場から排除し、その次は、いよいよ生徒に事実上の起立斉唱の強制が及びます。その先にあるものは何でしょうか?
君が代強制の背景には、憲法を変えて政治家や財界に都合のいいように「この国」のあり方を定めようとする
勢力が存在します。私たちの闘いは、君が代強制条例は違憲であることを訴えると同時に、日本国憲法の精神と理念を受け継ぎ、壊憲を許さない闘いです。市民的不服従こそが社会を変える―それには多くの方々の支援と連帯が必要です。
私たちは、昨年10月に第1回総会を開催し、辻谷博子さんの人事委員会への異議申立をともに闘ってきました。いま、安倍壊憲勢力に対して、これまでにも増して「君が代」強制に抗する闘いの意義は強まっています。
今後の闘いに向けて、ネットワークを広げていくためにも、どうか多くの方々のご参加をお願いします。
講演
「君が代を憲法で強制したい安倍壊憲―憲法・メディア・天皇制」
講師山口正紀さん
人権と報道・連絡会世話人、壊憲NO!96条改悪反対連絡会議共同代表