蛇口屋

リフォーム業界のあれこれ

ネジにボルトに、ナットにワッシャ

2007-11-25 17:50:58 | Weblog
蛇口屋の会社は、ネジを留める会社って言って過言ではありません。
概ねサイズ10~17くらいのネジ、及びナットを固定するのが主だった仕事です。

物置は10で最大の17はガレージ・カーポートです。

イナバな物置なら150発から200発、午前中だけで留めていますね。

しんな毎日の中で、気がついたんですが、ガレージやカーポートを手伝っていて、ネジやビスをLostさせる人って言うのは共通点がある様な気がしてなりません。

無駄な動きが多いですね、そして、ねじ穴に上手くボルトやネジの溝を乗っけて行けない。
早い人に比べて、ずいぶんと長い時間、ボルトナットを持っています。

結果、落とすんですよ、なくす人って、ポロポロとね。

なくさない人って、まずネジやビスを落とすことがありません。サイズが17くらいのボルトナットなんて手袋も取らずに簡単に入れてますものね。

そう言うことを書く蛇口屋自身もそうですね。
この会社に入った当初は、蛇口屋もポロポロとよく落としては、無くしていました。
だから、ER谷係長なんて、傍目に見ていて、器用だなあ…って思ってました。

しかし、10年近く手伝っていると、蛇口屋の手も、これらのボルトナットに吸い付く吸盤の手みたいに。無くしませんね、今となっては。

それどころか、現状としては単純にネジの取り付けならER谷係長すら凌駕してますよ。

この作業性の事ですが、たかだかネジと思ったら大間違いで、カスケードガレージなんて、少なくとも120発のボルトナットで留まっていますから、一発、数秒もたつくだけで、かなりの時間が浪費されることになってしまいます。

単純なだけに侮りがたいっていうか、なかなか奥が深いモノですよ。

少し前まで、腰袋が必要な時期があったけど、今は、腰袋さえ必要なくなって、両手だけで十分になってます。
何よりタイトフレームを留めるネジを手でわしづかみして、「あ、多いや」って数を当たらずとも、その掴んだ感触でわかる様になって来ました。

こんな、ネジとかボルトナットに関してはプロになりつつある蛇口屋ですが、そんな中でも一番締めたいネジがあります。

それは、社長の頭のネジですね。
もうね、二度と外れない様に最大トルクで、キュッキュって留めてみたいです。

そうすれば少しはまともになるのかなあ、なんて考えてしまう蛇口屋でした。