蛇口屋

リフォーム業界のあれこれ

バカ親としての方針…

2007-11-11 19:08:28 | Weblog
この業界にいると、「押しの強さ」って必要になります。
特に、大工系の人のあの生まれついて持っているかのような態度の大きさには、本当に羨ましくなります。まあ、それも人によるんだろうと思いますが。

設備屋さん系の人って、最後は割があわない事ってありますよね。

その仕事上、お客さんの目に映るところが少なくて、配管などは表面には見える事なく隠されるので、何となく融通が利くって考えられがちだからでしょうかね?

でも、今の住宅なんて、機密性が高くて、構造に無駄がないから、配管を通せる場所も昔ほど自由じゃなくて、好き勝手に穴を掘ったり、穴を開けたりも出来ないから、立場的にはそう変わらなくなって来ています。

だから、自分の立場というか仕事をキチンと説明出来ないと、本当に自分を窮地に追い込むことになってしまうんですよね。

それでも普通は現場管理とか、現場代行がいてくれて、何となく流れを見てくれているんですが、うちの会社にはそれが無いんで、いるのは、自分の立場もろくに考えない、低レベルの技術の認知で止まっているA山くらいで、下請けにいいようにされてからの現場を渡される事が多かったので、最初は嫌がらせをされているのだとばかり考えていましたが、本人に能力が無いことを知ると、本当に切なくなりました。

説明しても、何がダメなのかわかってもらえないのは致命的です。

今は、お互い顔を知っている下請けさんとかになりましたから、工事の方は順調に流れて行っています。

でもお互い知っている顔だと、ちょっとした事で、強いことも言えなくなってしまうんですよね。

だから、今はまだやりたい放題の我が家の2歳児(もうちょっとで3歳)のワガママぶりを見ていると、羨ましくなります。

…ええ、親としてはソロソロ注意しないとダメな事はわかっているんですが、でも、そう言うワガママも今のうちだよなあ、って思うと、好きにさせてやろうかなって思ってしまいます。

もうすぐ、幼稚園に始まって、永い永いストレスの社会に行けば、自ずとそんな態度も修正せざるを得なくなりますもの。

だから、誰が厳しくしても、蛇口屋は、この子を甘やかそうかなって思ってます。っていうか蛇口屋が甘やかせずに誰がこの子を甘やかすって言うんだ!
ってくらいに考えてます。
ええ、間違っていますとも。
でも仕方ないんです。可愛いんですから。

そんなバカ親な蛇口屋でした。

今日は家族でドライブな一日でした。