「蛇口屋さん、それには、エアーキーが必要ですね…」
少し、仕事が詰まってしまった蛇口屋に、彼はそう告げた。
エアーキー???
初めて聞く名前だった。
俺はいつものように、Wパイプで、顔の大きな、迫力と容姿、脳の質量だけはホオジロザメにも似ている極めて腰の低いC林と行き詰まった仕事に着いて語りかけると、彼は俺の耳にも新しいアイテムの名を告げたのだ。
まさに「大気の鍵」、これさえ手に入れれば、あらゆる天候すら制御出来ると言うのだろうか…。
なんて妄想を全開に広げて、そのエアーキーについて考えていたンですよね。Wパイプで。歩くホオジロザメとか言われているC林くんとね。あ、でも性格はウバ鮫かも…
容姿は似ているこの2種類の鮫ですが、食性ま全く異なっていて…、って鮫の話じゃないですね。
なんか名前が格好いいですよね。SFっぽくもあって、ファンタジー的でもありますよね。
ウイザードリーあたりで、地下4階での固定アイテムとかで出てきそうです。
でもってその正体は、温水パネルヒーターのエア抜きするための専用工具です。森永のパネルでも3種類くらいはあって、一つ100円くらいの品物です。
普通は、新築時の引き渡しの時に、「これ、エアを抜く専用国具ですから」と言って、説明書と一緒にお渡してくんですが、今回、蛇口屋が暖房ボイラーを変えたお宅には無かったみたいなんですよ、エアーキー。しかも、築20年のこのお宅、取り付けられているモノが何処の製品かわからないと言ったおまけ付きで、暖房パネルって、基本的にメーカー名とか記されているモノが少ないんで、これがファンコンベクターみたいな部品を必要とするモノならキチンと自己主張していますからわかるんですが、もう蛇口屋は路頭に迷ってしまいましたよ。
仕方なく、携帯で写真を撮って、C林くんと、あーでもない、こーでもない、とWパイプで話している合間の妄想だった訳です。
ああ、最近、また活字読んでないな、ここ2・3日…
お休みなったらまた書店に行こうと、悩むC林くんを横目に、そんな事を考えていた蛇口屋でした。
少し、仕事が詰まってしまった蛇口屋に、彼はそう告げた。
エアーキー???
初めて聞く名前だった。
俺はいつものように、Wパイプで、顔の大きな、迫力と容姿、脳の質量だけはホオジロザメにも似ている極めて腰の低いC林と行き詰まった仕事に着いて語りかけると、彼は俺の耳にも新しいアイテムの名を告げたのだ。
まさに「大気の鍵」、これさえ手に入れれば、あらゆる天候すら制御出来ると言うのだろうか…。
なんて妄想を全開に広げて、そのエアーキーについて考えていたンですよね。Wパイプで。歩くホオジロザメとか言われているC林くんとね。あ、でも性格はウバ鮫かも…
容姿は似ているこの2種類の鮫ですが、食性ま全く異なっていて…、って鮫の話じゃないですね。
なんか名前が格好いいですよね。SFっぽくもあって、ファンタジー的でもありますよね。
ウイザードリーあたりで、地下4階での固定アイテムとかで出てきそうです。
でもってその正体は、温水パネルヒーターのエア抜きするための専用工具です。森永のパネルでも3種類くらいはあって、一つ100円くらいの品物です。
普通は、新築時の引き渡しの時に、「これ、エアを抜く専用国具ですから」と言って、説明書と一緒にお渡してくんですが、今回、蛇口屋が暖房ボイラーを変えたお宅には無かったみたいなんですよ、エアーキー。しかも、築20年のこのお宅、取り付けられているモノが何処の製品かわからないと言ったおまけ付きで、暖房パネルって、基本的にメーカー名とか記されているモノが少ないんで、これがファンコンベクターみたいな部品を必要とするモノならキチンと自己主張していますからわかるんですが、もう蛇口屋は路頭に迷ってしまいましたよ。
仕方なく、携帯で写真を撮って、C林くんと、あーでもない、こーでもない、とWパイプで話している合間の妄想だった訳です。
ああ、最近、また活字読んでないな、ここ2・3日…
お休みなったらまた書店に行こうと、悩むC林くんを横目に、そんな事を考えていた蛇口屋でした。