蛇口屋

リフォーム業界のあれこれ

手のひらを太陽に…

2007-11-12 20:35:57 | Weblog
今日からお風呂の工事が始まりました。
先週の土曜の夜まで、今回の物件の担当のA山に、TOTOのお風呂でと聞かされていたんですが、貰った図面はタカラスタンダードでした。

こういう事は、これで何度目だろうと思い返しますが、まあ、今に始まった事じゃあないよな、と、すっかり馴れてしまった自分がなんか嫌です。

馴れている蛇口屋はいいんですが、馴れていない他の人にとって、A山は軽い驚異です。

責任を押しつける。失敗は他の人の所為にする、権威に弱く、弱者にはめっぽう強い。と言った、普通なら一つでも持っていたら大問題な性格を全て集結させて、この世に生きています。

この前も、新しく入った人に、自分の失敗を押しつけて、遁走しようとしたところを、社長に発見され、「毛虫」「ウジ虫」「ミジンコ」等と呼ばれていました。

ダメですよ、社長、ヤツは真性のマゾですから、言葉プレイで大喜びですよ、心の中は。
実際、「僕この会社、クビになったら、誰が僕を叱ってくれるのさ?」ってA山に真顔で言われて、そう言うことは自分の奥さんに頼めよ、っていうと、「ダメ、もう相手にしてもらえないから」とこちらは永遠に放置プレイで楽しんでいるようです。

大人な人生の楽しみ方ですね。よい子は真似できませんね。多分、普通に悪い子にも。

そんなA山も、今ではすっかりアル中になっているようで、足とか手が真面目に震えているときがあるんですよね。さすがにお客さんの前で、変な追い詰められた様な顔をしたときは、外に出しましたもの。怖くて。

後A山は何年保つだろうか? と言う会話が、今この会社で一番ホットな話題になっています。
K沢くんなどは、「もう消えて亡くなっちゃえばいいのに、この会社、設備関係は蛇口屋さんだけで十分ですよ」って言ってました。

ダメダメ。
歌でも語られてますよ。

ミミズだってオケラだって、A山だって、みんなみんな生きているんだ友達なんだ! ってね。

でも、ミミズやオケラのいいところは、決して人目にさらされる様な場所にはいないって事ですよね。
A山も埋まっていればいいヤツなんだけどなあ、なんて怖いことを考えてしまう蛇口屋でした。