デジカメの夜間撮影用にLEDライトの懐中電灯を数年前に購入しました。ところがちょうどそのころ、自転車で雑草散策に出かけたとき、草むらに捨てられていた別のLEDライトを発見しました。それが、このたび修理してよみがえったサンジェルマン社製?の「SUPER GENTOS SG-00です。この修理が終わってみてわかりました。なるほど、こんなに簡単に故障してしまうなら、カーっとなって捨ててしまうでしょうと。
点灯しないのですが損傷もほとんどないので、電池切れかもしれないと持ち帰って新しい電池を入れてみたが点灯しません。LEDは6個もついているのでLEDの故障とは思われません。また電池ケースにも問題なさそうです。
そこで、接触不良かと思って、懐中電灯本体のLED側の端子を覗いてみて、指で動かしてみると、へたっていて、電池ケースの端子とうまく接触していないようです。そこで指を入れてLED側の端子を立て直すと点灯しました。いとも簡単な修理ではないかと思ったのもつかの間、すぐに点灯しなくなってしまいます。よくよく様子を見てみると、LED側は四角い穴から端子が立っていますが、電池の重みですぐに倒れてしまい接触不良になってしまうようです。何度端子を立て直してもすぐへたってしまいます。これではイザと言うときに使えません。①
ということで、数年ほったらかしておいたのですが、修理のアイデアが浮かんだのでまたまた修理してみることにしました。最初のアイデアは、四角い穴にゴム片を押し込んで端子が曲がらないようにすることでした。ゴム片を適当な大きさに切って押し込むとみごと点灯して、懐中電灯を少々振っても消えません。うまく修理できたと喜びもつかの間、前よりはちょっぴり改善されましたが、今度は端子が中央側に倒れてしまいました。やはりへたって消灯してしまいました。②
次に考えたのが、硬めのスポンジを丸く切って、切りかき穴から端子を出すというもの。③です。これならスポンジに支えられた端子がどちら側にも曲がらないので、接触不良になりません。さて、スポンジはあったかと探しましたら、スーパーの食品包装用がありましたが、ちょっとやわらかい。他にはと探したのが、最初の画像にある、マウスパッドです。厚みもちょうどよし。早速丸く切り取り、切りかき穴を開けて、懐中電灯の電池室の奥へと挿入し、切りかき穴に端子を差込み、端子の顔をちょっぴり出させました。
この対策が功を奏して、接触が良好となり、端子もへたることがなくなりまして、修理完了です。それにしても、端子がへたり易い形状ですね。たかが懐中電灯ですが、肝心なときに点灯しないなら大変なことです。堅牢性とか防水性は申し分ない製品です。そしてとっても明るくすばらしい懐中電灯です。でも光がいのちの懐中電灯がすぐに点灯しなくなってしまうのでは笑い話にもなりません。それがみごとによみがえりました。これからは庭での夜間撮影用にも、自転車の夜間走行に・・・遠出をして日が暮れることもよくあります・・・、そして夜間に庭の花を見てくるのに・・・NETで雑草のコメントを書くときどうしても見たくなる・・・便利に使わせていただきましょう。
この端子がへたり易いのは一種の設計不良でしょうか。それとも製作上での不良でしょうか。いずれにしても車ならリコールですね。夜間走行中に突然ヘッドライトが消えてしまうなんて、なんと恐ろしいことです。懐中電灯なら許される?いや、懐中電灯だってイザというとき点灯しなかったら、いのちにもかかわるかもしれませんね。NET販売を見たら、もうこれは黙って身を引いて今ではこの機種は売られていないようです。やはり接触不良を起こしやすいからでしょうかね。きっとクレームがたくさん来たのでしょうね。在庫はもう処分してしまったでしょうかね。こんなに簡単な方法で直るのなら、このアイデアで対策して販売してもよいでしょうね。でもアイデア料が高いかも(笑)
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