一流
子規の句碑と一流
偕楽園発表の梅の開花情報は、2月7日現在410本です。上の写真は正岡子規の句碑と一流です。一流の俳人の句碑に梅の一流が花を添えています。
以下偕楽園本園内の珍しい梅で、2月8日に花を確認したものです。
南崖の麝香梅
果たして麝香の香りを確認できるでしょうか。子規の句碑からまもなく、椚門から南崖の園路に降りたところの若木です。好文亭内にも植栽されて、今年は楽寿楼から花を見ることができるはずです。
南崖の道知辺
南崖園路が大きく張り出しているところの若木です。
南崖の塒出錦
南崖園路から登る僊湖暮雪碑前です。枝に模様があるのも注目です。
洞窟の 関の守
南崖の洞窟に向かって左側斜面で咲き始めました。底紅と言って、花を正面から見ると、花の中心が真っ赤です。
洞窟前の里見紅
南崖洞窟前で線路側を向いて見上げると咲いています。
酈懸梅
南崖の洞窟脇の階段を登り、東門へ向かうもう一つの階段の手前にあります。花弁が無いか、有っても非常に小さく見えない花が多いです。茶筅梅とも言います。
酈懸梅
園内には酈懸梅が10本以上ありますが、この木だけが毎年早く咲きます。東門からはこの写真の右側の階段を下りてくると見ることができます。
東門の梓弓
この梓弓が咲き始めると春が来て梅まつりがまもなく始まります。今年の咲き具合は少し早いのでしょうか。もうたくさん咲いていました。弓は春、入るに通じます。
梓弓
東門の見晴し亭前です。枝ぶりも見ごたえがあります。
月影
六名木のひとつの月影です。萼が緑色の端正な花です。梅の萼は通常茶色がほとんどで、緑色をしているのは、月影、月の桂、緑萼、大輪緑萼など青軸といわれいずれもよい花が咲くので好まれます。これらには赤色成分を作る遺伝子が無いとか。
月影と月の桂
月の桂は左側でまだ咲いていませんでした。右側・写真中央手前の木が月影です。月影と月の桂は非常によく似ていて、区別がつきにくい花です。専門家でも同じものとするほどです。このブログにも両者の違いを試みたことがあります。このことにご興味がおありの方は、
2018年3月4日の「月影と月の桂の違いは何か」をご覧ください。
https://blog.goo.ne.jp/zassougoo/e/4c86d9161282898aa5ad7e3c2290e034
柳川枝垂
六名木のひとつで、六角形の柵の中の柳川枝垂です。六名木の始まりは、昭和8年に弘道館と偕楽園のすべての梅の木の調査が行われ、その結果が翌年昭和9年に発表されました。その時によい花が咲き、風格も立派な梅の木が選ばれて、最終的には6本に絞り、6名木としたのが始まりです。ですから、六名木は最初は6本の梅の木だったのです。今ではその選ばれた木の中では弘道館の江南所無だけが残っていると言われます。現在の六名木はその時の6本の梅の木の品種を六名木と言います。柳川枝垂、月影、虎の尾、白難波、烈公梅、江南所無で、偕楽園本園内では六角形の柵で囲った梅の木があります。また猩々梅林では一か所でまとめて六名木を見ることができます。
満月
花が大きく、個々の花弁も丸く大きくてあたかも満月のようです。御成門の両脇にも満月があります。御成門は明治23年(1890)、昭憲皇太后行啓に際して造られました。おそらく両側の満月はこの時に植栽されたのではないかと思われます。さらに御成門から好文亭へのルートにご興味のおありの方は、2018年3月8日の「水戸の偕楽園から生中継 6日のNHK昼ブラ 殿様気分で新ルート」をご覧ください。
https://blog.goo.ne.jp/zassougoo/e/bee796588b7499cb2b69659e037f9546
虎の尾
東門大通りの虎の尾が咲き始めました。吐玉泉下、鐘楼前広場の虎の尾は満開です。一般的に同じ品種では、若い木のほうが開花が早い傾向があるようですが、虎の尾はそれが顕著です。以前は御成門の虎の尾の開花が早かったのです。
見晴し広場の八重寒紅
かつては、この写真のように早咲き梅の向こう側に見晴し広場、その先に好文亭が見えるという、絶好の人気撮影スポットだったのです。
大震災以降木が衰えて一番先には咲かなくなってしまいましたので、探梅時期に、ここで構図を考えているカメラマンの方は少なくなりました。樹勢も回復してきましたので、また本園内で一番花を咲かせる木になり、カメラマンの人気スポットになってもらいたいものです。
黒田
遅咲きの黒田の蕾が大きくなってきました。黒田の中では吐玉泉下の料金所裏の黒田が今年も一番先に咲きそうです。花弁数が非常に多く、咲く直前の蕾はバラの蕾のようです。
唐梅
同じく吐玉泉下の料金所裏で唐梅が咲き始めました。花弁の外側が開花が進むほどに白っぽくなる白覆輪のきれいな花です。
ここの黒田と唐梅は無料区間なので料金は不用でしょう。
この他田鶴鳴梅林では筑紫紅や翁が咲き始め、御所紅の蕾も大きくなってきました。
今はお客様の少ない梅まつり前で、新鮮な珍しい梅の花をゆっくり観賞するのにちょうどよい時です。
ウィルスメールが頻繁に来ているようです。どなたもお気を付けください。
送り主は △△△△〇〇(アルファベットと数字)@ 〇〇〇〇(数字).com
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メール本文中にウィルスがありますので、もしセキュリテイをすり抜けてきたら即削除。
子規の句碑と一流
偕楽園発表の梅の開花情報は、2月7日現在410本です。上の写真は正岡子規の句碑と一流です。一流の俳人の句碑に梅の一流が花を添えています。
以下偕楽園本園内の珍しい梅で、2月8日に花を確認したものです。
南崖の麝香梅
果たして麝香の香りを確認できるでしょうか。子規の句碑からまもなく、椚門から南崖の園路に降りたところの若木です。好文亭内にも植栽されて、今年は楽寿楼から花を見ることができるはずです。
南崖の道知辺
南崖園路が大きく張り出しているところの若木です。
南崖の塒出錦
南崖園路から登る僊湖暮雪碑前です。枝に模様があるのも注目です。
洞窟の 関の守
南崖の洞窟に向かって左側斜面で咲き始めました。底紅と言って、花を正面から見ると、花の中心が真っ赤です。
洞窟前の里見紅
南崖洞窟前で線路側を向いて見上げると咲いています。
酈懸梅
南崖の洞窟脇の階段を登り、東門へ向かうもう一つの階段の手前にあります。花弁が無いか、有っても非常に小さく見えない花が多いです。茶筅梅とも言います。
酈懸梅
園内には酈懸梅が10本以上ありますが、この木だけが毎年早く咲きます。東門からはこの写真の右側の階段を下りてくると見ることができます。
東門の梓弓
この梓弓が咲き始めると春が来て梅まつりがまもなく始まります。今年の咲き具合は少し早いのでしょうか。もうたくさん咲いていました。弓は春、入るに通じます。
梓弓
東門の見晴し亭前です。枝ぶりも見ごたえがあります。
月影
六名木のひとつの月影です。萼が緑色の端正な花です。梅の萼は通常茶色がほとんどで、緑色をしているのは、月影、月の桂、緑萼、大輪緑萼など青軸といわれいずれもよい花が咲くので好まれます。これらには赤色成分を作る遺伝子が無いとか。
月影と月の桂
月の桂は左側でまだ咲いていませんでした。右側・写真中央手前の木が月影です。月影と月の桂は非常によく似ていて、区別がつきにくい花です。専門家でも同じものとするほどです。このブログにも両者の違いを試みたことがあります。このことにご興味がおありの方は、
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柳川枝垂
六名木のひとつで、六角形の柵の中の柳川枝垂です。六名木の始まりは、昭和8年に弘道館と偕楽園のすべての梅の木の調査が行われ、その結果が翌年昭和9年に発表されました。その時によい花が咲き、風格も立派な梅の木が選ばれて、最終的には6本に絞り、6名木としたのが始まりです。ですから、六名木は最初は6本の梅の木だったのです。今ではその選ばれた木の中では弘道館の江南所無だけが残っていると言われます。現在の六名木はその時の6本の梅の木の品種を六名木と言います。柳川枝垂、月影、虎の尾、白難波、烈公梅、江南所無で、偕楽園本園内では六角形の柵で囲った梅の木があります。また猩々梅林では一か所でまとめて六名木を見ることができます。
満月
花が大きく、個々の花弁も丸く大きくてあたかも満月のようです。御成門の両脇にも満月があります。御成門は明治23年(1890)、昭憲皇太后行啓に際して造られました。おそらく両側の満月はこの時に植栽されたのではないかと思われます。さらに御成門から好文亭へのルートにご興味のおありの方は、2018年3月8日の「水戸の偕楽園から生中継 6日のNHK昼ブラ 殿様気分で新ルート」をご覧ください。
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虎の尾
東門大通りの虎の尾が咲き始めました。吐玉泉下、鐘楼前広場の虎の尾は満開です。一般的に同じ品種では、若い木のほうが開花が早い傾向があるようですが、虎の尾はそれが顕著です。以前は御成門の虎の尾の開花が早かったのです。
見晴し広場の八重寒紅
かつては、この写真のように早咲き梅の向こう側に見晴し広場、その先に好文亭が見えるという、絶好の人気撮影スポットだったのです。
大震災以降木が衰えて一番先には咲かなくなってしまいましたので、探梅時期に、ここで構図を考えているカメラマンの方は少なくなりました。樹勢も回復してきましたので、また本園内で一番花を咲かせる木になり、カメラマンの人気スポットになってもらいたいものです。
黒田
遅咲きの黒田の蕾が大きくなってきました。黒田の中では吐玉泉下の料金所裏の黒田が今年も一番先に咲きそうです。花弁数が非常に多く、咲く直前の蕾はバラの蕾のようです。
唐梅
同じく吐玉泉下の料金所裏で唐梅が咲き始めました。花弁の外側が開花が進むほどに白っぽくなる白覆輪のきれいな花です。
ここの黒田と唐梅は無料区間なので料金は不用でしょう。
この他田鶴鳴梅林では筑紫紅や翁が咲き始め、御所紅の蕾も大きくなってきました。
今はお客様の少ない梅まつり前で、新鮮な珍しい梅の花をゆっくり観賞するのにちょうどよい時です。
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