林の中にあった実生のクチナシに今年初めて花が咲きました。開花前日の蕾の様子です。
実生のクチナシの花は初めてです。特に変わったところはなさそうです。これまで何度か花を見る機会はあったのですが、小さな蕾ができるころに、オオスカシバが卵を産み付けて、幼虫が新芽もろとも食べてしまいました。というわけで数年開花を待っていました。
一重のクチナシの清楚な花です。
南高校特別講座 楽しい自然観察で先生がイヌトラノオをもってきてくださいました。オカトラノオとヌマトラノオの合いの子です。ヌマトラノオは花穂が直立ですが、ヌマトラノオはやや曲がっています。オカトラノオほどではありません。
生きているサンプルは雑草がお預かりして植えておくことがよくありまして、このヌマトラノオもお預かりしました。
植えたヌマトラノオはすぐに元気になり花を咲かせました。
コオニユリ
スカシユリ
コオニユリとスカシユリの蕾が大きくなってきました。
カノコユリ
カノコユリも蕾が成長しています。
トリアシショウマ
トリアシショウマの葉は左右非対称なのですが、非対称の葉が非常に少ないので、特別講座では本当にトリアシショウマなのかどうか疑問があるとのことです。アカショウマ? 詳しく調べたいということで、次回掘り起こして持参します。先生宅に植えて詳しく観察してくださるそうです。
ナナフシが昨日から垣根に現れてムクゲの葉を食べています。
ナナフシにはいろいろと種類があるようですが詳しくはわかりません。ナナフシモドキ?エダナナフシ?あたりでしょうか。
ナナフシはいろいろな木の葉を食べますが、わが庭ではナツグミ、ビックリグミ、バラ、ムクゲ、そして今年初めて確認しましたのはアメリカホドイモです。
アメリカホドイモの蕾が見えてきました。
ウツボグサが満開です。
オニシバリの実が赤くなりました。庭の雄株がネナシカズラによって枯れてからは雌株だけになってしまい、実付が悪くなりました。実生苗に花が咲くのは数年後です。実生苗の中に雄株があれば、数年後は多くの実が期待できます。
クサハナビがなかなか咲きません。天候不順のためです。ちょうど一昨日あたりに咲くと思われたのですが、台風の風雨で咲けなかったようです。晴れ間が出たのは今日19日だけで明日からまた雨模様です。この分では咲かずに蕾が枯れてしまいそうです。
セイヨウスグリの実が熟してきました。
ニンジンボクの蕾が膨らんできました。セイヨウニンジンボクはよく公園などで見かけますが、これは中国原産のニンジンボクと思います。
ビヨウヤナギに蜂が来ていました
ウメの収穫。左は完熟した白加賀で、本日木から落ちたものです。このように毎日拾ってきては漬物瓶に入れて砂糖をかけておくと梅ジュースができます。すでに漬物瓶1本分の梅ジュースができました。
右は緋の司という紅材性の花ウメです。今年初めて収穫しましたが実がとても小さい。はたして梅ジュースになるでしょうか。