
初見 コセンダングサに発生したシモバシラ。
シモバシラの季節になりました。昨日と一昨日は、シソ科のシモバシラにシモバシラが発生しました。

これはシモバシラに発生したものです。
さらにセキヤノアキチョウジ、ミカエリソウにも発生しました。

セキヤノアキチョウジはシモバシラと同様に枯れた茎に発生しました。

ミカエリソウは生きている生の茎に発生しました。
そして、今朝は冒頭の写真のようにコセンダングサの茎にも発生しました。

見苦しいですが、大きさがわかるように手を添えました。茎から氷が噴き出した部位の長さは27センチもありました。

角度を変えて見るとこのようです。南側に石を積み上げた築山があります。

南東から見ると、南に築山、上にミツバアケビとサルナシなどが棚になっていて、コセンダングサの真上にはカヤやカエデがあって、その隙間からコセンダングサが棚の上に伸びて実をつけています。

棚の上に出た部分はすでに枯れて茎が乾燥していますが、

棚の下では、葉がここ数日の寒さでしおれましたが、まだ緑色をしています。茎はまだ枯れていないのと同じです。
この場所は周りを築山や、蔓棚、常緑樹などに囲まれているので、寒気が入りにくく、茎がまだ枯れないで水分を十分持ったまま凍ったので氷が噴き出したと思われます。

これは2011年12月のテンニンソウです。やはり生の茎にシモバシラが発生していました。ミカエリソウとテンニンソウは生の茎に発生します。


これは2009年1月にベニバナサルビアに発生したものです。ベニバナサルビアは生の茎に発生しますが、茎が枯れてからも発生しました。

シソ科ではない、カシワバハグマにも発生しました。(2014年12月)
シモバシラはシソ科に発生することが多いのですが、(シモバシラ、セキヤノアキチョウジ、ミカエリソウ、テンニンソウなど。)
カシワバハグマにはよく発生しました。そして、今回初めてコセンダングサに発生しました。
これから寒さが一層厳しくなるとさらに見ごたえのあるシモバシラを見ることができると期待しています。
次は過去の発生事例です。


