庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

森のジガバチ

2016年07月21日 | 偕楽園
今日も偕楽園好文亭のマヤランを見てきました。花はほとんど盛りを過ぎていました。森に入り七曲りの坂道でジガバチが獲物を運んでいるのを見つけました。
ジガバチ1607200026a
ジガバチ1607200026a posted by (C)雑草
ジガバチは自分よりはるかに大きい獲物・芋虫を運んでいました。
ジガバチ1607200033a
ジガバチ1607200033a posted by (C)雑草
垂直の壁を乗り越えようとしています。ジガバチは獲物に針を刺して、毒液で獲物の神経を麻痺させて動けなくしてしまうそうです。
ジガバチ1607200036a
ジガバチ1607200036a posted by (C)雑草
ようやく乗り越えることができました。
ジガバチ1607200037a
ジガバチ1607200037a posted by (C)雑草
土の斜面を登ってゆきます。
ジガバチ1607200041a
ジガバチ1607200041a posted by (C)雑草
だんだん険しくなります。土が崩れて運びにくそうです。
ジガバチ1607200046a
ジガバチ1607200046a posted by (C)雑草
垂直の上りは重そうです。獲物が動かないのでどうにかすこしずつ登ります。
ジガバチの名前は、その羽音によるそうです。ジガバチは土を固めた巣の中に、麻痺した獲物を閉じ込めそこに産卵し、幼虫が獲物を食べてから、サナギになり、そののち成虫になって巣から出てきます。
ジガバチが獲物を巣に入れるときに、似我似我(自分に似よ)と獲物に言い聞かせて閉じ込め、やがて獲物が蜂の姿に変わって出てくると考えられて似我蜂と言われるそうです。
ジガバチ1607200047a
ジガバチ1607200047a posted by (C)雑草
かなり重そうでここは少しずつ登っています。
ジガバチ1607200050a
ジガバチ1607200050a posted by (C)雑草
垂直の壁を登り切ったところで見失いました。近くに穴があったのでこの中にはいいたのでしょうか。
ジガバチは巣に獲物を閉じ込めてそこに卵を産んで蓋をしてしまいます。卵から孵った幼虫は生きて麻痺している獲物を食べますが、最後まで獲物が死なないように、命に係わる獲物の部位は最後に食べるようです。こうして、獲物が途中で腐らないようにしているとか。
コメント (2)
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