気ままなZOO

行った場所、見たもの、感じた事、気ままにねぇ…… きままなZOOです。旅のお話、動物園、水族館のお話を…

亡くなったマンタとラッコに寄せて

2007-06-22 | 水族館など

 写真は多摩動物公園のオラウータンの親子です。


小さな子供を、可愛いと思う心。
赤ちゃんを大切にしたいと感じる心。
とても素晴らしいものです。

子供の眼の輝きは、人間でも動物でも同じはずです。


でも運命は残酷です。


先日の記事で触れたマンタの赤ちゃんが亡くなりました。

またサンシャイン水族館では、
生まれたばかりのロシアラッコの赤ちゃんも亡くなりました。


報道だと、
赤ちゃんマンタは父親マンタに追いまわされ、何かに接触したことが原因と言われています。
ラッコの赤ちゃんは、お父さんラッコの歯が過って刺さったことが原因とも…。


痛ましいことです。言葉もありません。



動物園・水族館は多くの命が宿るところ。




そこは、微笑ましく楽しいところですが、
冷たい現実もあるのです。

自然界でも幼体が無事に成長するのは難しい。
動物園・水族館の中で、赤ちゃんが育つことも難しい。


命の大切さを知り、死という現実を伝えるも
動物園・水族館のひとつの使命なのかもしれません。



関係者の方の悔しさは並大抵のことではないと思います。
多くの方の尽力と看護に敬意を感じます…


亡くなった子たちに、深い黙祷を捧げます。


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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
残念ですね (pipu)
2007-06-22 23:59:19
今年の出産シーズンは、なかなか全国的にエキサイティングでしたが、今回のこの一件は実に悼ましいものでしたね。勝手な物言いかもしれないけど、フリークとして個人的に、大変ショックな出来事でした。
ただ、どちらの誕生も初だし、初めてのことがそうそう上手くゆくものではない。つくづく、野生動物の飼育の難しさを感じました。次こそは、という期待を込め、各館を応援していきたいものです。
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ショック (keroko)
2007-06-23 07:50:34
昨日のニュースで知りました。たいへんショックですね。大きな喜びの後だけに、関係者の方々の落胆と悲しみを思うと言葉がありません。これが自然の厳しさだと言ってしまえばそれまでですが、やはり自然を相手に仕事をしている身としては、考えさせられる事柄でした(*_*)また新たな希望を持って、お仕事に励んでもらいたい気持ちでいっぱいです。
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pipuさんへ (ずぅ)
2007-06-23 11:09:28
「生まれる」ということの裏には
「死」があるという現実・・・

報道も私たちも出産のニュースに
少し浮き足立ったのかもしれませんね。。。

成長するということは本当に難しいことです。
動物を飼育することの難しさを痛感する出来事でした。

いつも貴重なコメントをありがとうございます。
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kerokoさんへ (ずぅ)
2007-06-23 11:13:15
自然に対峙し、
水や空の流れに気をかけ生命を思って
お仕事をしているkerokoさんだからこそ
特別な思いでニュースを感じたのかもしれませんね。。。

動物たちの飼育にかかわった方たちの思いを感じて
ともにご冥福をおいのりいたしましょう…
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動物園で生まれる子供は (xiao)
2007-06-23 16:30:12
父親に受け入れられるかどうかが
まず第一の難関だと聞いていますが
やっぱり残念でしたね。
これはどうしようもないこととは言え
悲しいニュースでした。
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xiaoさんへ (ずぅ)
2007-06-23 19:13:11
この事故の本当の原因は分かりませんが、
報道によると父親が何かに
かかわっていたのかもしれません。
それが不慮のものでも…
痛ましい限りです。

暑くなってきました。
xiaoさんもお身体に気をつけて下さい。

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ほうとうに残念です (Haro-aqua)
2007-06-23 23:40:46
これが次への一歩になってくれることを願うばかりですね。
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Haro-aquaさんへ (ずぅ)
2007-06-24 01:10:42
本当にそうですね。
この悲しい出来事から
何か活かしてほしいと思います。。。
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知らなかった・・・ (Yukiko)
2007-06-24 15:00:58
そんなぁ~・・・

でも、自然界でもそういうことが起こっているってことなのかしら?
でも、たまに聞きますね。
ウサギとかライオンとか猿とかも、人間が考える親子の情というのとは別次元の、習性や本能があるらしい・・・。
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Unknown (KICHIOママ)
2007-06-24 21:53:28
マンタの子が亡くなったのは、gooニュースで知りました。ラッコもだったんですね。
とっても残念です。
関係者の方もさぞかし肩を落としてることと思います。
もし次があったら、今度は無事に育ってくれるといいな
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残念でしたね。。。 (ちょん)
2007-06-24 23:25:36
私もコメントをした後に、マンタの赤ちゃんが
亡くなったニュースを知りました。。。

めだかでさえ水槽に卵をみつけたら
別の所にわけておかないと、親や他のめだかに
食べられてしまったりします。
自然界ではもちろん他の動物が一番の敵ですが
狭い世界で動物を育てるのはもっと
複雑で難しいことなのかもしれませんね。

亡くなった動物達の冥福を祈りつつ、
新たな誕生を願っています。
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yukikoさんへ (ずぅ)
2007-06-25 01:14:27
yukikoさんの言われるとおりだと思います。

人間が考える親子の情ではなく、
別次元の何かがあるのでしょう…。
それは私たちには分からないのかもしれない…

いずれにしても残念な出来事です。

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KICHIOママさんへ (ずぅ)
2007-06-25 01:23:07
マンタの水族館での出産は世界初…
ラッコも日本の水族館ではへっています。
なんとか生きてほしかったのですが、残念です。
悲しんでいても、前には進みません。
大きなニュースにはならなくても
まだ他の動物の誕生のニュースもありますので、
こんど紹介します。
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ちょんさんへ (ずぅ)
2007-06-25 01:24:12
自然界の厳しさと
人間が飼育する難しさ…

まったくちがうことのようですが、
幼体が成長することの難しさにはかわりありません。

ちょんさんのたとえたメダカの例にしても
卵から無事に大人になるのは、ほんの一握りです。
厳しいですね。

亡くなった命を思いつつ、
今回のことを教訓化していくしかないのでしょうか…


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