武蔵國日記(むさしのくににっき)

土佐日記にあやかって、「女もすなる日記といふものを、中年男もしてみむとてするなり」

山の辺の道 その3

2007-08-11 05:36:44 | 随筆
円照寺から若干南に進んだところに初めての自動販売機が有りました。
そこで買った500ccのお茶の美味しかったこと。
旱天の慈雨とはこのことか。。

ビックリしたことに、冷たい水を飲んだ途端に身体中から汗が吹き出ました。
水が補給されて初めて汗が出る身体の妙技に感動を覚えました。
この一本に勇気百倍され、気を取り直して残りの道を歩き始めました。

弘仁寺を過ぎて野球グランドを取り巻く様に坂を降り
白川ダムのほとりを抜けたところまでは予定通りでしたが
SHARPの研究所の横、名阪国道をくぐったあとからまた道が難しくなります。
水道のタンクの間の細道を上って竹薮に入るとヤブ蚊が襲って来ます。
ほうほうの態で抜けたあとは天理高校の実習農場を横目に見て道なりに一旦県道に出た後、
約200mほど歩くと、何の脈絡も無い道標の出現部分で東方に上る畑の山道に入ります。
(ここが一番分かりにくかった。)
その後は草ぼうぼうの荒れ道を石上神宮まで完歩しました。
めでたし、めでたし。

しかし、平日の炎天下とは云え
一人のハイカーの方とも出会うことは有りませんでした。

このblogをお読みになられた何処かの好事家の人にアドバイス。
山の辺の道の北半分は、食料/水を準備して挑んで下さい。
あと、公設のトイレは白川ダム湖の駐車場に有るだけです。
http://www.pref.nara.jp/shinrin/shizenkoen/outline/tokai/tokai_map.jpg
ネットで探しまくったら、同じルートを長谷寺まで一日で完歩された健脚のHPを見付けました。
http://homepage3.nifty.com/kkoon/road/n_tokai/a5_nara/record.html
すごい!


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