武蔵國日記(むさしのくににっき)

土佐日記にあやかって、「女もすなる日記といふものを、中年男もしてみむとてするなり」

白い紙と五行思想

2022-12-06 15:46:22 | 随筆
中国の「ゼロコロナ政策」が、転換点を迎えようとしている。

行き過ぎた封じ込め方法と現在の弱毒化したウイルスの病原性が乖離しているのは、
素人でも肌身で感じる。

専門家と称する人間たちはそのプライドから、自説の誤りを容易に改めないものである。
「まだまだ、分からない。」
「そう言う意見もあり得る。」などと、のらりくらりと物ごとの本質を見ようとしない。
これは、コロナに限らず、戦争でも、日本の金融政策でも、原子力行政でも、みな同じ。

さて、今回の講の主題はこう言ったボヤキではなく、
中国のコロナ政策への抗議に対する「白い紙」について。

白い紙、、、確かにメッセージの書かれていない紙を掲げるだけならば、
当局が取り締まるのには理由が見出しにくい。
上手い考えだと思う。
しかし、同時に思い付いたのは、「五行思想」の色。
現在の共産党中国のイメージカラーは、もちろん 赤。
五行思想になぞらえば、相克の場合、赤を克すのは 黄色 あるいは一つ飛んで白。
赤の政府を倒すのは、黄ないしは白のイメージカラーの政体。

その昔、殷は白、秦は黒、漢は赤、清は黄が聖なる色だったような??

白い紙には、こう言った深意が隠されているように思えてならない。

そういえば、少し前に 法輪功 と名乗る健康集団が中国共産党を脅かす邪宗として取り締まられたが、
そのイメージカラーが 金(白)だったか???

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