武蔵國日記(むさしのくににっき)

土佐日記にあやかって、「女もすなる日記といふものを、中年男もしてみむとてするなり」

MumpsとSARS-CoV-2

2020-06-28 21:36:35 | 随筆
今日、東京都のSARS-CoV-2新規感染者数が60名を超えたと報道があった。
また若年者の感染者割合が高いとのこと。

自粛期間を終えて人々の動きが再開すれば、それに伴って感染リスクが上がるだろう。
また若年者が活発に動き回れば、感染する機会も多いのはものの道理。

残念なことに報道では、重症感染者や死亡者の属性を明らかにしていないので、
一体 どういった人たちが感染して、発症して、重症化して、そして亡くなっているか?
さっぱりわからない。

そういった明らかにされた数字が無い中で、あくまで想像するしかないのだが、
このSARS-CoV-2の感染症は、若年であればあるほど、
健康に影響が無いレベルで感染が自己収束するのではないだろうか?

逆に言えば、高齢者になってから感染するほど重症化するならば、
これはおたふく風邪(流行性耳下腺炎:Mumps)と同じような経過をたどる病と考えられなくもない。

おたふく風邪のように感染一回で終生免疫を得られるかどうか? は不明ではあるが、
現時点で有効なワクチンが存在しない以上、
子供を含めた若年者にマスクを強要して感染させない無垢な状態におくことは、
若年者が何れ歳を取るということから考えた場合、
人類全体の生き残りに対し、
全く百害あって一利なしという方策というほかない。

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