武蔵國日記(むさしのくににっき)

土佐日記にあやかって、「女もすなる日記といふものを、中年男もしてみむとてするなり」

攘夷か開国か?

2011-11-06 08:20:43 | 人間観察
最近のTPP(環太平洋パートーナーシップ)の論議の行方を見ていると、
「龍馬伝」の場面を彷彿とさせる。

国を開くか?鎖国を守り続けるか?
各業界が自陣営の利益を図りながら、国論を二分してやり合っている。
終いには、切り合いが始まるかも。

何れにしても保護行政に馴らされた業界は
世界の荒波に揉まれたら沈没の結末しか得られない。
”ピンチは最大のチャンス”とは、よく言い成らされている。
保護のぬるま湯から、そろそろ出る時ではあるまいか。

国債発行残高が1000兆円を超えた今の日本。
幕末のにっちもさっちも行かなくなった時代と瓜二つ。
制度を大きく変えることで、この国難を乗り越えなければ、
ギリシャの二の舞になるのは火を見るより明かだ。


2 コメント

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政治研究会(名前検討中 TPP (村石太レディ&新撰組&海援隊)
2011-11-06 10:47:42
TPP問題は 開国 鎖国という問題なのだろうか?日本とアメリカ 世界の中の日本
日本の食糧自給率 第一次産業の苦しみ かつて 農耕民族といわれた日本 
日本という国の産業と仕事 島国日本 どうなるかなぁ?
TPP問題 簡単なようで 難しいかなぁ

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国の形 (筆者謹言)
2011-11-20 16:03:15
コメントへの返事 遅れました。
申し訳ありません。

TPP論議、もう少し自分なりに解釈を進めてみました。
そして至った結論は、「過去との決別が出来るか?」を問われているのではないかと云うこと。
つまり、変化し続ける地球社会の流れのなか、新しい環境を受け入れられるのか?
或る一つの世代では大ごとの犠牲であっても、数世代を経て振り返ってしまえば「必然」の変化であると。
歴史の大きなうねりの中で、或る世代が犠牲を払うことは
避けられないのではないか?
そうして人は何世代も連綿と命を繋いできた。

正解は、歴史が決めることになるのでしょう。
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