兄弟牆(かき)に鬩(せめ)げども、外(そと)その務(あなどり)を禦(ふせ)ぐ
国内が不穏になると、指導者は必ず外敵をつくる。
そうすることによって、国内世論を纏める手掛かり得る。
しかし、その手法は或る意味劇薬だろう。
仮想敵国にされた相手国との関係は悪化の一途を辿り、
一触即発の火遊びとなる。
しかし、政治家主導のナショナリズムに煽られ、
「つべこべ言う奴には、一発食らわしてやれ!」
勇ま . . . 本文を読む
毎年、8月15日の終戦記念日前後には先の大戦を検証する番組が数多く放送される。
最近の主旨の一つは、”何故、もっと早くに終結の判断が出来なかったのか?”
今の冷静な目で見てみれば、
原爆を落とされるまでに幾つものチャンスが有ったのは間違いない。
しかし、国を動かしていた人達の論理はまた一々尤もらしい理由付けで、
戦争継続こそが国益に叶うと云う結論に帰結していた。
テレビでは、その部分を”おかし . . . 本文を読む
歴史を見る限り、中華帝国は紀元前から膨張政策をとり続けている。
未知の地に一人二人の使者を派遣した後、
その地が美味しいと分かるといきなり獲りに行く。
帝国にとって、四方はみな蛮族。
王化の光を当ててあげることこそ良いことと信じている。
何とか話し合いで、、、と云うのは、
言うは易く、行なうは難し。
新聞の声の欄の投書の主に訊いてみたい。
隣地のと境界問題で揉めない御近所さんは居ない。
”あな . . . 本文を読む
連日のオリンピック報道 ”ちょっと食傷気味”。
とは云うものの、今朝のサッカーの結果は気になった。
決め切れなかったチャンスの後の二失点。
決定力を欠いたシュートの後、ガッカリしているところをつけ込まれている。
今の日本の状態を象徴していた様に見たのは穿ち過ぎか。
”残念!”と日本選手がピッチを叩いているうちに、
前線に穴が空いて、一気に攻め込まれて失点している。
失われた20年を悔やんだり . . . 本文を読む