民衆は絶えず肥大する自己の利益を求めるだけで、決して満足することを知らない。
一つの不満が解消され、一旦生活の危機が去っても
また新たな不満の種を見付ける。
大政翼賛が先の戦争に突き進んだことを考えれば
衆論が纏まるところに常に正しさが有るとは思えない。
中国のような一党支配の独裁も避けたいものだが
この世に生きる皆が満足するような理想郷は有り得ない。
ある程度、少数の意見を切り捨て我慢してもら . . . 本文を読む
ある事象を動かそうとするとき
トップダウンで行くか?或いはボトムアップで行くか?
民主主義は衆論をもってより正しい結論が導き出されると云う幻想の上に成り立っている。
しかし、かつてギリシャがオストラシズムをもって独裁者の出現を拒んだ挙げ句滅んでしまったことと
今の日本の過度な清廉政治を求める国民ヒステリーが重なってしようがない。
http://ja.wikipedia.org/wiki/陶片追放 . . . 本文を読む
あるクライアントの事務所。
二階の壁全面ガラスから見える風景はまさに冬枯れの景色。
欅は葉を落とし、一本ある桜も冬篭り。
午後三時を過ぎれば、傾いた太陽の光は弱弱しく今まさに冬至。
一陽来復
オフコースの唄に、「冬は夏に憧れて、冬は夏に帰りたい。」と云う一節が有ったが、
私はどうにも寒いのは苦手だ。
ダラダラの汗を流していても夏が良い。
とは云うものの、妻は冬が良いのだそう。
. . . 本文を読む
米軍基地 移設問題。
代替地選択について。
日本人の通例として、重大な選択が迫られたとき
必ず現状維持の結論が優先されますな。
何をどうするか?期限はいつ?と言った契約事は、
「まあ、結論は急がずに。様子見で追々。。」なんて会話が殆ど。
切羽詰らなければ、動かない、動けない。
我々のクライアントも殆どがそうだし、、、。
裁判も、土地登記の問題以外は殆ど契約書のサインも実印も
「十分な説明がなさ . . . 本文を読む
世界の幾つかの国での話。
先住民族に対する贖罪と保護名目で
居留地と生活維持の為に補助金を出す政策を推し進めた。
その結果どうなったか。
アルコール中毒患者と日がな一日怠惰に暮らす廃人のような人を大量に作った。。。
政策のため、耕作放棄に対して補助金を出すようになった。
結局、農地が荒れ農家の耕作能力が低下した。
政策のため、漁業権を放棄する代わりに補助金を出した。
結局、海が死に魚も海苔も . . . 本文を読む
国会が終わった。
一体何だったんだ?
景気対策と低所得者対策の美名の下に
バラ撒きが議論されただけではないか?
税収が落ち込む中、あれもこれもに補助金が付けられるのは如何か?
この国をどうしたいかと云う議論抜きに、ただ単にお金を渡しても
全く生きたお金にならないだろう。。。
次年度の税制大綱では扶養者控除が消えるらしいが、
それはそれとして、収入(歳入)が落ち込むのならば、
支出(歳出)も身の . . . 本文を読む
氷雨振る昨日の通勤路の地下鉄、やってきた列車の目の前の車両
めちゃめちゃ空いてました。
先の車両群がそこそこ混んでいるのと見事な対照。
半分ラッキーと思いながら、目の前に止まったその車両に乗り込んで
空いている席に座った途端その理由が分かりました。。。。
”く、くっさぁ~~。”
有り得ない様な臭いが車両内を充満しています。
先日の”塩酸瓶破損事件”のことが頭をよぎりました。
しかし、今回はそん . . . 本文を読む