武蔵國日記(むさしのくににっき)

土佐日記にあやかって、「女もすなる日記といふものを、中年男もしてみむとてするなり」

やっちまった

2010-08-31 07:35:06 | 随筆
アンダーシャツ、、朝出掛けに”ちょっと臭うな”と感じたが、 ”まあ大丈夫か”とタカを括ったのが大失敗。 時間を追う毎にどんどん臭ってくる。 高校の部室の臭いと云うか スポーツクラブの臭いと云うか まさしく電車の中のオッサンの臭い。。。 デオドラント剤をつけたら、今度はますます甘臭くなり饐えたようになってしまった。 我ながら、ゲロが出そうになってしまった。 お陰で昨日一日仕事が手に付かなくて。 帰 . . . 本文を読む

一代の不覚人

2010-08-27 05:57:52 | 人間観察
その昔、戦国期 元亀天正の時代。 織田信長の遺児の一人に、織田信雄公という人がおったそうな。 http://ja.wikipedia.org/wiki/織田信雄 父信長に似ず、軽躁な人であったらしい。 本人は、右大臣家の筆頭後継者として ”自分は馬鹿ではない” と思っていたらしいが、 その実、小牧長久手の戦いの折には、 家康からも秀吉からも好いように利用され、 その馬鹿さ加減を露呈した。 翻っ . . . 本文を読む

官と民

2010-08-18 20:32:40 | サラリーマン
議員歳費の日割り論議に付随して、 議員の公設秘書の給料も月払いにするか?日割りにするか? 揉めているらしい。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100814-00000075-san-pol 不透明な時代と謂われて久しい。 主張は様々だが、民間では突然の倒産やリストラのリスクと戦っているならば その”恐怖”も議員も秘書も知るべきだとの主張には心情的には頷くも . . . 本文を読む

晩節

2010-08-17 15:17:36 | 人間観察
暴れん坊だったある政治家が逮捕された映像を観た。 お爺さんになっても、それ相当の面構えだけれど 傘寿を過ぎての逮捕劇は、やはり萎れて見える。 人生の終わりに如何なる運命が待ち受けているのか? 現役のとき、”結構上手くやったぜ!”なんて 黒い噂の中、泳ぎ切ったと思ったら 最後に大波に呑まれたと云うべきか。 逃げ切れたと思っていても、天網恢恢疎にして漏らさず。 人生の終焉を獄に繋がれてクサイ飯を食 . . . 本文を読む

天才家と努力家

2010-08-11 08:45:57 | 人間観察
有名歌手が無期限休業を宣言するケースが多い。 病気や体調不良、私生活の問題、、、理由はいろいろ有ろう。 しかし得てして、”溢れる才能”を生かし、メガヒット連発に恵まれた人ほど あっさり辞めてしまうような気がする。 本人の真の思いを推し量る術はないが、 出す作品出す作品が次から次へと売れれば、 売れない者の苦しみも、売れない時の淋しさも知る由もない。 しかし才能の命ずるままに創造し続けるのは並じゃ . . . 本文を読む

帰ってきた”北山修” その2

2010-08-07 07:48:09 | 随筆
期待に胸を膨らませて拝見した。 講義の模様は4日間にわたって対談とコンサート、過去の映像を交えて構成されていた。 講義にテレビカメラが入って緊張されている心情が垣間見られるが 恐らくいつもと同じように講義が語られだした。 実は第一日目の放送が終了した後は、”????”が付いていた。 話のスジが見えなかったのだ。 しかし、回を重ね、幾つかの過去と現在を結ぶ糸が繋がっていくうち 彼が何故、メディア . . . 本文を読む

帰ってきた”北山修”

2010-08-05 07:06:57 | 随筆
”きたやまおさむ”と云う名を聞いてピンと来る人は ある一定年齢以上の人か、或いは精神系の業界の人か? 言わずと知れたフォーククルセダーズのメンバーの一人である。 http://ja.wikipedia.org/wiki/北山修 以前のこの拙稿にも書いたが、 自分が高校生だったころ、ニッポン放送のオールナイトニッポンで 彼は”自切俳人”の名でパーソナリティーを務めておいでだった。 毎回、深く精神に . . . 本文を読む