武蔵國日記(むさしのくににっき)

土佐日記にあやかって、「女もすなる日記といふものを、中年男もしてみむとてするなり」

服を捨てるとき

2005-04-28 08:32:31 | 随筆
季節が巡り、もう寒くなることも無いとの気象庁からのご託宣です。 いよいよ本格的な衣更えの時期です。(遅いか?)明日からの連休中に片付けなければなりません。 さて衣更えで来シーズンに残せると判断したものは良いのですが、逆に「もう無理かなあ。」と判断して服を捨てるとき、貧乏性なのでしょうがちょっとした思い切りが必要です。 「もったいないなあ、未だもう少し着られるかな?」といつも罪悪感がよぎります。 と . . . 本文を読む

blogユーザーの怒りの矛先

2005-04-27 08:01:34 | 随筆
ちょっと時間があったので、gooスタッフさんの告知ページを巡っていたら、サーバー不良のことについてのページに出会いました。 驚いたことに、コメント欄には悪口が有るわ有るわで大騒ぎだったんですね。 確かに時間を掛けて思いを入れて書いたblogの文章が、ボタン操作一発で消えてしまったらもの凄い虚無感と徒労感に襲われ、怒りのぶつけどころを求めてしまうのは頷けますが、、、でも一部を除いて殆どのユーザーさん . . . 本文を読む

魔女狩り

2005-04-26 12:32:51 | 随筆
昨日起きたJR西日本の脱線転覆事故、大変な事故です。 さて、昨日来より事故原因の追及が始まっていますが、さまざまな報道上直接的な表現は避けているものの、電車の運転士さんの動向に注目が集まっています。 確かに直接的に電車を運転していたのは運転士さんであり、報道されているように遅れを取り戻すべく若干急いでいて制限速度をオーバー気味に走っていたのは事実なのでしょうが、それが事故原因の総てなのでしょうか。 . . . 本文を読む

匂いと臭い その2

2005-04-25 08:09:40 | 随筆
臭いと云うものについて、自分が敏感過ぎるのかと思っていたのですが、実は職場の女性達も充分気付いていました。 わざとそういった話題を振った訳ではありませんが、件の方の話が話題に上りました。(ゴールデンウイークの海外旅行のお土産に香水を買うと云ったようなことから話が派生したのです。) そうなると話が出るわ出るわで、止めどなくなりました。 しかし、「あんた、臭いですよ。」とは、誰も本人に向かっては云えま . . . 本文を読む

匂いと臭い

2005-04-22 11:16:47 | 随筆
perfumeとodorと訳すのでしょうか。 香水と履き古した靴下のにおいで代表されるかも知れませんが、実際にはそれは紙一重というか、あくまでTPOによる場合が多いと思います。(食事の際の強い香水は苦手です。) しかし、最悪なのは臭いを隠すために匂いを使おうとすることだと思います。 臭いの中に匂いが混ざったとき、言いようのない不快感が漂います。 ウ~ん、職場にお一方いらっしゃるのです。 「部屋干し . . . 本文を読む

中国問題に付いて その3(嘉峪関から山海関まで)

2005-04-20 08:23:58 | 随筆
今回、筆者が中国問題を取り上げていることに付いて誤解を避けておきたいのですが、 筆者は中国が嫌いでこの話を続けているのでは有りません。むしろ好きです。 筆者は学生時代から通算して計5回中国国内を旅行しています。 一度はバックパックを背負って気まま旅をしたこともあります。そして今でも何人かの大切な友人を持っています。 その中で今から15年前になりますが、万里の長城の西の端である嘉峪関を訪れたことが . . . 本文を読む

中国問題に付いて その2(我が国に子産は居ないのか?)

2005-04-19 08:26:16 | 随筆
国と国の関係とは、歴史を振り返れば「ほどほど」のところで手を打つなんてことは無いのかもしれません。圧倒的な力の差が有れば、必ず一方が一方を飲み込んでいます。 一見に平和に見えていても、それはたまたま力が均衡していてお互いに動けなかった副産物であり、妥協の産物であることの方が多いと思います。 仕事をして行くなかでも、独立独歩で組織内の複雑な人間関係の中を遊泳して行くことは難しいと思います。 特に優秀 . . . 本文を読む

中国問題に付いて

2005-04-18 08:04:17 | 随筆
政治向きや宗教絡みの話は避けたいと考えていますが、最近の中国問題に付いて一言だけ。 私のblogのテンプレートにも自己紹介していますが、私は司馬先生や宮城谷先生の著作が大好きです。特に宮城谷先生の春秋戦国期の中国に対する造詣の深さには尊敬を通り越して、恐れさえも感じます。 さて、その中で古代中国の歴史から今の日本と中国の状態を投影してみれば、いとも簡単に今回の中国の人達の考え方や行動が解き明かさ . . . 本文を読む

ロマンスカー;Romance car

2005-04-16 08:37:24 | 随筆
小田急電鉄の特急の愛称です。 うちの同僚(彼は英語がかなり出来るのです)が、このロマンスカーの中で聞いた会話です。 後ろの席に座っているアメリカ人と思しき二人の外国人男性がしゃべっていたそうです。(以下、邦訳で) 「ロマンスカーって何だろ?どういう意味?」 「だから、愛のくるまだろ。」 「愛のくるまって何よ?」 「だから何か、その、、”愛” らしいものがあるんじゃない?」 「訳わかんない???若い . . . 本文を読む

花散らし

2005-04-14 14:20:53 | 随筆
首都圏は花散らしの雨が上がり、三日振りの青空です。 桜の花は無惨ですが、ケヤキの新緑が眩しいです。 雨は植物を育てます。そういえば二十四節季の一つ「穀雨」が近いんですね。 最近何となく電車が混んでいるなあと思っていたら、実は入学式直後の学生さんや就職直後の新人さんが早めの電車に乗っているんでしょう。(前にも書きましたが、私は混んだ電車が嫌いなのでかなり早めの電車に乗ってます。) 一ヶ月もすれば、 . . . 本文を読む